スチビンとは? わかりやすく解説

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スチビン

分子式H3Sb
その他の名称Antimony hydride、アンチモンヒドリド、Antimony trihydride、Trihydrideantimony、Stibine
体系名:トリヒドリドアンチモン、スチビン


スチビン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/14 08:05 UTC 版)

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スチビン
識別情報
CAS登録番号 7803-52-3
ChemSpider 8992 
日化辞番号 J95.847F
特性
化学式 H3Sb
モル質量 124.784 g/mol
外観 無色気体
密度 5.48 g/L, gas
融点

−88 °C, 185 K, -126 °F

沸点

−17 °C, 256 K, 1 °F

other solventsへの溶解度 不溶
構造
分子の形 三角錐形
危険性
EU分類 Xn
N
NFPA 704
4
4
2
Rフレーズ R20/22 R50/53
Sフレーズ (S2) S61
引火点 可燃性気体
関連する物質
関連物質 アンモニア
ホスフィン
アルシン
ビスムチン
トリフェニルスチビン英語版
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

スチビン (stibine) は、化学式 SbH3、分子量 124.78 の、アンチモン水素化物である。水素化アンチモン (antimony hydride) とも呼ばれる。IUPAC系統名では、スチバン (stibane) と表される。

性質

沸点 −18 ℃、融点 −88 ℃ で、比重 2.26 g/mL (−25 ℃)。CAS登録番号は [7803-52-3]。ニンニク様の臭気のある、無色の気体には溶けにくく、エタノールに可溶。

室温では徐々に、200 ℃ では急速に分解し、金属性アンチモン、水素を生じる。この分解反応は自己触媒的に起こり、爆発的な反応になりえる。

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