ミシェルのヒト観察記

こんばんは、ミシェルです。
本日まいほーむにて大事件が発生しました。

まったくもって理解し難く、
それでいてショッキングで、
まるで江戸川乱歩さんの作品のようでした。


あ、江戸川乱歩さんっていうのは、
さぁちゃんのウケウリですが。





18時前にお仕事から帰ってきたさぁちゃんを、
ボクはいつものようにお帰りーってお出迎えしました。
ルシフェル君は普段からお出迎えがちょっと遅いので、
いつものことかと思ったというさぁちゃんは、
それでもなかなか出てこないルシフェル君に、
「るったんただいまー！おいでー！」って声をかけたのですが、
ルシフェル君が来ないので、
あれ？あれ？って、
慌ててお部屋に入ってきました。

見渡す限りは閉まっていたドアはなく、
それでもどこにもルシフェル君の姿はなく、
るっちん？るっちん？ってさぁちゃんが言うと、
「ここだぞー！！」ってルシフェル君の声が聞こえるのに、
でも見つからなくて、
どんどんさぁちゃんが不安になって、
ボクは、そこですよーって言ってもわかっていただけなくて、
みんなでわーわーになっていたところ、
このへんから聞こえる？どこ？って、
必死でゴミ箱を触ったさぁちゃんが、
ずっしりとした重みを感じて直感的に開けたのが、
ここの引き出しでした。





すると開けた瞬間に、
ルシフェル君がぴゅーーーんって飛び出して来たので、
えーーー！！？？って、
さぁちゃんが心底びっくりして、
いつから入っていたのーー？？って言いました。


「あー、こっわー！
王国には、オレを捕まえるための罠があったんだなんて！！
なんだよここ！！」





以前は、2段目の棚にプラごみが入っていたのですが、
ルシフェル君が引き出しをひっぱり出してイタズラするので、
3段目の、脚で踏んで開く棚にプラごみは移動していました。
しかし今日、
突然にルシフェル君はここを自力で開けて、
飛び込むという難易度の高い技を生み出したのです。


「閉じ込められて暇だったから、
プラごみをずったずたにしてやったんだ！」





どうですか？
怖いお話でしょう？？
ルシフェル君は罠だと信じてやまないのですが、
実は自業自得の極みである立てこもり事件なんですよ。





冷や汗かきながらさぁちゃんは、
ねぇ、むしろもっと気になるのは、
るったんが出られなくなっている間、
みーたんはどうしていたのってことなのよ、
おそらくパニックになったるったんは騒いだよね？
みーたんは助けようとしたけど諦めた？
それとも放っておいてお昼ねしていた？
って、質問してくるのでした。

サスペンスフルでしかたないって。


そんなボクのまいにち。
それは内緒です。


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