今や利権組織と化した「拉致被害者を救う会」ではあるが、その話に出てくる「北朝鮮」は世界で孤立した悪魔のような国ということになっている。ところが、日本が「国交断絶」を世界各国に呼び掛けたにもかかわらず、その後も「北朝鮮」と国交を結ぶ国は増え、日本がさほど成長していないにもかかわらず、北朝鮮は変貌しているらしい。下の写真(左)は「北朝鮮旅行を扱う会社」がネットに載せていた「武蔵小杉っぽいけど、平壌です」というものだ。日本で映像に流される「さびれた北朝鮮」とは別の顔だ。ネットだから、他の方が「これが武蔵小杉です」と写真を上げていたので並べてみた。
『武蔵小杉っぽいけど、平壌です』と紹介された「平壌の風景」(左)と本当の武蔵小杉(右)
くろやす
かつては「最も成功した社会主義国」と言われた日本だが、今は北朝鮮が比較対象になるくらいの珍妙な国家に成り下がった。植民地の成金と奴隷のような階級制を作りたいらしい。まさに「バナナ共和国」だ。
東京はいざ知らず、地方都市はほとんど停滞したままである。今住んでいるこの町も10年前とほとんど変わっていない。時に5,6階建てのマンションが建つことはあるが、街全体のイメージを変えるようなものではない。30年間「無成長」と言われる日本では地方へ行けばいくほど、さびれている。地方中枢都市ではいくらかの「都市開発」で、変貌を遂げているところもあるが、全国的に見てどうだろう。
お盆に「墓参り」といっても遠いので、ここ数年はご無沙汰していたが英彦山のふもとまで行ってみた。3代前にふもとのお寺に納骨堂を買って、そこに祭ってあるのだが、行く道で驚いた。筑豊は景気がよさそうなのである。何しろ「麻生大臣」の地元である。飯塚市と田川市を結ぶ「カラス尾峠」がなんとトンネルに代わっている。内部に照明もばっちりついている。トンネルと一般道をつなぐ工事も地元に仕事をもたらし、万全の地盤がさらにいっそう補強されたに違いない。
それも片道二車線、往復4車線の立派な道路である(これ、有料道路ではありません。一般道です。)。昔、佐藤栄作が総理だった時に「山口」を通ったことがあるが、あの時も驚いた。国道2号線の両脇にナトリウムランプが煌々と光っている。高速道路でさえやっと、という設備が一般道にしてある。たぶん、田中角栄の新潟も同様なのだろう。相も変らぬ日本の政治である。
これが一般道であるから驚く。(烏尾峠トンネル)
突然だが、いま、「原田義明(自民党)」の選挙カーが回ってきた。解散まじからしい。
さて、話題は変わるが「Go to トラブル」とも言われた旅行キャンペーン。これに「東京」を含めるかどうかで議論されているという。東京の感染者数が落ち着いてきたからということらしいが、前回の終息でもそうだが、極端に検査を絞り感染者数を少なく見せているのではないか、と疑われるようなことを平気で行う。with小池でwithコロナで大会ができると今でも考えている「日本政府」と「東京都」は異常である。そんな国にだれも観客としてこないし、選手団すら派遣してくるかどうか疑問である。日本の報道に慣れていると、そういう海外の動きは理解できまい。
若松 英輔
感染者は236人。しかし検査数は1012件。この比率に関してどうしてコメントがないのか。そして、この検査数の少なさにどうして何も言及がないのか。NY州は昨日だけで67000件の検査をして感染者は488人。東京の現状がどうなっているか、この数字だけでもあきらかだろう。
ただ、感染者が減少傾向にある事だけは確かなようだ。東京都も政府も「傍観」をきめこんで、積極的に何かをしているわけでもない。なぜなのか、と思っているとABC Newsがこんな記事を伝えている。新型コロナの感染者数とその日の湿度の間に相関関係があるというのだ。(気温との間にはないという)8月の高温で減ると思われていた感染者数が拡大し、日本では「気温」との相関はないとして、気象条件全般に対する関心が薄れてしまったが、オーストラリアでは研究していたわけだ。(全文はリンク先で…)
Coronavirus weather study suggests dry air could aid the spread of COVID-19
コロナウイルスの気象研究は、乾燥した空気がCOVID-19の感染拡大を進めることを示唆しています
ABC News 26 August 2020 ← リンク
Everyone from the US President to the postie seems to have been speculating about how COVID-19 might be affected by the weather, but finally we have some peer-reviewed science to sink our teeth into.
