七夕前夜 華やかな戸出七夕まつり(2013)

2013年07月06日 富山県高岡市 戸出町


なんと!
関東では早くも梅雨が明けたそうです。
5月29日に平年よりも10日も早く梅雨入りしたそうですが、7月6日に平年より15日も早く梅雨明け。
気象庁さん、ホントですかぁ~?
確か、今年の梅雨入りは明らかにフライング気味でしたよね?
梅雨明けもフライングだったらシャレになりませんよ(笑)。

さて、例年梅雨の真っ只中にやってくる七夕。
北陸は無論まだ梅雨明けはしておらず、今年の七夕も例年通り芳しくない空の下で迎えることになりました。
各地で華やかなお祭りが行われているようですが、北陸・高岡の七夕祭りも大盛況。

戸出七夕まつり2013

2013年戸出七夕まつり 七夕前夜

「七夕イブ」と称されるこの日、昨年に続いて高岡市の戸出七夕まつりを見てきました。
昨年は日中でしたが、今年は宵の口。この七夕まつりが最も美しい時間です。


7月6日は今年一番の暑さに見舞われました。
報道では何かにつけて東京が暑い、東京が暑い、東京が暑いと騒がれていましたが・・・

もっと辛い街はいっぱいあるんだよ。
こちとら、朝の6時で32℃あったんだよ。
午前中に35℃超えてたんだよ。


猛暑日の温度計 金沢市
(↑金沢外環状道路山側幹線(山環)の温度計、結構正確なんですよ)

ま、熊谷とか館林とかの「聖地」に比べればどってことない暑さだったんですけどね(^^;。
群馬・埼玉の皆様、ほんとにほんとにお疲れ様でした。


金沢ではフェーン現象により、前夜はついに一度も30℃を下回ることはなく、朝起きた時点ですでに真夏の暑さでした。
ちなみに、「最低気温の最高記録」は沖縄でも東京でも大阪でも福岡でもなく、北陸の糸魚川市が握っています。そのくらい、北陸のフェーンの夜はすっごいんです。

公式記録による最高気温は35.1℃。今年初めての猛暑日でした。
あまりにも暑いので、そうだ、海に行こう!
猛暑日 海に行こう!

・・・と娘を引き連れて高速を走って白山の海まで来てみたものの、雲行きはやや怪しく、しかも波が高い。
想像と全然違う表情をしていて、これでは波打ち際でゆったりというワケにもいきません。
引き返しました。
猛暑日の海 波荒く


ところが・・・
お昼を過ぎたあたりから急激に気温は低下。
35℃が25℃くらいまで下がったところで激しい雨に見舞われました。
猛暑日に襲った猛烈な雨
このように地面が白くなるほどの雨は、時間雨量換算で軽めに見て30mm、たいていは50mmクラスの雨になっている証拠です。
こんな時は、河川の氾濫や低地の浸水には注意しなければなりません。

ただ受け売りで言っているんじゃないですよ、
実際、ちょっと溢れましたからね(笑)。
溢れる側溝



・・・と、たまにはブログタイトルらしくお天気についてお話ししたところで、本題の戸出七夕まつり。

富山県高岡市からR156でしばらく岐阜方面に向かうと、「戸出」という静かで小さな町があり、毎年新暦七夕前にこの戸出が町を挙げてのお祭りムードで賑わいます。
戸出七夕まつりは「日本一美しい七夕まつり」とも言われているそうです。
が、私はこの説についてはまだ断定しません。なぜなら、いわゆる「三大七夕まつり」(仙台・平塚・安城?)というのをまだ見たことがないので(^^;。

一時期はやった「一番じゃないとダメなんですか?」ではないけれど、日本一じゃなかったとしても、このお祭りは一見の価値はあると思いますよ。
特に、七夕飾りが暖色系の光を放つ夜が格別にいい。
戸出七夕まつり 夜の様子

戸出七夕まつりの夜

戸出七夕まつり 夜の様子

戸出七夕まつり 富山県高岡市


屋根より高い笹飾り。
戸出の道はとても狭い。
そして、電線や電柱の地中化は行われていません。
とても大きな笹飾りが、巧みに電線や屋根をかわしています。
この絶妙なしなり具合は、やっぱり昔から計算され受け継がれた「伝統の技」なんでしょうかね。
絶妙にしなる笹飾り 戸出七夕まつり


カラフルな短冊が夜の風に揺れ。
今年は50回記念ということもあり、街を彩る七夕飾りの数は例年の1000本から200本増量され、1200本に上ったそうです。
全部が全部、屋根より高い立派な飾りかというとそうではなく、ごく普通の笹飾りも沢山見られました。
それでも1200本はすごいよなぁ。
2013年戸出七夕まつり


