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【映画】 『ジャンパー』 (2008年)ヘイデン・クリステンセン主演!激しいバトルに付いていけるか?ジャンパー対パラディンの戦いは永遠に続く! | ネタバレあらすじと感想

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🔷映画 『ジャンパー』の作品情報

【原題】Jumper

【監督】ダグ・リーマン

【脚本・製作】サイモン・キンバーグ

【脚本】デヴィッド・S・ゴイヤー

【原作】スティーヴン・グールド 『ジャンパー』(1992年著)

【出演】ヘイデン・クリステンセン、ジェイミー・ベル、レイチェル・ビンソン、

    マイケル・ルーカー、アナソフィア・ロブ、マックス・ジエリオット、

    ダイアン・レイン、サミュエル・L・ジャクソンなど

【公開】2008年

【上映時間】88分

【製作国】アメリカ

【ジャンル】SFアクション

【視聴ツールなど】Netflix、吹替

🔷はじめに

本作品は、Netflixに、「おすすめ」で前の方に推薦されていて、時間も程よく短かったため、即、観ようと思ったものでした。最初に登場した青年は、どこかで観たかな?と思ったら、ヘイデン・クリステンセンでした。『スター・ウォーズ』シリーズで観たのを覚えていたんだろうと思います。『スター・ウォーズ』については、どこかで順番通りに全て通して観てみたいと思っています。その時、彼の違った勇姿を観ようと思います。それと、本作品はどこか、以前観た記憶が有ったものの、この「備忘録ブログ」に挙げていない、更には、このブログの前のアメブロを使っていた時の履歴にも無かったので、どのみち最後どうなるかを完全に忘れてしまっていたので、観ることにしました。

🔷あらすじ

23歳のデヴィット(ハイデン・クリステンセン)の生活は優雅かつ豪快でした。ニューヨークのペントハウスに居を構え、ビッグベンの上からロンドン市街を見下ろし、次の瞬間には、フィジー沖でサーフィン。
昼にはスフィンクスの上でランチ、彼は意のままに、世界中どこへでも瞬間移動出来ました。
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思う様に生きているかに見える彼の人生は、誰にも言えない過去が有りました。

デヴィットは、父ウィリアム(マイケル・ルーカー)から暴力を受け、育ち、彼の母は彼が幼い頃に家を出てしまっていました。そして、彼が15歳の時、片思いしていたミリー(レイチェル・ビルソン)にクリスマスプレゼントを贈ろうとしましたが、同級生のマーク(テディー・ダン)にプレゼントを凍った河に放り投げられてしまいました。それを取り戻そうと河に飛び込んだ瞬間、デヴィットは氷点下の河の底から学校の図書館に瞬間移動していたのです。彼は瞬間移動の能力を訓練でコントロールし、数年後、父を捨て、ニューヨークに移動したのです。

ある日、デヴィットが、いつものように、ジャンパーとしての豪遊を満喫していると、謎の男たちが現れ、瞬間移動しようとしたデヴィットを捉えます。
っっb っっb

『この力は神だけに許されたもの。お前たちは歴史をゆがめる。代償を払う時がきた。』
彼は『パラディン』と名乗るジャンパー抹殺を使命とする組織の、トップエージェント・ローランド(サミュエル=L-ジャクソン)でした。ローランドの攻撃から逃れたデヴィットは故郷ミシガン州に向かうのでしたが…。

デヴィットは、かつて片思いしていたミリーが、故郷に居ると知り、逢いに行きます。
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地元のバーで働いている彼女を誘い出し、ローマへ瞬間移動。閉鎖後のコロッセオで、デートする2人の前に現れたのは、もう1人のジャンパーのグリフィン(ジェレミー・ベル)でした。『この力を持つのが1人だけだと思っていたのか?』
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驚くデヴィットの前に、様々な武器を持ったパラディンが出現します。

デヴィットは地元警察に捕まりますが、彼を救いに来たのは彼が5歳の時に失踪したはずの母メアリー(ダイアン・レイン)でした。
警察署を脱走したデヴィットは、ミリーを空港に送り、サハラ砂漠にあるグリフィンの隠れ家へ合流し、デヴィットはパラディンと戦う決意をします。

パラディンが、ジャンパーを消す為ならジャンパーの身内を全て殺すと知ったデヴィットは故郷に戻りますが、時は遅し、既に父はローランドに殺されていました。彼はグリフィンと手を組み、パラディンと壮絶なバトルを繰り広げ、ローランドを倒し、ミリーを母親の元に預けます。
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しかし彼はそこで、今のパラディンの首領が母である事。彼が5歳の時に失踪したのは、パラディンから息子の命を守るにはこれしかなかったと聞かされます。

母は、自分がパラディンだったため、自分の息子が5歳の時にジャンパーだと知って彼に別れを告げたのです。

🔷所見

瞬間移動してみたいです。こう言うのは、男だったら、小さい頃からの夢でした。あと、空を飛べるように成りたかったものです。ですが、本作品では、それは人間にはできてはいけないこととされています。悪いことがほぼ何でもできてしまうので、ダメなのは分かります。性善説の人でも、これは許されないでしょう。ですが、殺すこともないのではないか。せめて昔から殺された歴史があるのであれば、飛べる能力を規制するだけではダメなんでしょうか。今の科学だと何とか成りそうなものです。

昔から、サミュエル・L・ジャクソンは映画の人として、僕の頭の中に埋め込まれていたので、調べてみると、そんな歳を取ってもいないんですね。74歳。微妙ですが、出演作品は流石数知れず、最近の2023年作品でも未公開のが有るなど、息の長い役者さんです。こう言う人は、真面目で有って欲しくないって感じです。「女遊びは芸の肥やし」と言ったら日本人になってしまいますが、そう言った豪快なプライベートで有って欲しいです。意外と、悪役で健康的な人がいたりしますので…。

本作品は、作ろうと思えば、もっとこの先の展開は書けそうなのですが、アメリカの映画ビジネスの世界は分からないので、これ以上は何も言えません。とは言え、昔、ヒーロー役だった役者さんが今でも老体に鞭を打って主演を張るのはちょっともう良いでしょと言う気がします。また、最近、まだリタイヤするまで早いと思われていた役者さんがアルツハイマーだったりして、かつて活躍した役者さんがどんどん露出が減る一方で、新しい超人気のある役者さんと言うのもおらず、映画界は今はそうした業界を救ってくれるようなヒーロー役者さん待ちと言ったような状態でしょうか。ただ、求める人がいるから、そこにビジネスやマーケットができるのは分かりますが、閉まっておきたい大事な映画の記憶が無理クリ古き良き時代の役者さんを連れ出して、私らの記憶を上書きされて嫌な想いをしたり、酷いことになるのが嫌だから何とかならないものでしょうか。
あと、余談ですが、ジャンプする時、その瞬間の映像、かっこ良くないですか?



評価点   89点
お薦め度  90点


2008年  88分  アメリカ製作

 
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