ニコニコ23時間テレビCM
新しい動画がアップされました。脚本や監督は別の人で、CG制作を担当しただけなんで、
自分の新作とは言いがたいけど。
7/19、20の二日間でニコニコ23時間テレビというイベントがありました。
ドワンゴの生放送イベントなんだけど、その中で流すCMの制作をしました。
普段自分が作ってるようなものではなくきちんとしたドラマ仕立て。
廃校を使ったロケを行っています。なかなか本格的です。
舞台になった学校は神奈川県三浦市初声町の旧三崎高校。
学校自体は新校舎に移っていますが、ロケなどで使うために残してあるそうです。
ロトスコープで話題になったアニメ・悪の華なんかもここが舞台だったとか。
実は撮影の前日にいきなり現地に来てくれと言われたんですよね。
事前にコンテなどを見ながら打合せをしており、これなら現地スタッフだけで
いけると話してたんですが、なんか前日にやっぱり一応来てを言われて、大慌てで行きました。
おかげで撮影風景なんかと記録できて、余計なことをいろいろやってしまいましたが。
実写合成をするのが主眼の企画だったので、主役は一応GUMIさん。
ドワンゴとしてはMMDでやるつもりだったみたいだけど、さすがにそれは却下して、新規に作りました。
・・・一部でもっと化粧を濃くしてほしい、という話があったらしいgumiさん。
MMDのデータだとフルHDにするにはポリゴン数が少ないし、
陰影なしのアニメ調での表示が前提のモデリングなので、
そのままでは使えないんですよね。目とか口もモーフィング用にばらばらに分けてある。アニメ調なら
陰影が出ないのでそれでもいいんですが、実写にあわせると継ぎ目とか全部出ちゃうの。
じゃあもう新規で作るよ、ということにしました。
明らかに違う質感、というのもたまには悪くないんですけどね。
スタッフの人が参考にしてたのがミクLOVESセブンキャンペーンだったそうだし、
今回はMMDは使いませんでした。
服なんかもシミュレーションでやってみたかった、というのもあります。
服はUSAKOの洋裁工房に依頼。衣装が決まった段階で写真を貰ったので、それを送って服を作ってもらいました。
本来はシャツとベストの重ね着ですが、たぶん計算が失敗するだろうと考えて、
実は普通のシャツみたいな構造になってます。テクスチャーでごまかしただけ。
・・・まあ悪くないよな?
gumiの声に関してはすぺくたくらさん。ドワンゴでも候補を考えてたそうですが、まだその人と連絡とれてない
ということだったので、すぺくたくらさんを紹介して音声を担当してもらいました。
USAKOの洋裁工房
すぺくたくらの初音ミク日本語指導日誌
今回の動画、やっぱりいろいろ遊んでます。一通りgumiが終わったあとに、
簡単にできそうなものだけですが入れました。
多少見難いものもあるけど、大体わかるでしょう。・・・エンディングも依頼されてないけど勝手に作った。
なかなか面白いお仕事でした。でもできればコンポジットは自分でやりたかった。
自分の新作とは言いがたいけど。
7/19、20の二日間でニコニコ23時間テレビというイベントがありました。
ドワンゴの生放送イベントなんだけど、その中で流すCMの制作をしました。
普段自分が作ってるようなものではなくきちんとしたドラマ仕立て。
廃校を使ったロケを行っています。なかなか本格的です。
舞台になった学校は神奈川県三浦市初声町の旧三崎高校。
学校自体は新校舎に移っていますが、ロケなどで使うために残してあるそうです。
ロトスコープで話題になったアニメ・悪の華なんかもここが舞台だったとか。
実は撮影の前日にいきなり現地に来てくれと言われたんですよね。
事前にコンテなどを見ながら打合せをしており、これなら現地スタッフだけで
いけると話してたんですが、なんか前日にやっぱり一応来てを言われて、大慌てで行きました。
おかげで撮影風景なんかと記録できて、余計なことをいろいろやってしまいましたが。
実写合成をするのが主眼の企画だったので、主役は一応GUMIさん。
ドワンゴとしてはMMDでやるつもりだったみたいだけど、さすがにそれは却下して、新規に作りました。
・・・一部でもっと化粧を濃くしてほしい、という話があったらしいgumiさん。
MMDのデータだとフルHDにするにはポリゴン数が少ないし、
陰影なしのアニメ調での表示が前提のモデリングなので、
そのままでは使えないんですよね。目とか口もモーフィング用にばらばらに分けてある。アニメ調なら
陰影が出ないのでそれでもいいんですが、実写にあわせると継ぎ目とか全部出ちゃうの。
じゃあもう新規で作るよ、ということにしました。
明らかに違う質感、というのもたまには悪くないんですけどね。
スタッフの人が参考にしてたのがミクLOVESセブンキャンペーンだったそうだし、
今回はMMDは使いませんでした。
服なんかもシミュレーションでやってみたかった、というのもあります。
服はUSAKOの洋裁工房に依頼。衣装が決まった段階で写真を貰ったので、それを送って服を作ってもらいました。
本来はシャツとベストの重ね着ですが、たぶん計算が失敗するだろうと考えて、
実は普通のシャツみたいな構造になってます。テクスチャーでごまかしただけ。
・・・まあ悪くないよな?
gumiの声に関してはすぺくたくらさん。ドワンゴでも候補を考えてたそうですが、まだその人と連絡とれてない
ということだったので、すぺくたくらさんを紹介して音声を担当してもらいました。
USAKOの洋裁工房
すぺくたくらの初音ミク日本語指導日誌
今回の動画、やっぱりいろいろ遊んでます。一通りgumiが終わったあとに、
簡単にできそうなものだけですが入れました。
多少見難いものもあるけど、大体わかるでしょう。・・・エンディングも依頼されてないけど勝手に作った。
なかなか面白いお仕事でした。でもできればコンポジットは自分でやりたかった。