こんばんは、すいもうです。
今日から仕事が面倒になります。
暑くなってきたので、アイス等の冷凍ものが朝の時間に入荷されるというね←遠い目
その時間帯ってちょうど学生やら会社員やらの通学通勤時間だから、めちゃくちゃ大変な時間なんですけどねえ←遠い目
まぁ、毎年のことだからしゃーなしですけどね←しみじみ
まぁ、それはさておき。
今回もたぬきさんです。
ついに意味がわかります。
どういうことなのかは、追記にて。
では、お黄泉ください。
夢、吹きすぎし~月想う~ 百七十三話
「まず、貴様があの世界に呼ばれた理由からだが、正確に言うと、貴様だけが目的だったわけではないのだ」
あたしをじっと見つめながら、王さまは言った。相手の目を見ながら話をする。王さまらしいことだった。
ただその王さまらしいことに、どこか違和感があった。まるであまり話したくないことのように思えてならない。その内容がどういうもなのかはわからない。でも王さまが言った言葉の意味はわかった。
あたしだけが目的じゃないと言った時点で、っていうか、あの世界でなのはちゃんとフェイトちゃん、アリサちゃんとすずかちゃんとも出会った時点で、だいたいの予想はついている。あの世界に呼ばれた理由は、あたしたちになにかしらの用があった、ということ。その用というのが──。
「ノっちゃん、アリッサちゃん、シンシアちゃんに関係しているということかな? もしくは三人を通して、王さまたちがなにかしらの警告でもしてくれたということかな?」
あえて王さまたちと言ってみた。たぶん現在進行形で、なのはちゃんたちとアリサちゃんたちも、いまあたしがいるような世界にいるのだろう。その世界をも王さまが管理しているとは思えない。そもそも王さまが出てきた時点で、だいたいの予想は付いている。なのフェイ組とすずアリ組には、別の誰かが管理者として赴いているということを。その誰かが誰なのかは、考えるまでもない。あたしのところに王さまが来たということは、あのふたりがそれぞれの組を見守っているのだろう。どちらがどちらを見守っているのかの確証はないけれど、たぶんアホの子がなのフェイ組で、その旦那はすずアリ組なのだと思う。それぞれ電気系と炎熱系の資質持ちなうえに、アリッサちゃんは聞くところによれば、炎熱系の資質持ちらしいし、シンシアちゃんに至っては、もう確かめるまでもなく、電気系だった。アホの子がなのフェイ組を担当して、その旦那がすずアリ組を担当するのは、当然の帰結だった。
むしろアホの子がすずアリ組の担当になっても、アリッサちゃんが暴走してしまったら、抑えこめないと思う。その旦那であれば、なのフェイ組を担当しても意外とうまく抑えこめそうな気がする。けれどそれはあの旦那だからであって、アホの子に旦那と同じことを要求するのはさすがにかわいそうすぎる。となるとやはり割り振りは最初思った通りだと思う。もしくはアホの子が、知らない人の面倒は看たくない、とか駄々をこねて旦那が折れるパターンかもしれんけど、いくらなんでもあのアホの子であっても、そこまでわがままではないと思う。うん、そう思いたい。いやそう思わせてほしい。がなんとなくありえそうな気がして怖い。
「……やはり貴様には気づかれるか」
ため息混じりに、王さまが言う。そのため息がいったいどういう意味でのものなのかが、非常に気になるところではあるけれど、触れるのはあからさまな地雷な気がするから、あえてやめておこう。障らぬ神に祟りなしや。
「あのふたりもなのフェイ組とすずアリ組を見守っているんやろ?」
「……すずアリ組というのが、月村すずかとアリサ・バニングスのことを指しているのであれば、その通りだと言っておこう。その妙な略し方はなんなんだとはあえて言わん。言ったところで疲れるだけな気がするのでな」
「なのフェイと同じで、すずかちゃんとアリサちゃんの──」
「説明しなくてもよい。わかっておるわ」
肩を竦めながら、王さまが言う。あたしなりの場を和ませるための軽いジョークなのに、どうにも王さまに通じないみたいだ。王さまは冗談が通じんなぁと思う。まぁ言ったところで怒られるのが目に見えているから、あえて口にはせえへんけど。
