中国、新興国の「今」をお伝えする海外ニュース&コラム。
2011年10月05日
「日本産だと気付かれない日本アニメ」
「日本のまんがは世界一だ!中国人のまんがは真似ばっかり。 世界最高の三国志のまんがが日本にあるのはとてもくやしい。(蒼天航路の事)でも、中国にだってオリジナリティーのあるすごい作家がいるんだよ!こういう世界は、日本人にはかけない!!」 と、息巻く留学生の宋君。 ビシ!と差し出したのは 諸怪志異 by諸星大二郎 ・・・の海賊版。 (後略)
諸星大二郎作品って面白いと断言するのは難しい。それに内容に関して納得するのも難しい。ただ、何と言うか非常に引きつけられるものがある。
栞と紙魚子シリーズの胃の頭町なんて、登場人物も世界観もすべてが正常じゃないよな。いったいどうやればあんなものを創造できるんだろう。
諸星大二郎の作品ってどれも独特の閉じられた世界というか、こっちが理解できないというか、自分が入ることのできない世界に思える。自分には入ることのできない扉の外にいて世界をのぞいているといった感じかな。
スゴイ作品なんだけど人気にならなさすぎるよな。その理由も想像できるが。もっと人気が出て、どんどん中国語版が出ないかとか思っているんだけど、まず無理だろうなぁ。
諸星大二郎の作品だと「西遊妖猿伝」と「太公望伝」が気になる。でも中国語版の出る望みは無いよね……。
私は「西遊妖猿伝」読んだよ。基本的には西遊記をアレンジした創作で間違いない。でも画力はスゴイし、作者の中国文化への理解は敬服せざるを得ないレベルだ。
現在中国語版が出ている数冊だけじゃ諸星大二郎のスゴさの全ては伝わらない。残念だ。
「世にも奇妙な物語」の冬の特別編で諸星大二郎作品を映像化しているが、あれより原作の方がいいね。漫画の方は独特で濃厚な作品なのに不思議と読んでいて疲れない。
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