「富士山世界遺産」の短冊も。
この夏ならではの時事ネタですね~(笑)。
このように、一風変わった「メッセージ」を探してみるのもこの七夕まつりの楽しさの一つかもしれません。
手に取れる場所に短冊が無数にあります。
富士山世界遺産の短冊



さて、今回の戸出七夕まつりの撮影は「やっつけ」です。
なぜなら2歳の子供を連れて歩いていたので・・・。
大混雑の狭い路地では、子連れでの撮影はなかなか厳しいものがありました。
そして、そんなチビっ子たちを待ってましたとばかりに多くの夜店が大人気キャラクターのディスプレイで誘惑してきます。

はいはい、分かりました。
買ってあげますよ。
それにしても、一番気に入ったのがア〇パ〇マ〇のヨーヨーってのが安上がりで嬉しい娘(笑)。
夜店で品定め 高岡戸出七夕まつり


ってなわけで、エイヤっと見てきた高岡戸出七夕まつり。
昨年は7/7の昼間に訪れたのですが、割と空いていて少し拍子抜け。
しかし今年は夜、しかも雨降りの後だったにも関わらず、身動きがとれないほどの人の数でした。
熱気ムンムンで汗だくになりましたが、お祭りは賑やかなのがいいよね。

小さなお子様連れでもOKですが、手はしっかり引いてあげましょう。
私が言うのもなんですが・・・。



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まっさ

>らんさん

こんにちは♪
声を大にして、固定観念解消に努めましょう。
北陸は、暑い!
・・・と断定まではできませんが、「思うほど涼しくはない!」と。
フェーンにならなくとも、夏の夜の蒸し暑さはけっこうキツいです。

そうそう、これからは能登がアツいです。
毎週のようにキリコ祭りがあるようで、どれか一つは見に行きたいなぁと画策中。
富山西部では初夏の「夜高祭り」、夏の「七夕まつり」「ねつおくり」、秋の「むぎや」などもあるし、
金沢のまわりはなんだかんだお祭りがいっぱいです。
でも、なぜか金沢だけ伝統的でアツい祭りがないんだよなぁ。
「百万石まつり」はあるけれど、あれはまたちょっと違うんですよね。

そう言えば、奈良のこのテのお祭りってなんだろう。
丸ごと古都みたいなものだから、やっぱり多いのかなぁ。
またブログで教えてくださいね(^^)

2013/07/10 (Wed) 18:02
まっさ

>心の月さん

こんにちは♪
「昭和の七夕祭り」は確かにその通り!
戸出の街自体が、ちょっと昭和チックな雰囲気を醸し出していますからね~。
夜店もなんだか懐かしい感じがしました。

実は、この次の日(7/7)も昼間の様子を見に再訪しました。
その時は娘ではなく息子を連れていたのですが、的屋に誘われて1500円も費やして、結局戦利品はガラクタと飴だけでした(^^;
まぁこういう悔しい思いをするのも、昭和的かな(笑)。

祭りが終わった今は、また静かな戸出に戻っているでしょうね。
来年も機会があれば訪ねてみたいと思います。
そう言えば、高岡の繁華街でも七夕祭りがあるようですが、これは旧暦っぽいですね。
同じ市内で2度七夕を祝えるなんて羨ましいです。金沢にはないですからね。

2013/07/10 (Wed) 17:50
らん

フェーン現象

戸出の七夕祭り、これまた懐かしい~と言っても一度しか行ったことはないんですが
北陸は今からお祭りラッシュですね(^^)
羨ましい限りです。
能登のきりこ祭りから富山もお祭り目白押しですもんね。
いいなぁ===

フェーン現象そうなんですよね。
奈良に来てもいつも人には「金沢はフェーン現象というのがあって夏は実は暑いげん!」って
みなさん北陸の夏は涼しいと思ってるんやよよね~
暑いげんよ!っと声を大にして言いたい。

2013/07/07 (Sun) 20:59
写心愛好家 心の月

私も、昨日戸出の七夕祭りに行ってきました!
私が行ったのはお昼すぎでした。
地元にもかかわらず、初めて行きました^^;

何度も行っている妹曰く
「昭和の七夕祭りって感じやろ?」
確かに!どこか懐かしい雰囲気でした。

こちらも、我が子2人&甥っ子姪っ子がはしゃいでいたので
あまり写真撮れなかったです・・・。
あとで、記事にしてみますが、ホントに、写真撮れなかったな~~。。。

2013/07/07 (Sun) 10:27