くじゃくとは? わかりやすく解説

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く‐じゃく【×雀】

読み方:くじゃく

キジ目キジ科クジャク属総称インドクジャクはインド・スリランカの平地開けたにすみ、全体青みがかった色をしている。雄は全長約2メートルで、尾羽を覆う上尾筒(じょうびとう)は目玉模様のある長い飾り羽となっていて、ディスプレーのとき扇状に開く。変種シロクジャクがある。マクジャク全長約2.3メートル東南アジア森林にすみ、緑がかった色の羽をもつ。


くじゃく 【孔雀】

キジ目キジ科食べるので悪を滅ぼす聖とされ、ヒンドゥー教女性神となり、キリスト教図像にも出てくる。ヒンドゥー教のそれは仏教に採り入れられ孔雀明王となる。また生命の水飲み聖樹に寄る(神を求めるものの象徴)としてキリスト教のほかイスラム教美術用いられている。日本へは五九八(推古天皇六)年に新羅王から献上された。

くじゃく

収載図書13歳天使たちLET'S WRITE A STORY Tales told by 13-year olds
出版社中央アート出版社
刊行年月2004.3


くじゃく

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/03 01:55 UTC 版)

くじゃくは、大分県佐伯地方の郷土料理。佐伯地方以外ではあまり見かけない料理である[1]。白身部分を赤に着色したゆで卵を、緑色に着色した白身魚のすり身で包んで揚げたものである[1]

概要

半分に切ったときに、緑、赤、白、黄色とあざやかな色合いであること、卵の断面がくじゃくの羽にある模様にそっくりなことから、この名がついた[1]。魚のすり身にはエソや白身魚が使われることが多い[1]。エソは小骨が多いため、刺身や三枚おろしで流通することはなく、すり身やカマボコに加工されて流通する[1]。大分県民にとっては、馴染み深い魚介である[1]。色が付いた華やかな「くじゃく」は、お正月などの祝いの席や運動会などの行事の時に食べられている[1][2]。近年、人工着色料を好まない人が増えたため、すり身に色を付けない「くじゃく」も作られる[2]

脚注

  1. ^ a b c d e f g くじゃく 大分県 | うちの郷土料理:農林水産省”. www.maff.go.jp. 2021年3月17日閲覧。
  2. ^ a b くじゃく【佐伯の郷土料理】 | 観光スポット” (日本語). 佐伯市観光ナビ. 2022年4月13日閲覧。

参考文献

  • 『聞き書 大分の食事』社団法人農山漁村文化協会、1992年、ISBN 4-540-92001-4
  • 『ハルカの食卓おおいた食紀行』有限会社ウエムラデザイン、2006年、ISBN 4-9902744-1-5
  • 『今こそ作ってみたい おおいたの郷土料理』一般社団法人大分学研究会、2018年、ISBN 978-4-9907845-1-5

関連項目

外部リンク


くじゃく

出典:『Wiktionary』 (2021/06/13 12:00 UTC 版)

名詞

(くじゃく)

  1. 一種。雄はきらびやかな羽を持つことで有名。

関連語

発音(?)

東京アクセント

く↗じゃく

翻訳


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