世紀末オカルト学院 第12話
『千の風、美の尋めゆき』
≪あらすじ≫
黒魔術を使い魔界への扉を開けようとする美風と、白魔術を使いマヤたちを守ろうとする千尋の戦いは苛烈を極める。マヤが生きていたことを知った亜美たちも参戦するが、辺りは美風によって洗脳された市民たちと、そして美風によって召喚されたモスマンやチュパカブラによってあふれていた。
学長から何があってもマヤを守るようにと言い付かった千尋と黒服の青年はその命を賭してマヤを逃がそうとするが、マヤは一人逃げることを拒む。
一方、美風に敗北した千尋はその最後の命を使って文明にかけられた魔術を解呪。文明に、二つの真実を打ち明ける―――。
≪感想≫
なんかもう、超展開過ぎてワロタwww
さて、このネタが解る人がいるのかいないのかはさて置いて、7・8話で私は亜美の父親の行動について『警察騒動だ』とか『社会人として大人げない』とか散々言ったが、もう今回見たらどうでも良くなった(爆
だって、魔法戦ですよ? しかも、普通に建物破壊しているし、上空数百メートル以上から高速で落下させられた千尋も原形保ってるし、亜美たちも食堂の婆ちゃん(やっぱりモンスターらしい)を轢き殺したし、って最後の最後でこの作品に実はリアルさを求めてはいけないことに気付いたwww
ここから先はファンタジー・フィクション設定に疎い人はダメかも?
ダメだったら、ゴメンナサイ。
一応フォロー出来るところをフォローしておくと、千尋が叩きつけられても無事だったのは真っ当な人間じゃないからでしょう。おそらく千尋も黒服と同じ、生み出されし者。物理法則を無視しているか、物理的衝撃に高い耐性があるのだろう。
生み出したのは学長の神代純一郎か(二人とも純一郎なのか、千尋だけ純一郎なのかは解らないが)。と言うのも、魔を滅する呪文で千尋の身体も浄化され消滅した。
白魔術師が魔を滅する呪文で消滅するのか? それは世界観によって異なりますが、説明次第ではYESです。
『魔を滅する呪文』がどういう原理で働いているのかを考えた時に、五芒星による浄化能力でその辺り一帯の魔を払うものと推察出来ます。この時重要なのは、“魔”とは何を指すのか? おそらく“魔”とは、悪魔などではなくもっと中性的な“魔力”を指す言葉だと推察される。
この辺りはファンタジー系の小説やアニメを見たことがない人には解らない分野かもしれないが、魔力は必ずしも悪の存在ではない、と言うことである。
仮に魔力本来の性質が、プラス(白魔術や神聖性)でもマイナス(黒魔術や悪魔性)でもない中性だとすると仮定する。その場合、何かしらの魔術によって構築された肉体や存在は、当然中性、あるいは用いた術に近い特性で具現化されるはず。
だから、魔力で作られた肉体を持っていても千尋のように白魔術を扱うことも出来れば、黒服のように一見すれば悪魔の使いのような姿を持つことも出来る。逆に魔力は両面性を持つわけだから、美風のように黒魔術として使うことも出来る。いわば、どんなものにでも使える燃料・ガソリンのようなもの。
純一郎が遺した『魔を滅する呪文』とは、悪魔を滅ぼす呪文ではなく、魔力を浄化することで一時的に滅ぼす呪文だと考えられ、その場合魔力で肉体を構築された黒服や千尋も、当然その効力によって消滅する、というわけ。
この仮定を逆から辿った場合、美風もまたその肉体を魔力で構築した存在と言うことになる(魔力を持つ人間、と言うだけならば美風が完全に無力化することはあっても存在が消滅することはあり得ない。あの呪文で消滅するのであれば、美風もまた千尋や黒服と同じ構成物質を持つことになる)。
そうなると、美風を生みだした元凶がいるか、あるいは都合良く魔界から偶発的に地球にこれたか、あるいは自然発生したかと言うことになる。
この辺りはさすがに物語の都合上でどうにでもなってしまうが、もし千尋(と黒服)を生みだしたのが純一郎だったならば、もしかしたら美風を生みだしたのもまた純一郎だったのかもしれない。
え? マヤと文明が最後の呪文を同時に唱えられた理由? 演出上の描写です(マテ 呪文はおそらく何か別の言語が母体なんでしょうね、あるいは神話か伝承か。その辺りは誰かが解読してくれることを期待します(汗
作品としての12話の位置づけ
正直これまでの『世紀末オカルト学院』と言う作品に対して持っていたイメージを前回以上にぶち壊してしまった話。それを良しと捉えるか、悪しと捉えるかは人それぞれだ。
