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【小ネタ】殺し屋は警察官!会社経営者の依頼受け株主を殺害―四川省(高口)

2014年06月13日

2014年6月11日、四川省眉山市中級人民法院は、180万元(約2960万円)で殺人を請け負った森林警察官の厳発栄に執行猶予付き死刑の判決を下した。

殺人を持ちかけたのは金型会社を経営する瀋永正。会社株主の範徳財氏が妻と不倫関係にあるとの疑念を持ち、同郷の森林警察官・厳発栄に180万元(約2960万円)で殺害を依頼した。厳は助手を雇って範氏を殺害した。
 

Policeman
Policeman / barockschloss


裁判では厳が主犯として認定され、執行結うと月死刑の判決を受けた。クライアントの瀋と助手には無期懲役が言い渡された。

「殺し屋は警察官」というタイトルのキャッチーさ(?)だけで紹介した小ネタ。ただこの判決を報じた成都商報はちょっとした小技をひそませてまして、本文はたんたんと事件の概要と判決を報じているだけなのですが、タイトルは「千万元富豪が180万元で殺し屋を雇い株主を殺害、主犯は警察官のため執行猶予付き死刑に」としているのです。「警察官のため~」とか本文に入っていないのですが。

中国司法への不信はかくも根深いのだと読むべきか、たんに殺し屋を雇っただけの普通の事件(?)でアクセスを稼ぐ釣りタイトルと見るべきか。

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 コメント一覧 (1)

    • 1. アイゴー
    • 2014年06月13日 23:45
    • 執行結うと月死刑

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