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【映画】『ドミノ』(2023年)ベン・アフレック演じるロークはいなくなった娘を探す!その実話はそれだけではなかった!何が現実が分からなくなるサスペンス映画! | ネタバレあらすじと感想

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◆映画『ドミノ』の作品情報

【原題】Hypnotic

【監督・脚本・原作・製作】ロバート・ロドリゲス

【出演】ベン・アフレック、アリシー・ブラガ、J・D・パルド他

【配給】ケチャップ・エンターテインメント=レラティピティ・メディア、ギャガ=ワーナー・ブラザース映画

【公開】2023年

【上映時間】94分

【製作国】アメリカ

【ジャンル】SF、アクション、スリラー

【視聴ツール】U-NEXT、吹替

◆トピックス

監督:ロバート・ロドリゲス…メキシコ系アメリカ人、1968年生まれの55歳。沢山の肩書を持っていますが、主にアクション映画を得意とする監督。

出演:
ベン・アフレック…1972年生まれ、51歳。俳優、脚本家、映画監督、映画プロデューサー、『アルマゲドン』『ゴーン・ガール』『ザ・コンサルタント』など多数。
アリシー・ブラガ…1983年生まれ、40歳。『アイ・アム・レジェンド』など。『アイ・アム・レジェンド』でハリウッド進出。

