2010.10/23 [Sat]
そらのおとしものf（フォルテ） 第4話
- ジャンル：[アニメ・コミック]
- テーマ：[そらのおとしものフォルテ]
そらのおとしものf（フォルテ） 第4話
『死闘！零下1.4度の温泉（カッセン）』
≪あらすじ≫
智樹暗殺を狙うアストレア。それを知った美香子は、またもや何かを思いつく―――
初雪が降った日、美香子は男女に分かれた大雪合戦を敢行する。雪合戦に参加するアストレア。美香子は、巧みに男子軍大将にして意欲を掻き立てて、雪合戦を壮大な者にして行き―――
≪感想≫
揺れるエンジェロイド
・イカロス
揺らがない智樹への信頼と忠義。アストレアの登場でもそれは変わらない。
でも、それは変わった結果なのだろう。智樹がマスターだから智樹を守る、と言う以上の感情を確かにイカロスにはあるはずなのだ。他の誰でも無く、イカロスの意思で智樹を守ると言う揺らがない気持ち。それこそが、今回、アストレアと良い対比になっていた。
・アストレア
まさかまさかのシリアスモード智樹降臨www 何一つ自分で決めることが出来ないエンジェロイドたち。地上人をダウナーと言って見下している一方で、彼女たちは奴隷と何一つ変わらない。命令を遂行すると言う意味では、軍人にも近いのかもしれないが、（ここは感覚的な部分になって申し訳ないが）奴隷と言う印象や言葉の方が近いように思える。
智樹の言葉はアストレアに見事に突き刺さった。それは、ニンフの時に似ている。ニンフはそこから智樹を認め、智樹に恋心を抱くに至ったが、果たしてアストレアはどうなるのか？
・ニンフ
羽をもがれ、マスターを失ったニンフの心の穴。それを埋めたはずの智樹であり、恋心を自覚するにまで至っているのだが、智樹はイカロスのマスターであると言う事実。
そうした狭間で自分の気持ちと現実の間で揺れ動いているニンフ。今期、おそらく話の中核には確実にニンフが食い込むことになるだろう。第一期ではイカロスを中核に物語が進んだこともあるが、第二期ではもうイカロスの心理的な部分は上記で挙げたように、確立されてしまっていると言える。
だからこそ、感情表現豊かな彼女のマスター不在・智樹への恋心と言う二つの揺れ動く気持ちをどう料理していくかが、ある意味第二期の要なのだと改めて感じた。
しかし、なんて言うか、美香子の破天荒っぷりに着いていけなくなる時がある。っていうか、なんかこう……イラッと来るwww まぁ、それについてはイチイチ語るつもりもない。そんなことは瑣末な問題と言うか、そもそも問題にさえならない論外だろうから。
でも、正直この展開には着いていけなかったし、本音を言えば、終盤に物語としての見どころはあったけれど、今回は過去の回ほど面白いとは感じなかった。オチのためとはいえ、雪の中にそはらを埋めたのも、仕方ないとは言えちょっとこう…許容し切れないと言うか、勿体ないと言うか。
第5話『天界から来た超兄弟（トモダチ）』
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『死闘！零下1.4度の温泉（カッセン）』
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智樹暗殺を狙うアストレア。それを知った美香子は、またもや何かを思いつく―――
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