「とにかく、貴様の想像通りだ。あやつらもそれぞれの担当する者たちのもとで世界を管理しておる。我らが手を出さねば、いろいろと面倒なことになりそうだったのでな」
面倒ではあったが、致し方あるまい。そう王さまは言った。けれどなにか違和感がある。というか、そもそもなんで王さまたちがノっちゃんたちのフォローするのかが、あたしにはわからない。まだノっちゃんとシンシアちゃんだけならわかる。あのふたりはあたしとカリム、なのはちゃんとフェイトちゃんの子供だから。けれどアリッサちゃんは違う。アリサちゃんとすずかちゃんの子供であり、王さまたちにとっては、関係ないと切り捨てそうな存在だった。
だというのに、なぜわざわざアリッサちゃんの面倒まで王さまたちは看てくれているのか。ノっちゃんとシンシアちゃんだけなら、あたしらという共通点がある。けれどアリッサちゃんが含まれると、共通点はなくなってしまう。それともあたしの知らない共通点が、ノっちゃんたちには存在するのだろうか。
「共通点はある。それが「トリニティ」と言われるものだ」
「「トリニティ」?」
あの子たちのことを踏まえて、ざっくりと訳すと、三人娘ってところか。同じ時期に産まれた子たちであるし、偶然にもあたしたち三組は親友だから、同じ時期に産まれたほかの子たちよりかは、結びつきは強いとは思う。でもそれだけだ。それだけで三人娘というのは、ちょっと無理がある。
「この場で言う「トリニティ」というのは──」
過去同じ体験をした者三人が集まり、その体験を味わないように変化させようとする、という意味合いだ。王さまは真剣な顔でそう言い切った……。
テーマ : 二次創作 - ジャンル : 小説・文学
ランダム封入特典でSDキャラステッカーが33種のうち6枚封入されているのですが……。
もかちゃんこそ当たらなかった物のミミちゃん、レオちゃん、メグちゃん、タマちゃん、ココちゃん、ミーちゃんと特に好きな子が当たりかなり幸運でした(笑)
まぁ、まりこうじさんや黒木さんでもあたりなので、好きな子が当たる確率は高いんですけどね(笑)
……なるほど、たぬきさん、すずアリ呼びと言うことはタチネコ理解したうえで呼んでますね(笑)
コミックアラカルトで同人誌描いていただけはありますね……腐女子狸……。
みんなやっぱりレヴィのことあほと思ってますね。
この先入観も利用しているとしたら、(高町の)レヴィは……。
狸と言いたいですが狸とは似合わないですね(笑)
女狐……ともちがいますね(笑)
たぬきさんが、いよいよ、アリッサちゃん達の前世に触れるときが来ましたか。
この3人が同時に体験したことは……ガザニアがクレアさんを……を見たこと……?
シンシアちゃんの場合、それを気にしての行動に見えますが……はたして……。
替天の書に取り込まれた、ではシンシアさんは関係無いですよね、多分。
では、失礼します。
Re: タイトルなし
おお、よかったじゃないですか。まぁ、本命が当たらなかったことを考えると、あれですけど←汗
当たる確率、何分の一ですかね、それだと←苦笑
まぁ旦那を上にしているというだけのことかもしれませんが。タチネコ的な意味も含めて←ヲイ
腐女子狸というか、雑食というか←笑
まぁ、レヴィ=アホの子というのは、公式ですからねぇ←笑
もっともINNOCENTだと本当にアホの子なのかと思うような子ではありますが←笑
まぁ、先入観ができあがっているのであれば、それを利用するのはある意味当然ですからねぇ←しみじみ
うん、狸は似合いませんね。そもそも狸の称号は、やはりたぬきさんだけのものですから←ヲイ
じゃあ、あえて女豹にしますか←マテ
わりとざっくりとですが、次回に触れます。
……まぁ、そうですね。そんな感じです、とだけ言っておきます。
彼女の場合は、明らかにそれですから。そもそも、っとこれ以上はオフレコで←黒にやり
替天の書関係ではないのです。近くはありますが。
今回もコメントありがとうございました。今後も頑張りますね。
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