冒頭の感想でも書いたように、7・8話はもちろん、これまでの話で培ってきたある種のリアル性、あるいは社会的道徳観の一部を全否定したような12話。街の大破壊とか、学院規模での封印術とか、もう『伝説の勇者の伝説』のような世界観ならまだしも、1999年の日本を舞台にしたとは思えない展開である。
ただ、エンターテイメント性として見ると、とても良かったと私は思っている。確かにこれまで見てきた作品に対する観念が壊れてしまったことに対して寂しさを覚えないわけではないが、それでもそれを上回るドキドキ感があった。
やや陳腐で、ドラゴンボール的な物理法則を無視した吹き飛ばしや地面への叩き付けなど、これまでの作品が歩んできた道を踏まえれば、拒絶反応を起こす人もいるかもしれないけれど、それでも千尋が美風の魔術を受け止めたシーンに流れたBGMは、一瞬OOやヱヴァすら脳裏をよぎったほど、とても素晴らしい場面を盛り上げるBGMだった。この盛り上げ方はエンターテイメントとして見た時に本当に良い。音楽の大切さを改めて感じる。
千尋と美風の“愛”に対するやり取りも、思考の対立として見ていて面白かった。千尋と美風が“アベミノル(内田文明)”に抱いていた、愛の姿は、どっちが正しいとかどっちが間違っているとかではなく、単純にこの12話の間に両者に見せていた、文明の“顔”の違いなのだろう。
千尋と美風をある種対極的に文明が扱うようにシナリオが組まれていた分、思考の正否ではなく、それをもっと突き放した位置から思考の対立だけを見れた気がする。
千尋のラストは、良い終わり方だったなって思う。在り来たりだったけど、おそらく美風から受けた傷は表面上癒したのか、文明には最後まで見せないようにして真実を語っていた。怪しかった千尋が名実ともに味方に回ってわずか2話。だが、それで十分彼女の本当の魅力は引き出せたような気がする。
もし最初に出会ったのがこの二人で、この二人が手を組んでいたらどんな物語になったのか、ちょっとだけそんなIFを見てみたくなるような、そんな気持ちになった。
マヤと文明と
結局、最後までマヤに隠されたパワーがあるなんてことはなく、文明も失った超能力を取り戻すことはなかった。特に後者に関しては、最終的に力を取り戻すんじゃないか?と想像した方々も多かったのではないだろうか? まだ最終話が残っているので何とも言えないが、少なくとも物語上のクライマックスである今話で力を取り戻さなかったのは、力を取り戻さないケースは私も作品開始序盤で想定したことではあるが、やっぱり意外。
文明はスプーン曲げを出来たことから、サイコキネシス系の力だろうから、美風からの魔法攻撃をサイコキネシスの力で逸らす、くらいのことは出来たような気もするが、それでも文明に力を取り戻させないことが、狙いなのだろう。
本当の意味で、特殊な力を持たない(決戦で力が取り戻されない)ファンタジー系主人公ってなると、これはこれで貴重かもしれない。その辺りは、また来週、最終話を見終えてから一考出来れば良いなと思う。
さて、マヤに絡めて一考だが、ノストラダムスの鍵を破壊(封印)しても未来の世界は変わらなかった。考えられることはいくつかある。
そもそも、ノストラダムスの鍵を破壊したにも関わらず、文明はもちろん未来の人物たちがそのままの記憶で存在していること自体が、時間軸で考えれば間違っている。過去は改変され、宇宙人か異世界人かの襲来も無いのだから、その記憶を持った彼らが改変された時間軸で存在出来るはずがない。
考え方は幾つかあるのだが、有力な説の一つを挙げるならパラレルワールドか。厳密に言えば、パラレルワールドと言うよりも、歴史の分岐点、枝分かれした未来は過去が変わっても消滅しない、と言うこと。
道路や線路と一緒で、同じ道を歩んできた世界でも、一つの交差点やポイントを右に行くか、左に行くかで行き先は変わる。ちょうど「Y」の字みたいな形。下が共通の道で、それぞれ左右に伸びるのが分岐した先。
マヤたちのいる未来 文明の知っている未来
\ /
Y
|
これまでの歴史
簡単に図解するとこんな形。
これまでの歴史を辿り、世界は一つの分岐点を迎える。それがノストラダムスの鍵の破壊の正否。破壊に成功した場合、歴史は左へと向かうが、破壊に失敗した場合、歴史は右へと向かう。
この時、もしも未来が過去の歴史によって紡がれて新しくしかれるレールの上にあるのではなく、すでに未来は既存レールが敷かれた上にあるものだとしたら?
