(1310) HP200LXのLotus123とその解説本: We love 200LX.

2024年12月27日 (金)

(1310) HP200LXのLotus123とその解説本

このところharryさんとLotus123について、「(1309) 電卓ってこんなに使いにくかったか？HP10Biiのこと」のコメント欄で意見の交換をしています。

harryさんは、200LXを日本語化せずに使っていて、Lotus123を活用しているとうかがいしました。

そこで、この項では私が保有しているLotus123の解説本についてお話します。（いままでお話したことと重複することがたくさんあります）（下段の項目リストもお読みください）

A.　まずは、HP-LXのマニュアルについての話です。

上図の左端に写っているHP95LXのマニュアルは、ほかの100LX（後期型）や200LXのマニュアルよりも厚いことがわかりますか？
95LXのマニュアルでは１章を設けてLotus123について詳しく説明しているんです。そのために、95LXのマニュアルは100LXや200LXのマニュアルよりもだいぶ「ぶ厚く」なっています。Lotus123の解説については、95LXのマニュアルは「お得」です。

100LXのマニュアルでも前期型のマニュアルは、上図のように200LXのマニュアルよりも厚くて、Lotus123について章を設けて解説しています。100LXの後期型のマニュアルでは、200LXのマニュアルと同じように、Lotus123の説明は省かれています。
100LXの前期型のマニュアルも「お得」です。

そういうことで、もしヤクオフなどで95LXや前期型の100LXのマニュアルを見かけたら、入手しておくと良いと思います。

B.　100LX/200LXに搭載されているLotus123のバージョンは2.4のようです。
そして、ThaddeusからはLotus123のマニュアルが発売されています（いました）。
それが上図の右端の「MICRO REF」です。
このマニュアルは「(369)DOS解説本もLotus 1-2-3解説本も CD Infobase に」でお話したように、CD Infobase に入っています。
そういうこともあって、CD infobase を購入しておくのもお勧めです。Palmtop　Paper の全巻も含まれていますし。

C.　日本語のLotus123の解説本でお勧めなのは、毎日コミュニケーションズから出版されたコンパクトマニュアルです。

私は、バーション2.3、2.4、2.5のコンパクトマニュアルを持っています。これらの内容はほとんど同じです。
（でも2.4が200LXのLotus123に一番近いようです）

D.　毎日コミュニケーションズからは、「関数リファレンス］と「マクロリファレンス」も発売されていました。

最近は見かけることが少なくなりましたが、これらも入手しておくと役に立つと思います。

E.　そのほかにナツメ社から「ハンディマニュアル」が発売されていました（上図右端）。
こちらは厚いので、関数のこともマクロのことも詳しく解説されています。
私は「ハンディマニュアル」を2冊持っていますが、どちらもバージョン2.3です。たぶん、ほかのバーションも発行されたのだろうと思いますが、見かけたことはありません。

上図の解説本も持っていますが、上図の左端の本の「バーション2.2」は内容がかなり古いようです。
200LXに搭載されているバーションとはかなり違いがあります。
上図の真ん中あるいは右端のような本も書架にはありますが、あまり使うことはないです。