2010.11/26 [Fri]
伝説の勇者の伝説 第21話
伝説の勇者の伝説 第21話
『ローランドの闇』
≪あらすじ≫
もう逃げないと決めた。ライナは、フェリスと共にローランドに帰還する。いやな別れ方をしたシオンの下へ真っ先に向かうが、そこは大量の書類の山。二人がいない間に溜まった仕事だと言い、シオンは二人を笑顔で出迎える。
しかし、その笑顔は以前のシオンとは違う、影のある笑顔だった。
一方、ローランドでは反国王派の貴族や軍人が次々に粛清される事件が起きていた。ミラン・フロワードすら関わっていないこの案件の指導者は――シオン・アスタール！？
≪感想≫
変わり始めたシオン
キャラデザが変わった（違 どっちかって言うと、変わった印象を受けるのはライナやフェリスなんですけどね。シオンと再会した時の、ややデフォルメ化されそうな勢いなくらいライナとフェリスは個人的に好みな作画になっていました。なんて言うか、影の使い方が巧くて、より立体感を感じると言うか何と言うか。
それはさて置いて、本題へ。
明らかにこれまでとは違い、影のある笑顔を浮かべるシオン。それは先のライナやフェリスと同じように影の使い方が巧いのと同時に、それが妙に意味深。巧く飼い慣らしていたフロワードも、「ムシケラ」と卑下するなど、本来のシオン・アスタールから乖離した人格が、確実に生まれ始めている。
面白いのは、シオンがライナを殺したいのか否か、と言う点。
自分の中に巣食うもう一人の自分と対峙した時、妙な違和感を覚える。それは、従来のシオンよりも巣食っているもう一人のシオンの方がライナを殺さないと言っている点だ。通常この場合、感情よりも理性、個人よりも大局に目を向けて、自分の心に巣食うもう一人の自分がライナを殺すべきだ、と進言する方が普通である。
だが、それが真逆に働く。
それはつまり、シオンにとってライナは死んでくれていた方が良かった、と言うことになる。それは何故か。親友の死を望むのであれば、それは親友に死よりも苦しい何かが待ち受けているからではないか。だからと言って殺して良い理屈にはならないし、それは安直な逃げでしかないとも思うが、あのシオンをしてそうしないとライナが死よりも苦しむと考えるならば、そこにはきっと明確な何かがあるのだろう。
そんなこととも露知らず、ライナは夢の中に出て来た父親（？）と邂逅。ライナはあの夢を記憶ではなく想像だと考えていたようだが、そうではない？ 本当にあれはライナの夢だった？ なら、どうしてライナはそのことを知らないのか。さらにいきなり刺されてしまったわけだが、確実に物語は終焉を迎えず、漫画風に言えば「俺たちの旅はこれから始まるのさ！」的な終わり方がもう見え隠れするのだが、少しくらい真相が明らかになって欲しいな、と思う。
一方、ガスタークにも何やら不穏な動き。禁呪を使っているようだが、本当にキファは幽閉され拷問を受けているようだ。っていうか、あの服のまま幽閉して拷問なんだ……エロいな（ﾏﾃ
第21話『』
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『ローランドの闇』
≪あらすじ≫
もう逃げないと決めた。ライナは、フェリスと共にローランドに帰還する。いやな別れ方をしたシオンの下へ真っ先に向かうが、そこは大量の書類の山。二人がいない間に溜まった仕事だと言い、シオンは二人を笑顔で出迎える。
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≪感想≫
変わり始めたシオン
キャラデザが変わった（違 どっちかって言うと、変わった印象を受けるのはライナやフェリスなんですけどね。シオンと再会した時の、ややデフォルメ化されそうな勢いなくらいライナとフェリスは個人的に好みな作画になっていました。なんて言うか、影の使い方が巧くて、より立体感を感じると言うか何と言うか。
それはさて置いて、本題へ。
明らかにこれまでとは違い、影のある笑顔を浮かべるシオン。それは先のライナやフェリスと同じように影の使い方が巧いのと同時に、それが妙に意味深。巧く飼い慣らしていたフロワードも、「ムシケラ」と卑下するなど、本来のシオン・アスタールから乖離した人格が、確実に生まれ始めている。
面白いのは、シオンがライナを殺したいのか否か、と言う点。
自分の中に巣食うもう一人の自分と対峙した時、妙な違和感を覚える。それは、従来のシオンよりも巣食っているもう一人のシオンの方がライナを殺さないと言っている点だ。通常この場合、感情よりも理性、個人よりも大局に目を向けて、自分の心に巣食うもう一人の自分がライナを殺すべきだ、と進言する方が普通である。
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NoTitle
いや～、伝勇伝、安定してて面白いですね～。
でもあと5話ぐらいで、これ終わらせることが出来るんでしょうか？
魔眼保持者にガスターク・・・う～む、このまま投げやりで終わりそうな気も・・・。
ま、二期がなさそうでありそうな気もしますし、あとはスタッフに任せるとしましょう。
＞あの服のまま幽閉して拷問なんだ……エロいな（ﾏﾃ
激しく同意せざるを得ない。
そうか、キファはエロス担当だったんですね！（違