昨日、会社で仕事中に突然の停電があった。
フロアのブレーカーを確認するも、落ちていない。
下の階も…、隣の建物も…、と情報が広がっていき、どうやら会社構内全体の様子。
原因がわかり次第連絡します、という話だったが、その後、「東京電力からの送電が停止したため」と社内放送があってお終いだった。まあ、それ以上は社内では調べようがないのだろうけど。
帰宅したら、家でも停電の跡があった。
エアコンのランプが点滅している。オフにしてあっても、停電があると点滅して知らせるというのは、いったいなんの意味があるのだろうか?
湯沸器のランプが消えている。これが消えていると、水がお湯にならない。引っ越してきた当初は、風呂にお湯を入れて、いっぱいになったので、いざ入ろうと思ったら「水」だった、というのを何度か経験したので、さすがにこれは注意するようになった。でも、引っ越し前の部屋は、そんなことなかったのになぁ。
ミニコンポの時計が消えている。タイマーをセットした時刻は消えていないのに、時計が消えてしまうので、セットした時間になっても起動しない。最初はこれで寝坊してしまった。わけがわからない仕組みだ。
電子レンジの液晶パネルが点滅している。これも時計が消えてしまうかららしいのだが、電子レンジの時計なんか使っている人がいるのだろうか? 自分も時計をセットなんかしていないのに、ボタンを押さないと点滅が止まらないのは、面倒なだけだ。
以上の製品を設計した人は、東京では停電が滅多にないことを、感謝した方がいいと思う。
東京電力のホームページを見たが、停電については、なにも見つからなかった。
会社と家が停電したなら、少なくとも三鷹市の東部一帯が停電したのではないかと思う。ニュースにもならないのは、たいした問題ではないのか?
改めて考えてみると、停電があって、東京電力から「すみませんでした」という連絡があった記憶は一度もない。
よく知らないが、停電しても謝る必要なし、という法律や契約になっているのだろう。
今の日本で、電気を使わない生活なんて考えられないし、東京の一般市民には、東京電力から電気を買うしか選択肢がない。
JR東日本の中央線が工事で開かずの踏切になって、社会問題になってから、やっと対応しだしたのと同じ感覚を感じる。
停電したら電気料金を割引します、という仕組みがあってもいいと思う。
いくらサービスが停止して停電しても、ホームページで報告する必要も、利用者に謝罪する必要も、請求料金を割り引く必要もないのであれば、そんな会社なら私でも経営できると思える。
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