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2006.04.02
エウレカセブンは○○以前だったか?○○以降だったか?
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エウレカセブンがめでたく最終話を迎えました。最終話のタイトルがあれになった時点でかなりもうでき上がっていたのではないかと思います(結局、アメリカさんなのね、とも思うけど)。
最後のこっぱずかしい演出もリアルタイムで見ていれば、オッケーの範疇(あとから見るとちときつそう)。
絶対にエヴァの様には破綻させないという監督の狙いは完全に成功したと思う。なんだかんだいって、ちゃんと1年見たわけですしね。実に作品制作に対する誠実な姿勢だったと思います。
ただ、エウレカは残念ながら現状認識以上のものには結局ならなかったなあと思う。そこが残念。だから、一見全編エヴァっぽいけど、実はガンダム的な作品だったのではないかと思う。
ここで言うガンダム的というのは以下の意味。
・ガンダム=それまでの何かをまとめて現状認識させる作品
・Zガンダム=それ以降の何かを開いた作品
だから、1年面白かったし楽しかったけど、次の萌芽というのはあんまり見られない。つーか、そりゃそうなんですわな。
・ガンダム=それまでの何かをまとめて現状認識させる作品
・Zガンダム=それ以降の何かを開いた作品
↑こういうことなんだから、↓こうなる。
・ガンダム=ガンダム以前を考えることが大事
・Zガンダム=Zガンダム以降を考えることが大事
で、エウレカセブンの対になる作品と言えば、まああれしかないわけで、自動的にこうなる。
・エウレカセブン=それまでの何かをまとめて現状認識させる作品
・エヴァンゲリオン=それ以降の何かを開いた作品
ということで、そのままこうなる。
・エウレカセブン=エウレカセブン以前を考えることが大事
・エヴァンゲリオン=エヴァンゲリオン以降を考えることが大事
だから、エウレカセブンのかかわったみなさんに次のことを訪ねるのは実に筋違いのことであって、とりあえずは「おつかれさま。いやあ1年面白かったよ!楽しかったよ!」ぐらいのことしか言えない。
劇中から引用するとこうだ。
「何かを掴んだヤツがいればそれでいいし、見つけられなかったヤツもそれでいい。ま、でも楽しかっただろ?」
39話のノルブのセリフから
ということで、Webの現状認識であるWeb2.0について無駄に語る人たちの言うことなんてあんまり聞かなくていいということにもなるのですね。
【追記】
なんか予想が当たっていたみたいです。
バカッぽいコメントになるけど、本当にニルヴァーシュがしゃべったのでちょっと驚いた。
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投稿:by いしたにまさき 2006 04 02 08:47 AM [アニメ・コミック] | 固定リンク
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DivX Stage6をここのところ、ご多分に漏れずに見ているのだが、その中でエ 続きを読む
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