2009-02-12(Thu)
とらドラ! #19 聖夜祭
いよいよクリスマスパーティ本番。
楽しいはずのクリパ当日に笑顔が消えたみなさん。
重苦しいラストの対比なのかAパートはクリパ当日の楽しい様子を描いていました。タイガーは黒いドレス、竜児はタイガー父のスーツを着込み、他の参加者たちも色とりどりに着飾って華やかなパーティの開幕です。約一名の三十路独身を除いて(笑
ショーパンの木原に清純ワンピの奈々子さん。木原は先日のファミレスでもミニスカ姿で今回はショーパンと脚に自信がある? その武器を持ってしても北村くんは落ちないとは思いますが…北村くんに対し事あるごとに好き好き光線を発射する姿はなかなか切ない。
パーティが始まってもみのりんは姿を見せず。そっくりさんが振り向く演出はベタですがそんなものにもすがりたいという竜児の気持ちもわかります。
会場の照明が落ち、ステージの幕が上がると揃いの衣装を着た亜美&タイガーが現れ、サプライズなクリスマスコンサートが始まりました。2月の放送でクリスマスソングを聴いても正直言って全力で時期ハズレ、この放送がクリスマス的中だったら印象は段違いだったでしょうにもったいない。まあ真冬に水着ネタをやることも珍しくないので気にしたら負けなのかもですが…クリスマスネタだけは時期を選ぶと思うなあ。
裏方ポジションからステージを見守る北村くん、これは恋愛バトルのステージから離脱したことを暗に示している? 雑踏からピンの俯瞰に視点を変えて孤独感絶頂のみのりん、真剣な表情でレクチャーを受ける三十路独身、などなど二人の歌をバックに各々のクリスマス風景をカットイン。各キャラの個性を上手く切り取った絵作りはさすがカサヰさん。いや本領発揮はBパートなのですが。
スーパーまるおタイム。モブ生徒が「ツッコんだら負け」と言ってましたが本筋の恋愛バトルから外れた途端に奇人変人キャラに変貌ってのも何だかなあ。まあいろいろあって吹っ切れたのかもしれませんし、以前から全裸を晒すことに抵抗が無さそうな彼なのでこの姿は意外でも何でもないのかも。しかし木原はこの姿を見ても北村くんラブラブエナジーを保てるのかね(笑
そして亜美vs竜児。ステージを終えて嬉しそうな表情から一転して不機嫌な表情へ変わる一連のシーンは亜美の感情変化をよく映していました。タイガーが帰ってしまったことを告げると竜児は慌て、しかし亜美はタイガーの心境を代弁するように
「見たくないものでもあるんじゃない?」
さらに「おままごと」の忠告をまったく聞き入れていない様子に亜美は竜児の前から立ち去ってしまいます。ここのカットは先ほどの笑顔全開シーンと違って口元だけを見せ、一方の竜児も口元だけのカットを挟んでいました。目は口ほどに物を言い、と申しますが人間の表情ってのは口元だけでも結構わかるものです。このカットにしても僅かに映った口元だけで二人の表情、感情が伝わってきますね。むしろ目を見せないことで感情表現を増幅しているような。脳天気にフルーツパンチを所望する北村くんが竜児の決意を際立たせています。
自宅にて一人寂しいクリスマスを過ごすタイガー。キューピッド役を演じるタイガーはどんな気持ちでみのりんに会ったのか。キャンドルの灯りを前にソファーで寝てしまうカットは切なさMAXです。「誰にもすがらず…」と呟きつつ竜児のマフラーの匂いを嗅ぐのも切なすぎ。見ているだけでココロが袈裟斬りされてる気分であります。
そこへ現れたふもっふサンタ。今回は原画に元京アニの誰かさんが入っているのでその辺の繋がりでしょうか?(無関係。ともかくふもっふサンタに狂喜乱舞するシーンはよく動いていましたねえ。今回は原画に元京アニの誰か(略。ていうか拙者五郎って何者なのだろう。
ふもっふサンタの中身はもちろん竜児でした。サンタさんは現実にはいないけれども、寂しいときにすがらせてくれる相手はここにいる。タイガーはその事を無意識のうちに理解しはしゃいでいたのでしょう。しかしこの後タイガーは竜児をみのりんの所へ送り出してしまう。自分の気持ちに気付かないまま。
その気持ちに気付いた後のシーンはもう全力でカタルシスさぶいぼ全開であります。竜児を見送った後に何故か流れる涙、思いっきりベタな展開、正直言って少々唐突感を否めませんが今まで溜め込んだ気持ちを溢れさせるが如く流れる涙を前にしては見入るしかありません。涙を散らしながら振り返るカットの表情たるや! 裸足のまま竜児を追うシーンもタイガーの感情爆発を見せ付けるような動画でこれまた画面に釘付けです。釘宮だけに。
泣き叫ぶように竜児を呼ぶタイガーを見てしまったみのりん。これはキツすぎる…よくもこんな鬼畜な展開を考えるものだと妙に感心してしまいました(笑。なぜここにみのりんが…? ともかくこのシーンはカメラワークも効いていましたね。目撃の瞬間のアップからカメラが引いて俯瞰のロングへ、スポットライトのようにみのりんの姿が浮かぶ絵面はこの上ない絶望感を演出しています。
校門前にて竜児に告白をさせないみのりん。帽子を引っ張る仕草は涙を見せないため? なんだかもう見ているだけでココロが袈裟斬りどころかエクセリオンバスターフォースバーストをカートリッジが切れるまで連続で食らった気分。これはこの先のレビューが辛くなってきましたよ。ココロ的に。
