自分は投資をしていないので、日々の日経平均や個別銘柄の動きに一喜一憂することはない。
自分は、どちらかといえば株式市場の動向よりも、債券市場の動向を気にしている。
というのも、自分は長年資金調達や経営サイドで仕事をしてきたので、どんな時でも景気の先行きがどうしても一番気になるからである。
結局
1.海外景気、国内景気動向が自分の業界と会社に今後どういう影響を与えるのか?
2.その景気動向によって金融機関の融資姿勢がどう変わるか? 資金調達にどんな影響が出そうか?
3.その景気動向の予測の下に、自分たちの会社は何をどうすべきなのか?
を、早目早目に予測して何をどう準備すべきかを決めたいのである。
ただ景気の先行指標と言われる日経平均の動きを見ていても、自分には全く先が読めてこない。
しかし、ファンダメンタルズをある程度把握できていれば、景気の方向性はなんとなく見えてくると思うのである。 だから、各国の経済情勢や債券市場の動向は見るようにしている。
その債券市場を左右するのが、主要各国の政策金利(短期金利)の動向であり、債券の需給であり、世界情勢である。
そして、最近は、ユーチューブなどで債券市場や海外マーケットの情報をかなり専門的なことまで発信して解説してくれる人たちがいるので、色んな見方を知ることが出来て非常に参考になる。
とりあえず、こうした情報を頭の片隅に入れておいて、銀行の担当者と控え目に話をしておけば、経営者としての信用は上がり、借入の話も少しだけ進めやすくなる。
そこで経営者であれば、投資をやっているとは間違っても言わないことである。
皆様の会社が儲かりますように!
鳩森八幡神社 (東京都渋谷区)
おにがわら すねお