アメリカ大統領から郵便配達まで誰もが、COVID-19が天候の影響を受ける可能性について推測していたようですが、結局は私たちが精力的に取り組んでいる査読科学に答えがありそうです。
A new study has found an inverse relationship between humidity and reported cases of COVID-19 in Sydney, both as the number of cases grew and declined, suggesting dry air could aid the spread of the virus.
新しい研究で、湿度とシドニーで報告されたCOVID-19の症例数との間の逆の相関関係があることがわかりました。 症例の数の増加や減少のどちらもから、乾燥した空気が、ウイルスの広がりを助けるいることが推測されます。.
The study, conducted by Michael Ward, professor of veterinary and public health at the University of Sydney, and international colleagues, took locally acquired coronavirus cases in Sydney between February and May and used postcode data to link cases to the closest weather station.
シドニー大学の獣医と公衆衛生学の教授であるマイケル・ウォードと国際的な同僚が行ったこの研究は、2月から5月の間にシドニーで局所的に取得したコロナウイルス症例を採取し、郵便番号データを使用して最も近い気象台に症例をリンクさせた。
They then compared the number of reported cases with a range of weather conditions as recorded by the Bureau of Meteorology including temperature, relative humidity and windspeed recorded at 9:00am and 3:00pm, as well as rainfall, in the 14 days before the reported case.
その後、報告された症例の数を、報告された症例の14日前の午前9時と午後3時に記録された気温、相対湿度、風速、降雨量など、気象局が記録した気象条件の範囲を比較しました。
Of all the possible weather variables, they found relative humidity at 9:00am was the best predictor.
For every 1 per cent decrease in relative humidity, they found a 7 to 8 per cent increase in COVID-19 cases.
可能なすべての気象変数の中で、彼らは午前9時に相対湿度が最良の予測変数であることを発見しました。
相対湿度が1%減少するたびに、COVID-19症例が7~8%増加することがわかりました。
Those in the know will be aware of other studies looking into similar respiratory viruses like SARS and MERS, which also found links to various weather indicators including humidity and sometimes temperature.
SARSやMERSのような同様の呼吸器ウイルスを調べている他の研究者も、湿度や時には温度を含む様々な気象指標との関連も見つけています。 (引用終り)
またまた、話題は変わるが、だいぶ前から「トランプ惨敗」を私は書いている。流れが大きく変わったと書いた。日本国内では「トランプはいくらか不利だが、「隠れトランプや現職としての強み」などから接戦をものにするかもしれないという報道がほとんどだ。そんな状況ではないことが伝わってこない。
26日のAP電が『準決勝に進出した大坂なおみ選手が、人種差別に抗議するため、それ以降の試合から撤退した。』と伝えた。これほどの状況なのである。
NEW YORK (AP) 26 August 2020 ← リンク
Fourth-seeded Naomi Osaka reached the semifinals of the Western & Southern Open on Wednesday and withdrew a few hours later in a call for racial justice, drawing quick support from other players. Soon after, the whole tournament was put on hold for a day.
第4シードの大坂なおみは水曜日にウェスタン&サザンオープンの準決勝に進出し、数時間後に人種的正義を求めて撤退し、他の選手から素早い支持を得ました。その直後、トーナメント全体が1日保留されました。
“As a sport, tennis is collectively taking a stance against racial inequality and social injustice that once again has been thrust to the forefront in the United States. The USTA, ATP Tour, and WTA have decided to recognize this moment in time by pausing tournament play at the Western & Southern Open on Thursday, Aug. 27,” the three oganizations said in a statement.
