発売日:2009/12/25
ジャンル:同人ゲーム(18禁)
サークル:雨傘日傘事務所
「萌え」じゃなくて「燃え」で合ってます(^^;
この作品で娼婦燃えという新たなジャンルを確立した気がする。
女性キャラのすべてがほぼ娼婦という事で、エロエロな作品かと思いきや、それ+……まさかの「燃え」←そのギャップがタマりませんw
埋れた名作です!!
↓ネタバレ感想はこちらから。(18禁画像有)
娼婦がじゃんじゃん出てきますが、基本みんな明るく前向きに生きてます。
そういう作品は、これまでプレイしたことが無かったので新鮮だった。
一方、Hシーンではガンガン責められてます。
娼婦なのでそれはもう思いっきり。。。
ヴィザルは総入れ歯で肉便器処理されてるし、その他脱肛させられてたり、息子の前で陵辱されたり、裸同然で街中を連れ回されたり。とそりゃもういろいろ…。
日常シーンとのギャップも相まってHシーンはとにかくエロいです。
エロいと言えばCGは超私好みのムチムチボディ。
汁分も多めで臭い立つようなエロさがある。
娼婦スタイルのセイルはもう堪らんww
しかもセイルは終盤であのムチムチボディを曝け出して戦うんですよ!!
これは見ごたえがありました。
対するヴィザルもエプロンドレスで鎧を武装とかカッコ良すぎるw
終盤はもう、まったく予想外の展開に驚きつつ燃えつつ興奮しつつ大変でした。
ジジイ口調が萌える木偶人形のコルクもあんな事になるなんてね(笑
コルクの『劇場』ですが、あれはアーチャーの固有結界の影響受けてますよね?
確立変動を駆使した戦いは『11eyes』の駆君を思い出した。
人格破棄の戦闘モードは『あやかしびと』のラスト。
まぁいろんなライターも影響を受けてるだろうし、ネタにも限界があるので似たような展開になるのは仕方ないかな(^^;
あと良かったのは、いろんな所に散りばめられたコミカルな演出。
・レヴィアルの持ってるアレ。(←何と呼べないいのか分からん
『NEEDLESS』の梔のような可愛さがありましたw
「口の中指ちゅっこまないで!」も良いよな~
・セイルVSヴィザルの緊迫した状況下で空気の読めない呼び出しとか、「馬鹿おっぱい」発言に対するセイルの反応とか。
・ツンデレ、死亡フラグと現代用語も出てきます
音楽面も同人とは思えないほど素晴らしい出来。
戦闘シーンでの盛り上がり方はかなり音楽に助けられてる所があると思います。
挿入歌も燃えたな~~~
個人的には高評価なこの作品ですが、全体で見てみると『結』がイマイチ。
途中までかなり面白かっただけに最後のカタルシスが不十分かな~と。
コルクに救いがあるのかどうか分からず終いで、伏線も回収出来てない所がチラホラと。
猫さんとレヴィアルの戦いがどうなったのかも不明だし、ライター最後の最後で燃え尽きた?
あと、問答が若干クドイかな。
戦闘シーンの途中で集中力が切れたので、あそこは勢いに任せて行った方がよかったかも。
あくまで個人の主観ですが。
不満点はこの位でしょうか。いくつか不満点は挙げましたが、これもまた同人ゆえの荒削り感があっていいのかもしれませんね。自分の中では、そこらの商業作品以上にポテンシャルを持っている作品だと思うので未プレイの方は是非プレイしてみてください!
↓最後に書ききれなかった点をいくつか
好きなシーン
・ヴィザルがコルクを抱いて寝るシーン
・メイコが石柱に友達の記憶を書き残すシーン
良システム
・立ち絵(キャラ同士が向かい合う。まばたきする。など)
・テキストウィンドウの位置変更
・Hシーンは本シナリオとは別に随時追加される
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▼関連リンク▼
・ErogameScape-エロゲー批評空間-(ヴィザルの日記)
・とらのあな(ヴィザルの日記)