ゴングとは? わかりやすく解説

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ゴング【gong】

読み方:ごんぐ

銅鑼(どら)。

鉦鼓(しょうこ)。銅鼓金鼓

ボクシングなどで、競技の開始や各ラウンド開始終了知らせる鐘。

「ゴング」に似た言葉

ごん‐ぐ【勤求】

読み方:ごんぐ

仏語つとめて仏の教え求めること。


ごん‐ぐ【×求】

読み方:ごんぐ

[名](スル)仏語喜んで仏の道を願い求めること。


欣求

読み方:ゴング(gongu)

よろこんで求めること


ゴング

名前 Gong

欣求

読み方:ゴング(gongu)

作者 中上健次

初出 昭和50年

ジャンル 小説


ゴング

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/14 22:47 UTC 版)

ゴング
各言語での名称
Gong

インドネシアガムランで用いられるゴングのセット
分類

体鳴楽器

クメール式のゴング。ベトナムチャーヴィンのクメール民族文化博物館にて。中央に演者が座って演奏する。

ゴング(gong)は、体鳴楽器に分類される打楽器の一つ。音程のある銅鑼

タムタムとの違い

タムタムとの大きな違いは、音程があるという点であり、これは、中央にある丸みをおびた凸部による。ただし、金属製で鉢状の物もここに分類されるため、全てに当てはまるというわけではない。

作曲者によってはタムタムと混同している場合がある。区別する方法として、具体的な音程の指定がない場合には、ゴングではなくタムタムを使用すると考えてよい。

マーラー交響曲第2番において、高い音と低い音の指定があるタムタムが出てくるが、具体的な音程の指定がないので、この場合は、サイズの違うタムタムを使用する。

ゴングの発祥地は東南アジアといわれている。ここでも中国が由来のタムタムとは異なる。

種類

奏法

通常は中心の突起の部分を撥で叩く。これにより、明瞭な音程を持った音響を得ることが出来る。

中心より離れた平面を叩いても音は鳴るが、はっきりした音色は得られない。これは通常の奏法ではない。

撥は通常の打楽器用のマレットの他、大きめのゴングには専用の太い撥を用いる。

使用楽曲

利用

格闘技

新木場1stRINGのゴング

ボクシングプロレス等、格闘技系の試合の際に各ラウンドや試合の開始・終了などを知らせるために用いられる[3]。また、引退試合、物故者に対する追悼式では「テンカウントゴング」としてクライマックスに10回鳴らす。ボクシングで“ノックダウンされてから10数える間に立ち上がれないと負けで試合終了”にちなむ。

使用されるゴングは直径30cm前後の真鍮製の深皿を伏せた形状で、木槌で叩いて鳴らす。

ヨーロッパではゴングではなく鐘を使用する場合もある。

また、資金が限られている零細インディー団体では日用品を改良してゴング代わりに使用する場合もある。一方、新北京プロレスでは興行の演出としてゴングの代わりに銅鑼を使用していた。

UFCではラウンド終了はゴングではなくブザーで知らせる。また、プロフェッショナル修斗パンクラスではラウンド開始・終了ともホーンを使用する。

船舶

船舶では船員等の食事や集合、出港時の見送りの人々の退船喚起などの合図に使われた[4]

鉄道車両

鉄道車両では路面電車警音器として足踏み式のゴングが装備されていたことがある。

脚注

出典

  1. ^ コトバンク - ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典”. 2016年6月22日閲覧。
  2. ^ weblio英和辞典”. 2016年6月22日閲覧。
  3. ^ セレス小林、『ボクシング上達BOO』、成美堂出版、2004年、150ページ、ISBN 4-415-02266-9
  4. ^ 池田勝, 「古今(こきん)用語撰」『らん:纜』 17巻 1992年 p.43-46, doi:10.14856/ran.17.0_43、2020年6月19日閲覧。

関連項目

参考文献

  • 網代啓介、岡田知之著 『新版 打楽器事典』 音楽之友社、1994年

ゴング

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/20 02:37 UTC 版)

ミケット・ジローディ」の記事における「ゴング」の解説

当時スティーヴ・ヒレッジガールフレンドであったジローディは、1974年3月にゴングにボーカリストとして彼とともに加わり前年ジリ・スマイス交代していたダイアン・スチュワート=ボンドに代わって加入した。スマイスは1974年一時期にゴングへ戻り、ジローディは7月バンド戻ってきた。ヒレッジとジローディは1975年終わり一緒にバンド脱退した。 ジローディは、1974年アルバムユー』に「バンバローニ・ヨニ (Bambaloni Yoni)」(Wee voices and Chourousings <原文ママ>)として登場しまた、スタジオ・アルバム『砂の迷宮 - シャマール』(1975年)の1曲と『LIVE ETC. (ライヴ)』(1977年)の4曲に登場する。さらに、アーカイブ・リリースである『ライヴ・イン・シャーウッド・フォレスト』(2005年)にも参加している。 ジローディはスティーヴ・ヒレッジと共に2006年以降さまざまなショーのためにゴングの再結成参加し、同ラインナップ2009年にニュー・アルバム『2032』をリリースした

※この「ゴング」の解説は、「ミケット・ジローディ」の解説の一部です。
「ゴング」を含む「ミケット・ジローディ」の記事については、「ミケット・ジローディ」の概要を参照ください。

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