「スポーツとして、テニスは、米国の最前線に再び突っ込まれた人種的不平等と社会的不正に対して集団的に姿勢をとっています。USTA、ATPツアー、WTAは、8月27日(木)のウェスタン&サザンオープンでのトーナメントプレーを一時停止することで、この瞬間を認識することに決めました」と、3人のオガナイゼーションは声明で述べました。
Osaka tweeted that as a Black woman, she feels compelled to pull out of the tournament to put a focus on police shooting Black people.
大坂は、黒人女性として、黒人を射殺する警察に焦点を当てるためにトーナメントから撤退せざるを得ないと感じているとツイートした。 (引用終り)
もう少ししたら、日本でも報道が始まるだろうが、日本の報道機関は現実を直視できるだろうか。モーリシャスの「原油流出事故」も一面トップの事件だと書いた。(テレビのニュースなら毎時、確実にトップで報道しないといけない、そういう事件だ。)その後いくらかの報道はあったが、いまは「総理のご病気」と「コロナ、GO TOキャンペーン」などで報じられることはほとんどない。
26 August 2020 BBC ← リンク
At least 17 dead dolphins have been found on the coast of Mauritius, prompting debates about whether a recent oil spill was to blame.
モーリシャスの海岸で少なくとも17頭の死んだイルカが発見され、最近の石油流出が原因かどうかについての議論が起こっている。
Environmental campaigners say the deaths were either caused by the oil spill from a Japanese-owned ship or by authorities sinking part of the vessel.
環境運動家は、死者は日本所有の船からの石油流出によって引き起こされたか、または当局が船の一部を沈めることによって引き起こされたと言う。
But the fisheries minister said "at first glance" the deaths appeared to be unconnected to the spill.
しかし、水産大臣は"一見"死者は流出に関連していないように見えると言いました。
It is rare for so many dead dolphins to be found at the same time. Two were found in May 2019.
非常に多くの死んだイルカが同時に見つかるのはまれです。2019年5月に2人が発見された。
These are the first reported deaths of dolphins since the shipwreck. Up to now, many fish and crabs have been found dead.
これらは、難破船以来、イルカの最初の報告された死です。これまで、多くの魚やカニが死んでいるのが見つかりました。
The MV Wakashio ran aground on coral reef on 25 July at Pointe d'Esny, a known sanctuary for rare wildlife.
MVワカシオは7月25日、希少な野生動物の保護区として知られるポワント・デズニーでサンゴ礁で座礁した。
The area contains wetlands designated as a site of international importance by the Ramsar convention on wetlands.
この地域には、湿地に関するラムサール条約によって国際的に重要な場所として指定された湿地が含まれています。
Oceanographer Vassen Kauppaymuthoo said the dolphins smelled of fuel.
海洋学者ヴァッセン・カウプパイムトゥは、イルカは燃料のにおいがしたと言いました。
"In my opinion, this situation will continue to deteriorate as time goes on," he was quoted by local media as saying.
「私の意見では、時間が経つにつれて、この状況は悪化し続けるでしょう」と、彼は地元メディアの言葉を引用しました。
Environmentalist Sunil Dowarkasing said either the oil spill from the bulk carrier or the sinking of its bow last week caused the deaths.
