手作りの政治運動(DIYの政治)を新しいムーブメントに!
永瀬ユキという人のブログを初めて見た。
性同一性障害を公表されている元男性今女性の人だ。
プロフィールの所にはこう書かれている。
恐らく私ほど変わった体験をした者は少ないでしょう。しかし、大なり小なり似た体験、例えば自分を受け入れるようにグループと交渉をするなどは、多くの者が経験していると思います。 古くから『個人的なことは政治的である』と言われています。これは、たとえ個人的なことであっても、その中には政治が深く関わっていることを告発するという含意があります。私は一歩進めて、「人間が生きることそのものが政治的である」と言いたいです。
11月9日の
手作りの政治運動(DIYの政治)を新しいムーブメントに!
という記事ではこのブログにはこう書いている。
『はじめてのDiY』(毛利嘉孝)によれば、「DiYの政治」が世界的な潮流になっているらしいです。
今まで、デモと言えば「示威行為」であり、できるだけ大きな声でシュプレヒコールをあげ、主張を轟かせるのに重きが置かれていました。
「みんなで大きな声をあげれてゴキゲンだった」というのが今までのデモのあり方です。
しかし、『自由と生存のメーデー』や『素人の乱』に代表される「新しいムーブメント」では、それは否定され、人びとに対する「パフォーマンス」としての表現行動が重視されます。
こうやって文章を並び立てるよりも、以下の映像を見てもらったら分かると思います。
そして弘法大師釈放さる!でも紹介した『村野瀬玲奈の秘書課広報室』に書かれている先の麻生宅訪問ツアー(リアリティツアー)弾圧事件から得た教訓を書いている。
特に映像担当の配置と映像のyoutube以外でも保管することをこのように提起している。
そして、ビデオ映像もYoutube一本槍ではなく、他にも公開する場を持っておけばいいでしょう。 『Uniontube』はどうかなと思います。
さらには、文章+画像ベースでも情報共有できる場を持っておくのも重要です。
要するに「貧乏人による貧乏人のためのメディア」を持つ訳です。
それを目論んで私は「binbounin-ikki.net(貧乏人一揆)」というドメインを取得しています。
そして私も深く同感するのだがこう指摘されている。
私が思うには、様々な人びとが、それぞれの得意とする方法や場所でメディアを持ち、それがインターネットらしく相互にリンクすれば、一般のマスメディアよりもずっと面白いものができるのではないでしょうか? そういう所と、街で不特定多数をターゲットにしたパフォーマンスや定点で開店しているインフォショップ(テーマを持ったカフェや雑貨屋さん)がネットワーク化すれば、面白い社会が出現するかも知れません。
これがブログ論壇になるのでしょう。
『Uniontube』を運営しているのはレイバーネット日本という労働運動の情報ネットワークです。
そのレイバーネットに紹介された弘法大師達の有難いお話です。
=Aさん=
××年間運動をしてきて、初めて逮捕されました。今まで無敗でしたが土がつきました。××歳で「公妨」とは恥ずかしい。そしてとても悲しい。差し入れられたスピノザの本を読みました。スピノザは「悲しみ」という受動的な感情について、人間の活力を奪う毒だと言っている。反対の感情は「喜び」。接見した弁護士は、みなさんの激励のメッセージや写真を見せてくれた。外は盛り上がっているということで、元気づけられ、勇気を与えられました。署の前から大声で励まされました。人間のポテンシャルを引き出すメッセージでした。とても素晴らしい。ありがとうございました。
=Bさん=
俺は平和主義者。空手をやっていたが、絶対に人を傷つけてはいけないと思っていた。だから警官に倒されて時も、抵抗せずグターっとしていた。この格好はネコから学んだ。
取調べはきつかった。黙っていると刑事は、「活動家らしくないぞ」などと誘導してきた。警察を心底嫌いになった。うしろ髪を前に垂らしたり、耳にティッシュペーパーを詰めたりして我慢した。耐えられたのはみなさんの激励のおかげです。反戦と抵抗の祭<フェスタ>で会いましょう。
=Cさん=
デモは好き。世界の真ん中に躍り出ることができるから。刑事にポエムを読まれた。××歳のころ起きた「9・11」が理解できなかった。戦争や貧困の責任が見えなくなっていた。麻生邸に行くことで、この世の中の根源的なものに迫りたかった。それを通して自由を取り戻す。裁判所は個人の事情を考えずに勾留を延長させていく。弁護士を通じて親や職場の仲間が支援をしてくれた。ぼくは恵まれていた。これからもフェスタに協力してください。
そのフェスタのスケジュールです。
反戦と抵抗の祭〈フェスタ〉スケジュール
【フェスタ2008概要】
○ 屋内企画
日時:11月29日(土) 13時〜21時 資料代:500円
場所:渋谷勤労者福祉会館(原宿駅、明治神宮前駅から徒歩10分)
○ デモ
日時:11月30日(日) 時間未定
場所:未定
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