「息子よ、尖閣は中国のものなのだ」と教育するために、パパが敢行した強烈パフォーマンスが話題に。

■息子よ、釣魚島は中国のものだ！

2012年10月11日付温州網の報道。面白すぎるネタだが、写真がないのが残念。

浙江省温州市平陽県を流れる川・蕭江。そこにかかる岱口大橋で事件は起きた。6歳ぐらいの男の子を連れて橋までやってきた若い男性。橋の上でパンツ一丁になると、欄干を越えてダイブ。50メートル下の水面へと飛び込んだ。

「飛び込み自殺だ」「こんな大きいお子さんがいるのになんてことを」と野次馬たちが好き勝手に話していたが、男は無事だった。落ち着いて岸へと泳ぎ着いたところで、現場にやってきた警察官が「いったい何してるんですか？」と質問。

すると男は橋の上にいる子どもを指さし、「これは日本が我が国の釣魚島を占領したことに対する抗議です。実際の行動をもって、我が息子に「釣魚島は中国のもの」と知らせたのです！（キリッ」と告げたという。


■パフォーマンスいろいろ

尖閣パフォーマンスはこの「お父さん、謎のダイブ」だけではない。他にも愛国奇行パフォーマンスはいくらでもある。最近のものだけとりあげても被害者にプレゼントする車の上で大富豪がダンスしている「中国の富豪、反日デモで日本車壊された43人に新車贈呈」とか、「40フィート級帆船では初となる単独無寄港世界一周を目指す郭川さん。試験公開のついでに魚釣島付近の日本領海に侵入。日本海保の巡視船に怒られ、中国の英雄に」などなど。


＊日本巡視船と一緒の1枚を撮影した郭さん。

また、これほど大々的なものじゃなくても、チャットソフトの近況欄に「魚釣島は中国のものだ」と書くなど、細かいところで魚釣島愛を表明している中国人はごろごろしている。

このままでは民間の領土愛表明部門パフォーマンス審査で日本の大敗は必至。我々日本人も「ココイチのカレー1.5キロを完食して尖閣愛を表明してみた」「カラオケで24時間歌い続けて尖閣愛を表明してみた」など、細かいところでの愛国奇行パフォーマンスが求められているのかもしれない。

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