さくらやポイントカードの有効期限

 引っ越して車を買って以来、「さくらや」へ行くことが少なくなっていた。(∵無料駐車場付きの店が近くにないから)
 私はポイントカードのポイントを貯めて、小物はカードだけでキャッシュレスで買うのが好きなので、18000点以上が溜まっていた。
 カードの裏には、有効期限は最終利用日から3年間と書いてあり、この6月でその3年になってしまうので、なんとかしなくてはと思っていた。
 そこで、出張の帰りに新宿で途中下車し、ウォッチ館に寄って電池切れの時計の電池交換をしてもらった。

 ところが店員は、ポイントの有効期限は2年間で期限切れだと言う。昔は3年だったが、今では2年になったらしい。
 数百円分だったら、あきらめたかもしれないが、さすがに18000円分では、簡単に引き下がるわけにはいかない。
 カードの裏には3年と書いてあるじゃないか、と主張した。
 店員は、レジにカードを通してみた後、コンピューターが受け付けないので、この場では処理できない。カードを預からせてくれと言い、紙に名前と住所を書かされた。少なくとも今回の代金はポイントから引きますからと言われ、金は取られなかった。

 後日、「さくらや」から配達記録の郵便が届いた。電池交換分の代金が引かれた、新しいポイントカードだった。その裏には、2年間ご購入がない場合はポイントは失効と書いてあった。
 同封されていた紙に書かれていた文章がふるっている。「本来期限の切れているカードのポイントを使用することは不可能ですが、今回に限り有効期限を延長致しました。(中略) 今後はいかなる理由がございましても、カードの有効期限の延長は致しかねますので、有効期限等に気を付けて御利用頂けますよう宜しくお願い致します。」

 まるで、こっちが悪いみたいじゃないか。
 3年だったのを2年に変更したのは、そっちの勝手な都合だろう。
 3年前に買い物をしたときに、有効期限が3年と書かれたカードを私に渡し返したはずだ。その時点で2年になっていたのなら、カードを交換するとか、2年と書いたシールを貼るとかするべきだったはずだ。
 3年前は有効期限が3年だったのなら、企業の責任として、その後3年間は無条件に有効にするべきだろう。特例の温情処置とかではなく。

 今後はいかなる理由がございましても、カードの有効期限の延長して頂く必要はない。
 なぜなら、そんな店では、今あるポイントを使い切ったら、買い物をする気にはなれないからだ。

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