エンドとは？ わかりやすく解説

別表記：エンド

「endo」の意味・「endo」とは

「endo」は、ギリシャ語の接頭語で、「内部」や「内側」を意味する。生物学や化学などの分野で頻繁に用いられ、特定の構造やプロセスが体内や分子内部で起こることを示す。例えば、「endothermic」は熱を吸収する反応を、「endocrine」は体内分泌を指す。

「endo」の発音・読み方

「endo」の発音は、IPA表記では /ˈɛndoʊ/ となる。IPAのカタカナ読みでは「エンドウ」となり、日本人が発音するカタカナ英語の読み方も「エンドウ」となる。この単語は発音によって意味や品詞が変わる単語ではない。

「endo」の定義を英語で解説

「endo」 is a prefix derived from Greek, meaning 'inside' or 'within'. It is commonly used in fields such as biology and chemistry to denote that a particular structure or process occurs within the body or within a molecule. For example, 'endothermic' refers to a reaction that absorbs heat, and 'endocrine' refers to internal secretion.

「endo」の類語

「endo」の類語としては、「internal」や「inner」がある。これらも「内部」や「内側」を意味する英語であるが、「endo」は専門的な文脈でよく用いられる。

「endo」に関連する用語・表現

「endo」に関連する用語としては、「endoskeleton」や「endoscopy」がある。「endoskeleton」は「内部骨格」を意味し、「endoscopy」は「内視鏡検査」を意味する。

「endo」の例文

1. Endothermic reactions require heat to proceed.（エンドサーミック反応は進行するために熱を必要とする。）
2. The endocrine system regulates hormones in the body.（エンドクリン系は体内のホルモンを調節する。）
3. The endoskeleton provides support and protection for the body.（エンドスケルトンは体を支え、保護する。）
4. Endoscopy allows doctors to examine the inside of the body.（エンドスコピーにより医師は体内を調査することができる。）
5. The endoplasmic reticulum is an organelle in the cell.（エンドプラズム網は細胞内の小器官である。）
6. Endocytosis is the process by which cells absorb substances.（エンドサイトーシスは細胞が物質を吸収するプロセスである。）
7. Endogenous factors are those that originate within an organism.（エンドジェナスな要素は生物体内で生じるものである。）
8. Endorphins are chemicals produced in the brain.（エンドルフィンは脳内で生成される化学物質である。）
9. Endocarditis is an inflammation of the inner layer of the heart.（エンドカーディティスは心臓の内層の炎症である。）
10. Endometriosis is a condition where the tissue that lines the uterus grows outside of it.（エンドメトリーオーシスは子宮内膜が子宮外に生育する状態である。）

別表記：エンド

「end」とは、終了・末端・果て・最期のことを意味する英語表現である。

「end」とは・「end」の意味

「end」とは、終了・結末・末端・廃止・最期・目的・目標・結末のことを意味する英語表現である。英検3級以上、TOEIC L&Rスコア220点以上のレベルがある。「end」の読み方は「エンド」である。「エ」の部分にアクセントをつけて、「エンドゥ」と発音すると良い。「end」は名詞、形容詞、動詞・他動詞として使える。形容詞として使う場合は、最後の・終末のという意味を持ち、動詞・他動詞のときは、終わる・最期を迎えるという意味で使われる。

「end」を動詞として用いる場合、現在分詞は「ending」、過去形では「ended」、過去分詞形のときは「ended」と変化する。また、「end」の語尾に現在進行形の「ing」を付けて「ending」と表記すると、終局・終末に向けてという意味になる。「end」の類義語には、termination（終了・結果）、cessation（中止・廃止）、last moment（最後の瞬間・土壇場）などがある。対義語は、beginning（開始・最初）、commencement（始まり・初め）、first（先頭・初め）などが挙げられる。

「end」と似た言葉には「finish」がある。「finish」という言葉は「end」と同様に終わるという意味で使われるが、言葉のニュアンスが若干異なる。「finish」は成し遂げた・やっとの思いで到達したという意味合いで使われるが、一方「end」は自然に終わりを迎えたという意味で用いる言葉である。そのため、終了したことに対して達成感を表現したい場合には「finish」の方が適している。

「end」の語源・由来

「end」は、古期英語で植物が枯れるという意味がある「ende」が語源である。「ende」は、ゲルマン祖語で何かの末端という意味を持つ「andijaz」が由来となった言葉だ。英語で終わりがないという意味の「endless」と語源が同じである。

「end」と「ends」の違い

「end」と「ends」は、活用形が違う。まず、「end」を動詞として使う場合、三人称単数現在形で表すと「ends」と変化する。また、名詞として使う場合に複数形で表現すると「ends」となる。

ちなみに、「ends」とは、日本の男性アーティスト名でもある。「ends」は、1990年代に日本のロックシーンで活躍したバンド・SOFT BALLETのボーカルであった遠藤憲一が、バンドが解散した後に手掛けたソロ名義として付けられた。

「end」を含む英熟語・英語表現

「end」を含む英熟語・英語表現は、「leg end」がある。その他には、年末・年度末という意味の「year end」、最終的にという意味で使う「in the end」、行き止まりという意味がある「dead end」などがある。

「leg end」とは

「leg end」とは、伝説・伝説的な功績を挙げた人物という意味がある。一般的には、「leg」と「end」を組み合わせて「legend」と表現することが多い。例えば、He is a person who left a legend achievement in this area.（彼はこの地域に伝説的な功績を残した人物である）のように使う。日本でも使われることが多い「レジェンド」という言葉は、「leg end」が語源となっている。

「end」の使い方・例文

「end」の使い方・例文を以下に挙げる。

・As the baseball game end, many people began to move at once.（野球の試合が終わると、大勢の人が一斉に動きはじめた）
・The project I've been planning for years is going to end in failure.（私が長年計画してきたプロジェクトは失敗に終わりそうだ）
・The end of the story is still unknown.（物語の結末は今のところまだ分からない）
・Father's end were very peaceful.（父の最期は非常に安らかだった）
・The end of this rope are colored.（このロープの末端は着色されている）
・We've just finished end 1st.（たった今、一回裏の攻撃が終わったばかりだ）
・I added a thank you note at the end of the letter.（手紙の末尾に感謝の言葉を添えた）
・She in the end agreed to my request.（彼女は最終的に私の要求に同意した）
・This is a dead end, so we have no choice but to turn back.（この先は行き止まりなので、引き返すしか手段はない）
・I decided to carry this plan over to the end of the fiscal year.（今回の計画は年度末まで持ち越すことにした）
・The environmental destruction caused by global warming seems to be the end of the world.（地球温暖化がもたらす環境破壊はこの世の終わりのようだ）