環境保護主義者のスニル・ドワルカシングは、バルクキャリアからの石油流出か、先週船体の一部を沈めた事が死を引き起こしたと語った。 (引用終り)
こういうことを軽視していると、激しい日本対する国際批判が起きる。何かの時に日本に同調してくれる、支援してくれる国は減っていく。この事件へ最も関係がある省庁は『環境省』であり、それを束ねているのは次期総理の呼び声さえある「小泉進次郎氏」である。そこが出しいてる『環境省 COOL CHOICE』を紹介しておく。日本のお役所はなぜこうも『女子高生』が好きなのか、全くわからぬ。世界と隔絶した日本と言われるのも、もっともである。
こういう「キャラ紹介」を見ていると、James F.氏が書いた『漂流する日本に』というブログ記事を思い出す。日本を外国から見るとどんな風に見えるのかが書かれている。閉じられた空間で暮らす我々にとって『警鐘』となっている。
James F. 『漂流する日本に』 ← リンク
『武蔵小杉っぽいけど、平壌です』と紹介された「平壌の風景」(左)と本当の武蔵小杉(右)
くろやす
かつては「最も成功した社会主義国」と言われた日本だが、今は北朝鮮が比較対象になるくらいの珍妙な国家に成り下がった。植民地の成金と奴隷のような階級制を作りたいらしい。まさに「バナナ共和国」だ。
東京はいざ知らず、地方都市はほとんど停滞したままである。今住んでいるこの町も10年前とほとんど変わっていない。時に5,6階建てのマンションが建つことはあるが、街全体のイメージを変えるようなものではない。30年間「無成長」と言われる日本では地方へ行けばいくほど、さびれている。地方中枢都市ではいくらかの「都市開発」で、変貌を遂げているところもあるが、全国的に見てどうだろう。
お盆に「墓参り」といっても遠いので、ここ数年はご無沙汰していたが英彦山のふもとまで行ってみた。3代前にふもとのお寺に納骨堂を買って、そこに祭ってあるのだが、行く道で驚いた。筑豊は景気がよさそうなのである。何しろ「麻生大臣」の地元である。飯塚市と田川市を結ぶ「カラス尾峠」がなんとトンネルに代わっている。内部に照明もばっちりついている。トンネルと一般道をつなぐ工事も地元に仕事をもたらし、万全の地盤がさらにいっそう補強されたに違いない。
それも片道二車線、往復4車線の立派な道路である(これ、有料道路ではありません。一般道です。)。昔、佐藤栄作が総理だった時に「山口」を通ったことがあるが、あの時も驚いた。国道2号線の両脇にナトリウムランプが煌々と光っている。高速道路でさえやっと、という設備が一般道にしてある。たぶん、田中角栄の新潟も同様なのだろう。相も変らぬ日本の政治である。
これが一般道であるから驚く。(烏尾峠トンネル)
突然だが、いま、「原田義明(自民党)」の選挙カーが回ってきた。解散まじからしい。
さて、話題は変わるが「Go to トラブル」とも言われた旅行キャンペーン。これに「東京」を含めるかどうかで議論されているという。東京の感染者数が落ち着いてきたからということらしいが、前回の終息でもそうだが、極端に検査を絞り感染者数を少なく見せているのではないか、と疑われるようなことを平気で行う。with小池でwithコロナで大会ができると今でも考えている「日本政府」と「東京都」は異常である。そんな国にだれも観客としてこないし、選手団すら派遣してくるかどうか疑問である。日本の報道に慣れていると、そういう海外の動きは理解できまい。
若松 英輔
感染者は236人。しかし検査数は1012件。この比率に関してどうしてコメントがないのか。そして、この検査数の少なさにどうして何も言及がないのか。NY州は昨日だけで67000件の検査をして感染者は488人。東京の現状がどうなっているか、この数字だけでもあきらかだろう。
ただ、感染者が減少傾向にある事だけは確かなようだ。東京都も政府も「傍観」をきめこんで、積極的に何かをしているわけでもない。なぜなのか、と思っているとABC Newsがこんな記事を伝えている。新型コロナの感染者数とその日の湿度の間に相関関係があるというのだ。(気温との間にはないという)8月の高温で減ると思われていた感染者数が拡大し、日本では「気温」との相関はないとして、気象条件全般に対する関心が薄れてしまったが、オーストラリアでは研究していたわけだ。(全文はリンク先で…)
Coronavirus weather study suggests dry air could aid the spread of COVID-19
コロナウイルスの気象研究は、乾燥した空気がCOVID-19の感染拡大を進めることを示唆しています
ABC News 26 August 2020 ← リンク
Everyone from the US President to the postie seems to have been speculating about how COVID-19 might be affected by the weather, but finally we have some peer-reviewed science to sink our teeth into.
