ドキドキ!プリキュア 第5話感想
今日の主役はまこぴ~でしたね、もう全部持って行かれた感があります。 マナがTV局にいるまこぴ~に突撃するってえから、どうやって?って思っていたんだけど、そうでしたか、ありすのお父さんはTV局のオーナー社長でしたか。
ドキプリさんを観ていて感心するのは設定に破綻がないんですよね、まだ五話だから結論は早いかも知れないけど本当に巧く練られています(御都合主義てえのはアニメだから良いんだよ程度なのも)
みんながみんな「完璧超人設定」ってのも、あくまで「基本優秀」ってだけで、子供らしさや一直線な優しさがあり、それも押しつけがましいだけじゃなく、間違ったら反省&思い直しをして素直に進む一途さが心地良いですし観ていて暖かさを感じます。
まこぴ~に突撃して自分の気持ちをストレートにぶつけるマナ、それに対して時と場所と相手の立場を考えるように言う真琴、素直に思い直すマナの描写が秀逸でした。
ドキプリさん、毎週色んなメッセージや言いたい事が感じられますよね。 友達になるには馴れ合いじゃなく相手の事情をきちんと考えなければいけないとか(握手をすればすぐに友達になれる訳じゃ無いですよー)、「みんなの笑顔を守りたい」とかね(^_-)-☆
自分の突撃を謝りたいと言うマナにたいして時間を作ってくれると言ったマネージャーの方法はファンの「握手会」というのもアイドル設定を上手に活かしていました。 こそっと招待状を届けた影が珍獣だったのは激しくネタばれですね(笑) マネージャーの名前のイニシャルだって・・・ダビィじゃん(爆笑)
握手会という僅かな時間で想いを伝えるためには言葉を選ばなければならないしそれ故一言の重みが増すてえもんです。 その握手も単なる握手ではなく真琴から先に力を込めた描写、良かったですな-、これはプリキュアさん伝統の「手繋ぎ」です、「いかにも」ではなくて「握手会」でカモフラージュしたところにニヤリとさせられました。 立ち去ろうとしたマナが思い出して差し出した紙袋は〝あの〟桃まんでした、これも六花に対してと同じく友情の手段だと思います。
予告を観て更に感心したのは桃まんが次回への布石になっている(と思われます)ことです。 真琴がお料理番組のロケでマナの家に来ることになるてえのは「桃まん」のせいだと思うんですよね、食べたら凄く美味しかった、これ程の美味しい物を造れる人のレストランならTV番組で使えるって話運びだと思うんですがどうでしょうか。 そこで人間界における一般常識を持ち合わせていない真琴のドタバタを補助することで4人の友情が出来上がっていくんでしょうね。
何度も言ってるけどドキプリさんは本当に上手に練り込まれて造られていると感心します。 視聴対象者であるお子様が素直に観られるよう、それでいて大きなお友達も納得させられるようなちょっとした描写を挟んでいるんだよね-、未だたった五話なのにキャラそれぞれの立場を描いているしお互いや周りとの関わりも描いているしね。 今回感心したのはマネージャーが語るまこぴ~のとあるシーン。 異世界から来た真琴がどうやって芸能界に入り込んだのか?そりゃねアニメですし細かいことを言ったらきりがないですけどそこは敢えて無視して観ると、マネージャーの言葉と街角でキーボードを弾いているシーンを挟んだことで真琴の一生懸命の想いや芸能界入りがスカウトだっただろうなと思わせる狙いは成功したんじゃないでしょうか。
これから真琴がどうやって心を開いていくのか、楽しみでしょうがありません(*^_^*)
今回はあまり突っ込む気にもなれないけど敢えて突っ込むなら(w
DNA鑑定ってどうやったのよ?毛髪は良しとして、その毛髪の持ち主をどうやって特定したのよ?
異世界の住人が人間界で生活するには法律上の矛盾がいっぱいあるけどどうなのよ?って事くらいですかね-。 そこまで言っちゃうとこの手のアニメは矛盾だらけになっちゃうから止めておきます(^_^;)
テーマ:ドキドキ!プリキュア - ジャンル:アニメ・コミック
|