gross
「gross」とは、全体の・大まかな・大きいなどのことを意味する表現である。
「gross」とは・「gross」の意味
「gross」とは、「全体の」「大まかな」などの意味を持つ英単語である。他にも「太った」「生い茂った」「汚い」「グロい」など様々な意味を持っている。「gross」のスラングとしての意味
「gross」は、一般的に「全体の」、「大きな」といった意味で使われるが、スラングとして用いられることも多い。スラングの意味としては、「非常に不快な」「気持ち悪い」「ぞっとする」「嫌な」などが挙げられる。若者がよく用いる表現で、日本語の「キモい」に似たニュアンスとなる。見た目が気持ち悪い物を見た時、気分が悪い時、食べた物が不味かった時など様々なシーンで使うことができる。「gross」の発音・読み方
「gross」の発音記号は、米国英語が「gróʊs」、英国英語が「grˈəʊs」である。「g」は「グ」、「róʊ」は「ロォゥ」、「s」は「ス」と発音する。カタカナでネイティブの発音を表記すると、「グロォゥス」となる。「gross」の比較級・最上級
「gross」の比較級は「grosser」もしくは「more gross」、最上級は「grossest」もしくは「most gross」である。「gross」の語源・由来
「gross」の語源は、ラテン語の「grossus(大きい)」である。「gross」と「net」の違い
「gross」と「net」では意味合いが異なる。「gross」は「全体の」、「net」は「実質」という意味を持つ。ビジネスにおいてもよく用いられる英単語で、「gross」は給与や利益などの全体の金額、「net」は経費や控除、税金などを差し引いた純粋な利益や給与の金額を意味する。「gross」を含む英熟語・英語表現
「so gross」とは
「so gross」とは、「すごく汚い」、「すごく気持ち悪い」といった意味合いの表現である。例えば、「He has not taken a bath for days. So gross.(彼は何日もお風呂に入っていない。すごく汚い。)」、「A cockroach appeared in my room. So gross.(部屋にゴキブリが出た。すごく気持ち悪い。)」のように用いられる。一般的な表現というよりは、俗語として使われることが多い表現だ。
「that's gross」とは
「that's gross」とは、「それは気持ち悪い」、「それはぞっとする」といったニュアンスの表現だ。口語でよく用いられる表現で、何か気持ち悪いものを見た時や、汚いものに対して「That's gross!」と表現される。
「you are gross」とは
「you are gross」とは、「あなたは気持ち悪い」といった意味の表現である。気持ち悪いと感じる人、汚いと感じる人に対して「You are gross!」という表現が使われる。
「gross domestic product」とは
「gross domestic product」とは、「国内総生産」のことである。「GDP」と略されることもある。一定期間内に国内でどの程度の付加価値が産出されたのかを表すものが、「gross domestic product」だ。
「gross profit」とは
「gross profit」とは、「売上総利益」を意味する表現だ。例えば、「This year, the company posted its highest gross profit since its inception.(今年度は、創業以来最高の売上総利益を計上した。)」のように用いられる。
「gross weight」とは
「gross weight」とは、「総重量」を意味する表現である。例文にすると、「The gross weight of plastics produced in the world is more than 200 million tons.(世界で生産されるプラスチックの総重量は、2億トン以上にもなる。)」のようになる。
「gross margin」とは
「gross margin」とは、「粗利益」を意味する英熟語である。売上高から売上原価を差し引いたものが「gross margin(粗利益)」となる。
「gross」の使い方・例文
「gross」は、「全体の」、「差し引きなしの」といった意味で用いられることが多い。例えば「His gross income this year is over 10 million yen.(彼の今年の総所得は1,000万円以上だ。)」、「The gross profit for the current fiscal year exceeded 1 billion yen.(当年度の差し引きなしの利益は、10億円を超えている。)」のように表現できる。「gross」を用いた例文は、他にも以下のようなものがある。・This research document contains only gross figures.(この研究資料には、大雑把な数値しか記載されていない。)
・The representation of this film is gross and unwatchable.(この映画の表現はグロくて見ていられない。)
・His gross behavior is unbearable to watch.(彼の下品な振る舞いは見るに堪えない。)
・You should not use gross language.(下品な言葉遣いはしないほうがよい。)
グロス【gloss】
グロス【gross/(オランダ)gros】
グロス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/11/03 15:02 UTC 版)
グロス
Gross
- 十二進法による数量の単位で、144(=122)。12ダース。1728(=12グロス、123)をグレートグロスや大グロス、120(=12×10)をスモールグロスや小グロスという。