アメリカ大統領から郵便配達まで誰もが、COVID-19が天候の影響を受ける可能性について推測していたようですが、結局は私たちが精力的に取り組んでいる査読科学に答えがありそうです。
A new study has found an inverse relationship between humidity and reported cases of COVID-19 in Sydney, both as the number of cases grew and declined, suggesting dry air could aid the spread of the virus.
新しい研究で、湿度とシドニーで報告されたCOVID-19の症例数との間の逆の相関関係があることがわかりました。 症例の数の増加や減少のどちらもから、乾燥した空気が、ウイルスの広がりを助けるいることが推測されます。.
The study, conducted by Michael Ward, professor of veterinary and public health at the University of Sydney, and international colleagues, took locally acquired coronavirus cases in Sydney between February and May and used postcode data to link cases to the closest weather station.
シドニー大学の獣医と公衆衛生学の教授であるマイケル・ウォードと国際的な同僚が行ったこの研究は、2月から5月の間にシドニーで局所的に取得したコロナウイルス症例を採取し、郵便番号データを使用して最も近い気象台に症例をリンクさせた。
They then compared the number of reported cases with a range of weather conditions as recorded by the Bureau of Meteorology including temperature, relative humidity and windspeed recorded at 9:00am and 3:00pm, as well as rainfall, in the 14 days before the reported case.
その後、報告された症例の数を、報告された症例の14日前の午前9時と午後3時に記録された気温、相対湿度、風速、降雨量など、気象局が記録した気象条件の範囲を比較しました。
Of all the possible weather variables, they found relative humidity at 9:00am was the best predictor.
For every 1 per cent decrease in relative humidity, they found a 7 to 8 per cent increase in COVID-19 cases.
可能なすべての気象変数の中で、彼らは午前9時に相対湿度が最良の予測変数であることを発見しました。
相対湿度が1%減少するたびに、COVID-19症例が7~8%増加することがわかりました。
Those in the know will be aware of other studies looking into similar respiratory viruses like SARS and MERS, which also found links to various weather indicators including humidity and sometimes temperature.
SARSやMERSのような同様の呼吸器ウイルスを調べている他の研究者も、湿度や時には温度を含む様々な気象指標との関連も見つけています。 (引用終り)
またまた、話題は変わるが、だいぶ前から「トランプ惨敗」を私は書いている。流れが大きく変わったと書いた。日本国内では「トランプはいくらか不利だが、「隠れトランプや現職としての強み」などから接戦をものにするかもしれないという報道がほとんどだ。そんな状況ではないことが伝わってこない。
26日のAP電が『準決勝に進出した大坂なおみ選手が、人種差別に抗議するため、それ以降の試合から撤退した。』と伝えた。これほどの状況なのである。
NEW YORK (AP) 26 August 2020 ← リンク
Fourth-seeded Naomi Osaka reached the semifinals of the Western & Southern Open on Wednesday and withdrew a few hours later in a call for racial justice, drawing quick support from other players. Soon after, the whole tournament was put on hold for a day.
第4シードの大坂なおみは水曜日にウェスタン&サザンオープンの準決勝に進出し、数時間後に人種的正義を求めて撤退し、他の選手から素早い支持を得ました。その直後、トーナメント全体が1日保留されました。
“As a sport, tennis is collectively taking a stance against racial inequality and social injustice that once again has been thrust to the forefront in the United States. The USTA, ATP Tour, and WTA have decided to recognize this moment in time by pausing tournament play at the Western & Southern Open on Thursday, Aug. 27,” the three oganizations said in a statement.