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楽しいはずのクリパ当日に笑顔が消えたみなさん。
重苦しいラストの対比なのかAパートはクリパ当日の楽しい様子を描いていました。タイガーは黒いドレス、竜児はタイガー父のスーツを着込み、他の参加者たちも色とりどりに着飾って華やかなパーティの開幕です。約一名の三十路独身を除いて(笑
ショーパンの木原に清純ワンピの奈々子さん。木原は先日のファミレスでもミニスカ姿で今回はショーパンと脚に自信がある? その武器を持ってしても北村くんは落ちないとは思いますが…北村くんに対し事あるごとに好き好き光線を発射する姿はなかなか切ない。
パーティが始まってもみのりんは姿を見せず。そっくりさんが振り向く演出はベタですがそんなものにもすがりたいという竜児の気持ちもわかります。
会場の照明が落ち、ステージの幕が上がると揃いの衣装を着た亜美&タイガーが現れ、サプライズなクリスマスコンサートが始まりました。2月の放送でクリスマスソングを聴いても正直言って全力で時期ハズレ、この放送がクリスマス的中だったら印象は段違いだったでしょうにもったいない。まあ真冬に水着ネタをやることも珍しくないので気にしたら負けなのかもですが…クリスマスネタだけは時期を選ぶと思うなあ。
裏方ポジションからステージを見守る北村くん、これは恋愛バトルのステージから離脱したことを暗に示している? 雑踏からピンの俯瞰に視点を変えて孤独感絶頂のみのりん、真剣な表情でレクチャーを受ける三十路独身、などなど二人の歌をバックに各々のクリスマス風景をカットイン。各キャラの個性を上手く切り取った絵作りはさすがカサヰさん。いや本領発揮はBパートなのですが。
スーパーまるおタイム。モブ生徒が「ツッコんだら負け」と言ってましたが本筋の恋愛バトルから外れた途端に奇人変人キャラに変貌ってのも何だかなあ。まあいろいろあって吹っ切れたのかもしれませんし、以前から全裸を晒すことに抵抗が無さそうな彼なのでこの姿は意外でも何でもないのかも。しかし木原はこの姿を見ても北村くんラブラブエナジーを保てるのかね(笑
そして亜美vs竜児。ステージを終えて嬉しそうな表情から一転して不機嫌な表情へ変わる一連のシーンは亜美の感情変化をよく映していました。タイガーが帰ってしまったことを告げると竜児は慌て、しかし亜美はタイガーの心境を代弁するように
「見たくないものでもあるんじゃない?」
さらに「おままごと」の忠告をまったく聞き入れていない様子に亜美は竜児の前から立ち去ってしまいます。ここのカットは先ほどの笑顔全開シーンと違って口元だけを見せ、一方の竜児も口元だけのカットを挟んでいました。目は口ほどに物を言い、と申しますが人間の表情ってのは口元だけでも結構わかるものです。このカットにしても僅かに映った口元だけで二人の表情、感情が伝わってきますね。むしろ目を見せないことで感情表現を増幅しているような。脳天気にフルーツパンチを所望する北村くんが竜児の決意を際立たせています。
自宅にて一人寂しいクリスマスを過ごすタイガー。キューピッド役を演じるタイガーはどんな気持ちでみのりんに会ったのか。キャンドルの灯りを前にソファーで寝てしまうカットは切なさMAXです。「誰にもすがらず…」と呟きつつ竜児のマフラーの匂いを嗅ぐのも切なすぎ。見ているだけでココロが袈裟斬りされてる気分であります。
そこへ現れたふもっふサンタ。今回は原画に元京アニの誰かさんが入っているのでその辺の繋がりでしょうか?(無関係。ともかくふもっふサンタに狂喜乱舞するシーンはよく動いていましたねえ。今回は原画に元京アニの誰か(略。ていうか拙者五郎って何者なのだろう。
ふもっふサンタの中身はもちろん竜児でした。サンタさんは現実にはいないけれども、寂しいときにすがらせてくれる相手はここにいる。タイガーはその事を無意識のうちに理解しはしゃいでいたのでしょう。しかしこの後タイガーは竜児をみのりんの所へ送り出してしまう。自分の気持ちに気付かないまま。
その気持ちに気付いた後のシーンはもう全力でカタルシスさぶいぼ全開であります。竜児を見送った後に何故か流れる涙、思いっきりベタな展開、正直言って少々唐突感を否めませんが今まで溜め込んだ気持ちを溢れさせるが如く流れる涙を前にしては見入るしかありません。涙を散らしながら振り返るカットの表情たるや! 裸足のまま竜児を追うシーンもタイガーの感情爆発を見せ付けるような動画でこれまた画面に釘付けです。釘宮だけに。
泣き叫ぶように竜児を呼ぶタイガーを見てしまったみのりん。これはキツすぎる…よくもこんな鬼畜な展開を考えるものだと妙に感心してしまいました(笑。なぜここにみのりんが…? ともかくこのシーンはカメラワークも効いていましたね。目撃の瞬間のアップからカメラが引いて俯瞰のロングへ、スポットライトのようにみのりんの姿が浮かぶ絵面はこの上ない絶望感を演出しています。
校門前にて竜児に告白をさせないみのりん。帽子を引っ張る仕草は涙を見せないため? なんだかもう見ているだけでココロが袈裟斬りどころかエクセリオンバスターフォースバーストをカートリッジが切れるまで連続で食らった気分。これはこの先のレビューが辛くなってきましたよ。ココロ的に。
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