- 「全体で」、「総体で」という意味の英語。反義語はネット。
- グロス重量、グロスウエイト - gross weight。風袋(包装、パレットなど)を含めた全重量。
- グロス軸出力 - 日本工業規格で定められた自動車用エンジンの出力測定方法のひとつである。基本的にクランク軸で行われるが、エンジンとギアボックスが構造上不可分の場合はギアの出力軸で行う。測定値の表記には「グロス」または「グロス値」などと注釈付記される場合がある。測定においてエアクリーナーやブローバイガス還元装置、触媒装置は装着義務がなく、排気マニフォールドより下流の排気系は測定者の都合の良いものを装着する。水冷エンジンではラジエーターおよびファンは装着しない。完成した自動車の実装状態に近いネット軸出力に比べ吸排気抵抗と冷却水循環抵抗が低く数値は高めになる。鉄道、船舶、航空機および大型貨物自動車(主に米国において)など、エンジンメーカーが公表する製品諸元を基に、車・船・機体メーカーが動力源を選択する分業形態には便利であり、またこれらは実装上の制約が低いため出力損失は小さいが、車室空間の確保と小型化が最優先される乗用車は次第に制約が大きくなり、加えて触媒の装着で実装状態との乖離が甚だしくなった。このため1985年8月以降の新型車から、公表する出力値はネット軸出力へ測定方法を変更された。米国でも1970年以前は同様のグロス測定方法を行っていたが、1971年からネット測定方法へ変更した。
- グロススコア - ゴルフ用語。18ホールでの総スコア。ハンディキャップを引く前の打数。グロスよりハンディを引いた後のスコアはネットという。
- グロスタイム - マラソン大会の公式記録となる、号砲が鳴った時からフィニッシュするまでの時間。大規模な大会では、号砲が鳴ってから、選手個人がスタートラインまでたどり着くのに数分間かかることも多く、実際にスタートラインをこえてからフィニッシュラインを超えるまでにかかった時間は、参考としてのネットタイムという。
- グロス密度 - 住宅地の人口密度に関し、一定区域の総面積に対する人口の密度をグロス密度という。面積には、道路や公園など、住宅の宅地以外の土地を含んだ総体に関する密度であるため、正味の値であるネット密度と比較し、値が低くなる。
- 「程度のひどい」、「目立つ」、「肉眼でわかる」という意味の英語。例えば肉眼的出血をgross hemorrhage という。
- 「丸ごと」、「全体で」、「まとめて」という意味の和製英語。類義語はホール(whole)、反義語はパート、パーシャル(part、partial。部分)やインディビジュアル(individual。個別)など。「グロス注文」「グロス発注」「グロス請け」などと使われる。
姓
ドイツ語・グロース(Groß, Gross)に起源する姓で、ユダヤ人に多い。
- ウェイン・グロス (1952 - ) - アメリカの野球選手(三塁手)、MLBオールスターゲーム1回選出、通算727安打・121本塁打
- エミル・グロス (1858 - 1921) - アメリカの野球選手(捕手)、通算291安打
- キップ・グロス (1964 - ) - アメリカの野球選手(投手)、最多勝利2回、NPB通算55勝
- グレッグ・グロス (1952 - ) - アメリカの野球選手(外野手)、通算1073安打
- ゲイブ・グロス (1979 - ) - アメリカの野球選手(外野手)、通算349安打、リーの息子
- ケビン・グロス (1961 - ) - アメリカの野球選手(投手)、MLBオールスターゲーム1回選出、通算142勝
- ジョーダン・グロス (1980 - ) - アメリカのアメリカンフットボール選手(タックル)、プロボウル3回選出
- デイビッド・グロス (1941 - ) - アメリカの物理学者、ノーベル物理学賞受賞(2004年)
- ドン・グロス (野球) (1931 - 2017) - アメリカの野球選手(投手)、通算20勝
- パスカル・グロス (1991 - ) - ドイツのサッカー選手(MF)
- ボブ・グロス (1953 - ) - アメリカのバスケットボール選手(SF)、通算4567得点
- ミヒャエル・グロス (1964 - ) - ドイツ(旧西ドイツ)の競泳選手
- リー・グロス (1953 - ) - アメリカのアメリカンフットボール選手(センター)、ゲイブの父
Gloss
- 英語で光沢、艶のこと。色、塗装、印刷用語。反義語はマット(matte、matt)。
- 化粧品の一つ。リップグロス、フェースグロスなどがある。
- GLOSS - 日本の音楽グループ、Foxxi misQの1枚目のアルバム。
- 言語学で、グロスとは、例文とその意訳の行間に付される注釈のこと。
関連項目
グロス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/09 00:50 UTC 版)
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「グロス」の例文・使い方・用例・文例
- ボタン 1 グロス[10 グロス].
- 12グロス 《1728 個》.
- イングランド南西部のグロスターシアのセバン川の都市
- グロスターシアで始まり、セヴァーン川の河口に注ぐブリストルを通って流れているイングランド南西部の川
- 12グロスと等しい基数
- ネグロス島という島
- グロスレーティングポイントという,広告への延べ注目率
- 最も有名なものの1つは,ネグロス島最大の都市,バコロドのマスカラ・フェスティバルです。
- 当時,世界市場での砂糖の価格が暴落し,砂糖産業に生計を頼っていたネグロス島の人々は経済危機に直面しました。
「グロス」に関係したコラム
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