「スポーツとして、テニスは、米国の最前線に再び突っ込まれた人種的不平等と社会的不正に対して集団的に姿勢をとっています。USTA、ATPツアー、WTAは、8月27日(木)のウェスタン&サザンオープンでのトーナメントプレーを一時停止することで、この瞬間を認識することに決めました」と、3人のオガナイゼーションは声明で述べました。
Osaka tweeted that as a Black woman, she feels compelled to pull out of the tournament to put a focus on police shooting Black people.
大坂は、黒人女性として、黒人を射殺する警察に焦点を当てるためにトーナメントから撤退せざるを得ないと感じているとツイートした。 (引用終り)
もう少ししたら、日本でも報道が始まるだろうが、日本の報道機関は現実を直視できるだろうか。モーリシャスの「原油流出事故」も一面トップの事件だと書いた。(テレビのニュースなら毎時、確実にトップで報道しないといけない、そういう事件だ。)その後いくらかの報道はあったが、いまは「総理のご病気」と「コロナ、GO TOキャンペーン」などで報じられることはほとんどない。
26 August 2020 BBC ← リンク
At least 17 dead dolphins have been found on the coast of Mauritius, prompting debates about whether a recent oil spill was to blame.
モーリシャスの海岸で少なくとも17頭の死んだイルカが発見され、最近の石油流出が原因かどうかについての議論が起こっている。
Environmental campaigners say the deaths were either caused by the oil spill from a Japanese-owned ship or by authorities sinking part of the vessel.
環境運動家は、死者は日本所有の船からの石油流出によって引き起こされたか、または当局が船の一部を沈めることによって引き起こされたと言う。
But the fisheries minister said "at first glance" the deaths appeared to be unconnected to the spill.
しかし、水産大臣は"一見"死者は流出に関連していないように見えると言いました。
It is rare for so many dead dolphins to be found at the same time. Two were found in May 2019.
非常に多くの死んだイルカが同時に見つかるのはまれです。2019年5月に2人が発見された。
These are the first reported deaths of dolphins since the shipwreck. Up to now, many fish and crabs have been found dead.
これらは、難破船以来、イルカの最初の報告された死です。これまで、多くの魚やカニが死んでいるのが見つかりました。
The MV Wakashio ran aground on coral reef on 25 July at Pointe d'Esny, a known sanctuary for rare wildlife.
MVワカシオは7月25日、希少な野生動物の保護区として知られるポワント・デズニーでサンゴ礁で座礁した。
The area contains wetlands designated as a site of international importance by the Ramsar convention on wetlands.
この地域には、湿地に関するラムサール条約によって国際的に重要な場所として指定された湿地が含まれています。
Oceanographer Vassen Kauppaymuthoo said the dolphins smelled of fuel.
海洋学者ヴァッセン・カウプパイムトゥは、イルカは燃料のにおいがしたと言いました。
"In my opinion, this situation will continue to deteriorate as time goes on," he was quoted by local media as saying.
「私の意見では、時間が経つにつれて、この状況は悪化し続けるでしょう」と、彼は地元メディアの言葉を引用しました。
Environmentalist Sunil Dowarkasing said either the oil spill from the bulk carrier or the sinking of its bow last week caused the deaths.
環境保護主義者のスニル・ドワルカシングは、バルクキャリアからの石油流出か、先週船体の一部を沈めた事が死を引き起こしたと語った。 (引用終り)
こういうことを軽視していると、激しい日本対する国際批判が起きる。何かの時に日本に同調してくれる、支援してくれる国は減っていく。この事件へ最も関係がある省庁は『環境省』であり、それを束ねているのは次期総理の呼び声さえある「小泉進次郎氏」である。そこが出しいてる『環境省 COOL CHOICE』を紹介しておく。日本のお役所はなぜこうも『女子高生』が好きなのか、全くわからぬ。世界と隔絶した日本と言われるのも、もっともである。
こういう「キャラ紹介」を見ていると、James F.氏が書いた『漂流する日本に』というブログ記事を思い出す。日本を外国から見るとどんな風に見えるのかが書かれている。閉じられた空間で暮らす我々にとって『警鐘』となっている。
James F. 『漂流する日本に』 ← リンク