P903iXの逆トグルボタンが解り難過ぎる
電脳空間カウボーイズ第百五十二回補足ネタ。
この回で、「DoCoMoのP,N903には、文字入力で『お』までいっちゃったときに、『え』に戻るボタンが無い。Dにはあったのに。」。
と、僕が言ってるんだけど、TwitterでNにもありますよと教えてもらいました。
P903iXを最近使ってて、ほんとにこの機能が無くて不便だなと思ってたんだけど、
「ひょっとしたらあるの?」
と思って色々いじってみたら、確かにあった!
P903iXのカメラボタンがそれだった。
しかし、何でわからなかったのか?ということについて考えてみると、これはP903iXのインターフェイスが悪いと思う。
まず、D703iのメール入力画面を見てみましょう。
D703iの画面だと、入力画面の下の部分に「文字戻」という表示があり、4つのソフトボタンと十字キーにあたる部分の機能が表示されている(紫の円の中)。
このように表示されているので、メールボタン(緑の円の中)が、『お』から『え』に戻れる、逆トグルボタンだと、すぐ解る。
対して、P903iXの画面。
なんと、色々いじってみたら、今日D703iと同じく右下のソフトキー、P903iXではカメラボタン(水色のマルの中)が、逆トグルボタンだとわかったんだけれども!
しかしこれは、わからんだろ!
オレももう4,5ヶ月この端末つかってんのに、今日までわからなかった!
この大きな原因はまず、紫の円の中の機能を表している部分が、D703iと異なる点だろう。
左右に2つの「変換」「英数カナ」と、真ん中の十字キーにあたる「確定」の表示。
これを見たら、この画面では、ソフトキーの上2つしかこの画面では機能が無いと思ってしまう。
さらに別の原因としては、左下のソフトキーのメニューボタンをこの画面で押すと、メニュー画面に戻ってしまう。
これだと、最初にこの画面でメニューボタンを押してしまったら、これの対になる逆のボタンも同様、カメラが起動するのではないか?
という印象を与えてしまう。
そして、もう一つの原因。
さっき説明書見てみたけど、この逆トグルボタンについての記述が無いと思う!
D703iでは、画面に常に出してるくらい重視されてる機能なのに!
記述が見あたら無いよ!
もー!どうなってんだ!
しかし、D703で使ってるソフトをデザインした人のほうがマジメにケータイ使ってる感じする。
やはり文字入力してると、押し過ぎちゃうことは良くあること。
この「一つ前の文字に戻りたい」という作業ニーズが、どれほど使ってる人にあるかということを良く理解してる。
このP903iXのソフトのデザインは、この画面でどういう作業ニーズがあるのか、イマイチ理解できてないと思う。
結構こういうのは、難しいことだけれども。
作ってる人が、どれくらいその製品を使ってる人のニーズを理解してるかというのが、大きいような気がするなー。
AppleのiTunesはかなり良くできてるけど、やはりAppleの開発者がipodとiTunesをマジメに使ってるんだと思うんだよなー。
使ってることの重要さを理解してるから、スティーブ・ジョブスはApple社員に無料でiPodを配ったりしてるんだろう、きっと。
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コメント
この記事へのコメントは終了しました。
au では、かなり前から全端末共通で "#" に割り当てられてますよ :)
投稿: kosugi | 2007年8月30日 (木) 14時04分
おー、そうなんですか。
投稿: シン石丸 | 2007年9月 2日 (日) 22時09分
5年目だけど初めて気がついた…
投稿: 駄目な人 | 2011年6月25日 (土) 11時41分