つまり、分岐点でどちらを選ぼうが、どちらの未来も最初から存在しているということ。あるいは一度敷かれてしまったレールは二度と取り外せないと言うこと。
だから、文明たち1999年7月にノストラダムスの災害を受けた人たちが過去に戻って歴史を変えたとしても、歴史を変えられなかった未来はずっと存在し続ける。
上の図を例えば車か列車で走るとしよう。分岐点があって、そこで上手く左を選んだからと言って、右の道が消えるだろうか? 否、消えることはない。それは一つの選択肢とその結果として残り続ける。それは、未来が選んだ結果として生み出されるものではなくて、あらかじめ決められたレールと選択肢の中から歩んでいる人や世界が選択しているだけに過ぎない、と言う考え方。
よって、文明たちは歴史が変わっても消えることはない。だからこそ、文明たちが歴史を変えても文明たちの世界が壊滅したという事実は消えて無くならない。
多少救いのある説を出すと、もしかしたら、宇宙人や異世界人と言う存在はマヤと文明が美風を封印・消滅させたことで、こちらも消滅しているかもしれない。でも、それは過去に遡って存在を消しただけで、その存在が行った結果は変わらないのかもしれない。
もう一つ有力な説を出せるとすれば、ノストラダムスの鍵は一つではなく、これから先にももしかしたら2012年の未来を作ってしまう要素があるのかもしれない、と言う考え方。
あるとすれば、私を含めて多くの方が先週までに推察した、マヤ鍵説だろう。マヤが鍵である限り、マヤが死亡し魔界の扉を開く儀式が行われれば、結果として歴史は変わらないわけだから。
ただ、物語として見た時にこれだと救いがないので、あんまり期待したくはない。
次回予告からの反則的な説を使えば、文明鍵説か。実は本当の鍵は文明で、文明が1999年の少年期の文明と出会うことで、本来であってはいけない二人の出会い、あるいは両者の超能力によって存在の歪みが発生し、その歪みこそが魔界への扉だと言う考え方。
今回、マヤが撮った写真は美風と一緒に文明が写りこんでいたわけだから、鍵が美風とは限らないわけで。
ちなみにこの説を踏まえて、だいぶ始めの方から1999年7月21日に少年期の文明がヴァルトシュタイン学院で講演を行うことを立証している方がいた。本当に凄い! 感服ですm(_ _)m
吉良さんの『隠者のエピタフ』⇒(文明鍵説◇世紀末オカルト学院 第11話「マヤの死 / MAYA's death」/少年期の文明の講演立証:)◇世紀末オカルト学院 第6話の文明の過去で気になったこと
学長はやっぱり生きているらしく、それでも最後まで出てこなかったのは、純一郎もタイムトラベラーの可能性があるのではないか。文明は未来から過去に来たが、純一郎は過去から未来へと飛んだ。理由は不明だけど、生き延びるには、同じ時代ではダメで、それしかなかったのかもしれない。
何はあっても来週で最終回。物語の終わり方は重要で、それを今週終わった『黒執事II』と『祝福のカンパネラ』で嫌と言うほど再認識させられた。ぜひ、終わり良ければ全て良し(ハッピーエンドでなくてもいいが納得の出来るエンディングを!)を期待したい。
次回予告は『ラブマシーン(笹塚エクスタシーズ)』
第13話(最終話)『マヤの文明』
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以下、過去の話でしたが本文中言及リンクによりTBを送信させて頂きました。
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変わらない未来
さてそれは置いておいて、今回の目玉は、変わらない未来ですよね。パラレルワールド説は、物語的にしっくりこないから。多分違うでしょ。それ言ってしまうとこの物語何のために作ったんだ?ってオチになりますから。そう言うものを作ったら作ったで、オチが無い物語になりますけど。
やはり、写真に二人写っていた事が気になりますね。私本当に鈍くてこういうの全く気が付きません。まだブログ読んでませんが、皆さん気がついていそうですね。文明っぽいですね。
マヤだとちょっとしっくり来ないんですよね。父親がマヤを守ろうとしたので、マヤを殺してしまうような展開にはならないと思うのですよ。この物語しっくり締めるには、文明かマヤどちらかの退場が望ましいと思います。しかしマヤだと学長の思いが無になってしまうので、ちょっと無いかなと。文明は可愛そうですが、文明の両親は知りませんが、多分居ないでしょ。物語的に身寄りの無い文明が退場する方が収まりが良い。後はあの写真のオチをうまく使いやすいですし。最終的には理由は違っても、月詠さんの当初の予想通りと言うのがありえる選択肢だなと思います。この時代にふさわしくない人だから退場する条件備えてますね。
ただ一つだけおかしな事があるのですが、タイムパラドックスが置きますね。そもそも文明が来てなかった1999年でも未来は破滅しているので、因果関係に矛盾が生じます。ただこれターミネーターがすごい矛盾を前提に話を作ってますからね。タイムマシンものは結構これやりますからね。後は、鍵は美風と2本だったと言うのもあると思います。
とにかく今回の最後の謎どう解明するかはちょっと興味あります。