遂に放送されたまどかマギカ最終回!(11話もね)
バッドエンドに定評のあるらしい脚本家だっただけに、どうなることかと思ってましたけど、一応ハッピーエンドという事で良いのか……?
というわけで、魔法少女まどか☆マギカ 11話12話合わせて感想です。
まどかが魔法少女として途方も無い才能を秘めていた理由。それがほむほむの時間遡行によるものだとすれば、ほむほむがまどかを助けようとして同じ時間を繰り返せば繰り返すほど、どんどんまどかがQBに狙われやすくなっていくわけか…… ほむほむが報われねぇ……
そういえば、ほむほむが初めて魔法少女になった時間では、まどかがワルプルギスの夜にあっさり負けていたけど、あれも伏線だったのか。あの時点では、時間ループによる因果律の収束がなかったわけだ。
あぁ…… 魔女になった事であんまり死んだという実感が湧いてなかったけど、こういう風な描写されると本当にさやかは死んでしまったんだなぁと今更ながらに感じてしまう。
マミさんみたいに結界内で死んでしまったら、家族が遺体と対面する事すら出来ないわけで、その点で言えばさやかの方がマシなのかもしれないけど……やりきれないよなぁ。
遂には人間を家畜扱いとか、QBの腹黒さは底なし沼だなっ!!
家畜を自分達の食料とする為に育てている人類が、インキュベーターに育てられる側になったとして、文句が言える立場では無いのかもしれないけど……頭で理解出来ても感情が拒否する。
それに、人間は家畜に対して僅かでも「自分達が生きる為に命を頂く」という気持ちがあるけど、インキュベーターにそれがあるとは思えない。エントロピーを凌駕する為なら、人間が死のうが生きようがどうでも良いと思っているんだろうな。
普段は、バリバリのキャリアウーマンで、まどかを明るく励ましてくれるママさんが落ち込んでる……
自分の娘が友達の死について何か知っている様子で、それでも何も相談してくれないんだから悩むのも当然か……
まどかがママさんに相談しないのは、決してママさんを頼りにしていないからでは無いんだけどなぁ。
あと、先生が言ってる3年の行方不明の子っていうのは、マミさんだろうな。
遂にまどかに同じ時間を繰り返している事を明かすほむほむ。
「違う時間を生きている」この言葉に、ほむほむの気持ちが凝縮されているような気がする。
まどかを助けようとしてループすればするほど、二人の間の時間の齟齬は大きくなっていくわけで、どれだけ頑張っても二人が重なり合う事は無い……
ほむほむの変身シーンという唯一のサービスカットを挟んで、いよいよワルプルギスの夜との最終決戦……てか、ほむほむ武器揃えすぎだろ!!
それだけ大量の重火器を一体どこから調達してきたんだろう?
ほむほむのループ時に、盾に収納された武器も一緒に持っていけるとしても相当な量だろ。
米軍の基地でも漁りに行ったか?
ただ、これだけの武器を時間停止能力を駆使して雨あられのように撃ちまくってるというのに、ワルプルギスの夜は殆どダメージを受けた様子が無い……どんだけ強いんだよ!!
ママさん、あんた漢だよ!!(女性だけども)
本当に男らしい(褒め言葉)、良い親だと思うわ。このシーンの為にゴトゥーザ様を配役したんじゃないかと思う。
一人で突っ走れば周りの人がどれだけ心配するか、そういう事も全部伝えたた上で、まどかの想いを汲んで送り出す……
並大抵の家族で出来る事じゃないと思う。母と娘の間に強固な絆があればこそだよ。
11話のエンドカード。やっぱりブリキ絵は良いすなぁ。可愛いとエロいが高レベルで融合している。
本編でもこのイラストみたいに皆が笑いあえたら良かったのにな……
最終話でこの二人に出番があるとは思わなかった。(エピローグとかは別として)
ここは、精神世界なんだろうか?魔法少女は、ソウルジェムが破壊されたり、魔女になったりして人間として死を迎えても、魂だけは精神世界で生き続ける……それぐらいの役得はあっても良いと思うんだ。
現実世界では敵対していた(と思われる)マミさんと杏子が仲良くしている姿も良いもんだ。
まどかマジ女神。
全ての魔法少女の希望を絶望にさせない為に、自分を犠牲にするとか本気で女神と呼ぶしかないだろ。
初めは、自分に自信がなくてオロオロするばかりだったのに、随分成長したもんだよなぁ……
地球を覆おうとしていた黒い塊が、まどかが受け止めた絶望の集合体であるなら、まどか自身が魔女化する事になるはずだけど、それすらも打ち砕く!
もうまどかは、時間とか因果律とかを超越した存在になったんだろうな。
流石神にもなれる素質を持った少女。本当に神になっちゃったよ。
ほむほむの想いが報われて良かった……
まどかが全ての平行世界での出来事を理解出来る存在になった事で、まどかを助ける為に何度もループしてきたほむほむの頑張りを知る事が出来た。
「だって、魔法少女は夢と希望を叶えるんだから……」本当にそうだよな。夢と希望溢れる世界こそ、本来の魔法少女の世界の筈なんだよ。まどかによって魔女が生まれなくなった世界が、夢と希望に溢れた世界になることを祈らずにはいられない。
さやか自身は納得してるみたいだけど、これじゃあさやかが可哀想過ぎませんか?
魔女に殺されたわけじゃないから、まどかが世界の法則を変えても生き返らないし、上条は仁美に取られるし。
さやかも加えた皆での大団円という道は無かったんだろうか……
タツヤがリーディングシュタイナーを発動してる!
ほむほむは時を司る魔法少女だから、まどかの事を覚えているんだろうけど、タツヤやママさんの中にもちゃんとまどかの記憶は残ってるんだな。家族なんだから、たとえ存在が消えてしまっても完全に忘れてしまうなんてことは無いんだよ!
ほむほむの武器がまどかの弓になってるし、背中から生える翼もまどかが生やしていたものと似ている。
これは、世界の概念となったまどかが、ほむほむに力を貸しているんだろうな。
そして、ほむほむはまどかが救った世界をこれからもずっと守っていく。
忘れないで。
いつもどこかで誰かがあなたの為に戦っていることを。
あなたが彼女の事を忘れなければ
あなたは一人じゃない。
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://synthetickanzi.blog11.fc2.com/tb.php/620-e474f7db
魔法少女まどか★マギカ 第11話・第12話「最後に残った道しるべ / わたしの、最高の友達」
これは私の祈り、願い――。
一ヶ月。 ほむらが何度も繰り返した同じ「一ヶ月」。
まどかを助けたいってその一心で。
だが、それが世界の因果をまどかにコネクトさせ。
最強の魔法少女=魔女とすることにな...
[2011/04/23 18:26]
URL
SERA@らくblog