◆あらすじ

刑事のダニー・ローク(ベン・アフレック)が目を覚ますとカウンセラーの女性の前に座っていました。考え事ばかりして上の空だったロークは娘のミニー(ハラ・フィンリー)が誘拐された事件を気に病んでいたのです。その場にいたのに目を離した隙に娘が誘拐された事に責任と怒りを感じていました。
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娘が戻ってくることはなく、それ以来、夫婦生活も破綻していたのです。身のバランスが崩れながらもカンウンセラーに相談をしながら現場に復帰していたロークの元に一本の仕事の電話が入ります。
施設から出ると相棒の刑事ニックス(J・D・パルド)が車で迎えにきてくれていました。車に乗り込んだロークは銀行の貸金庫の23番が盗まれるというタレコミを受け現場に向かいます。現場に到着すると銀行の前でバンに乗り張り込みをすることに。
付近には武器を装備した部隊も配備し、銀行強盗に対する準備は万端でした。監視をしているとある男がベンチに座り女性に話しかけます。それを見たロークは何か異変を感じ銀行へ向かいます。その男が「暑い日だ」語りかけるとその女性は暑い暑いと言いながら服を脱いでいき道路に飛び出していました。女性が道に飛び出してきたことによりあたりは交通事故が発生します。
ロークは銀行の貸金庫に向かい箱の中身を確認しました。するとそこには娘ミニーの写真が入っており「レヴ・デルレーン(ウィリアム・フィクナー)を見つけろ」と書かれていました。
混乱をしていたロークでしたが、そこに貸金庫の箱を取り出しにきた銀行のスタッフの女性が現れます。ロークは銃を女性に向け止まるように言いますが女性はまるで声が聞こえていないかのように動き続けます。すると武装した男2人が貸金庫に入ってきたことにより箱は盗まれてしまいます。
ロークはそのまま追跡をすると女性に話しかけていた謎の男に遭遇し屋上で追い詰めます。捜査官2人とロークの3人で1人の男を追い詰めますが、その男が捜査官2人に「犯人は彼では?」と囁くと捜査官2人はロークに銃を向けます。混乱の中、ロークは写真は何かと男に問い詰めると突然、捜査官2人はお互いを撃ち合い死んでしまいます。
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その間に謎の男はビルから飛び降り姿を消しました。ロークは娘の誘拐事件と関連があると考え捜査を進めると匿名で通報をしてきた女性を突き止めます。それが占い師であるダイアナ・クルーズ(アリシー・ブラガ)でした。銀行強盗があった話をすると彼女はロークに家から出て行くように言います。
すると直前までダイアナの占いを受けていた男性客が突然襲いかかって来ます。その後、襲撃に失敗した客は自分の頭を窓ガラスの破片に突き刺し自害しました。ダイアナに警察署で事情聴取をすると、謎の男の名前はレヴ・デルレーンで人の心を操ることができるヒプノティクスという特殊な能力を持つことが判明します。
デルレーンはダイアナと共にデヴィジョンと呼ばれるヒプノティクスを持つ人々が集められた組織に所属していることが明かされます。
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ニックスに対してダイアナが能力を使うと彼を意のままに操ることができました。ロークは自分も操られるのではないかと考えますがダイアナはロークのことは操ることができなかったと告げます。
ニックスが外に出て留置所に戻ると様子が変になっていることにロークとダイアナの2人は気づきました。ニックスがデルレーンによって操られてしまったのです。彼らに襲いかかるニックスにダイアナは発砲し殺害しました。殺人犯となったダイアナとロークはメキシコへと逃亡することになります。ダイアナとロークはかつてデヴィジョンに所属していたエレミア(ジャッキー・アール・ヘイリー)の元を訪れます。デルレーンがデヴィジョンの兵器「ドミノ」を探しているとエレミアは話しました。
デルレーンは組織から逃走する時、ドミノを奪いそれをどこかに隠したのだと話します。ドミノが奪い返されることを恐れたデルレーンは自らの記憶を消して、準備しておいたトリガーを使い徐々に記憶を呼び起こしドミノの場所を思い出そうとしていたのです。
するとそこにすでにデルレーンが先回りしており彼らを追い詰めます。ロークとダイアナを追い込んだデルレーン。もうなす術がない状況に陥りますが、ロークがそこで才能を開花させ自分にもヒプノティクスの力があることに気が付きます。
ロークとダイアナはデヴィジョンのハッカーの元を訪れます。そこで、ロークはデヴィジョンのデータベースにアクセスしました。自分の元妻のヴィヴィアンがデヴィジョンの一員であったことと娘のミニーがドミノであり強力なヒプノティクスを持っていることがわかります。そしてヴィヴィアンの正体がダイアナであることにも気付きました。
ヒプノティクスの能力で催眠状態に陥っており自分の妻のことを忘れていたのです。
すると今いる場所がだんだんと変化していき催眠が解けると、これまで見ていた全ての出来事が催眠による幻影であったことに気が付きます。そしてロークが目にした人々は全てデヴィジョンのメンバーが演じていたものだと明かされます。ロークはディビジョンが娘を兵器として利用することを恐れ、娘のミニーを隠した後、自らの記憶を消去したのです。しかし、ディビジョンはミニーの居場所を突き止めるため、ロークの記憶を取り戻すべく、大がかりな催眠術を使用していたのです。
レヴ・デルレーンと書かれたミニーの写真から、ダニーはその居場所を思い出しました。ディビジョンの施設を抜け出し、ミニーのもとに向かったダニーが向かった場所は、ディア・ヴァレー・レーンという牧場です。「レヴ・デルレーンを探せ」というメッセージの意味は実は、「ディア・ヴァレー・レーンを探せ」であったことが判明します。ロークは数年ぶりに娘のミニーと彼女を育てた里親と再会しました。ミニーの居場所に気づいたディビジョンもその牧場に到着します。
ミニーはダイアナのヴィヴィアンである記憶をヒプノティクスの力で取り戻しました。ロークとミニーはディビジョンから逃れる際、ヴィヴィアンが手助けをしていたことが判明します。ミニーはヒプノティクスを使い、ディビジョンのメンバー同士を操り殺し合わせました。デルレーンもミニーの支配下で自らを銃で撃ち、倒れました。そして、ローク、ヴィヴィアン、そしてミニーはディビジョンからの脱出に成功しました。
里親の父は片付けをしてから行くといいヘリに乗り込みませんでした。
その後、その里親が実はデルレーンがヒプノティクスで変身しており、亡くなったはずのデルレーンは生存していたことが明らかになります。
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◆この映画に思うことは…

んー、敢えて内容を難しくしている気がします。題名も『ドミノ』=Hypnonicsは、意味不明、Hyponiticsは、催眠状態ですが、『ドミノ』は娘が最後の方で話していた
ドミノ。無理やりすぎです。
題名が、そうした意味不明な感じなのと同じようにストーリーもかなり作りこんでいて、それが度を過ぎた感じです。
沢山、複線回収を最後にして行きますが、ここまで全てが嘘っぱちだったことを僕らが知って、「あーそう言うことか!」とは中々出来ません。それくらい複雑な状況を全て真っ新なストーリにして後でゴソッと与えられても、その扱いができません。そんなに目で見て頭にできた映像を否定して、違った見方をするには頭で理解できません。
そこができるかできないかで、この作品を評価できるかできないかの違いが出てくると思います。





評価点   82点
お薦め度  80点


2023年  94分  アメリカ製作

 
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