2つのロンリコ
笠原弘子さんのアルバム『レ・ブエルタ』の中の1曲「ロンリコ」。
カリブ海のプエルトリコのラム酒です。
近所のいくつかの酒屋で売っているメルシャン輸入のボトルは700mlなのですが、埼玉県へ行ったときに寄った「やまや」で買ったボトルは750mlでした。
表のラベルはまったく同じ。裏のラベルは、メルシャンのは日本語で、やまやのは英語のラベルの上に、日本語のシンプルなラベルが貼ってあります。メルシャンが正規輸入代理店で、やまやは並行輸入みたいな感じでしょうか? 値段は、量の多いやまやの方が安かった。
ビンの高さは同じ。ビンの太さが少しだけ違いますが、よ~く見くらべないと見分けがつきません。計ってみると、一周の差が6ミリほど。メルシャンの方は、うまいこと50ml分を節約しているようです。
インターネットで検索してみても、容量まで書いてない通販店がわりとあり、そういういいかげんな店は要注意か?
ふつう、1本いくら、としか意識しないし、比較しないものね。
あと、メルシャンのラベルは原産国として「アメリカ」と書かれているのに、やまやのは「プエルトリコ」と書かれています。
最初にメルシャンのを見たときは、アレ?と思ったのですが、プエルトリコは独立国ではなくアメリカの自治領ということなので、原産「国」としてはアメリカと表記するのが正しいのかな、と思いました。
でも、やまやのは「プエルトリコ」。この方が実際的なんでしょうけど、英語のラベルには「U.S.A.」と書いてありました。
プエルトリコは、アメリカの一部ながら、州ではないので、大統領選挙の投票権はないそうです。国会での議決権もない。
べつに武力で弾圧されているわけではなく、民主的な選挙の結果、独立国になろうとか州へ昇格しようという意見が少数派なのだそうです。
自治領でいれば、国の所得税が免除されたり、政府から生活保護が受けられるという、経済的な理由が大きいとか…
アメリカの酒というと、バーボンというイメージがありますが、私はロンリコの方が好きですね。
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