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「出てきた値が最大だと思っている。そうではなく、もっと大きくなる危険性のほうが大きい」

3.11以降、マスメディアは、次々と巨大地震を警告する特番を組み始めました。
この番組は、南海トラフから琉球海溝を結ぶ長さ1000kmを超える海底断層で、30mを超える津波をともなう超巨大地震が起こる可能性を警告しています。

後々の資料のために、キャプチャーを取っておきます。

20120621 超巨大地震の痕跡 30m超える津波対策


古館一郎キャスター:
特集です。
地震対策を積極的に取材する、山口豊アナウンサーです。
お願いいたします。

山口豊アナ:
よろしくお願いいたします。

まず、こちらをご覧ください。

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こちらは巨大地震発生の恐れが指摘されている南海トラフです。

この地域で、3連動地震が起きた場合、最悪で犠牲者になってしまう方の人数は30万人規模になってしまうとも言われています。

しかし、この南海トラフの南側には、琉球海溝が延びていまして、今、専門家は、この南海トラフと琉球海溝が連動した超巨大地震が起きる恐れがあると指摘しているんですね。

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その研究の最前線と、では、対策はどうなっているのか取材しました。


こちらは世界中で利用されている救命艇を製造している工場です。
実は、今、こうした救命艇を改造しまして、津波から避難する際に利用する計画が進められているのです。

ナレーション:
救命艇は、本来、大型船に積まれていて、遭難したとき人々が乗り込み、救助を待つ。
繊維強化プラスチックの船体、仮に大波でひっくり返っても、元に戻る性質を持つ。

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火に囲まれても、外側に設置されたスプリンクラーが作動し、延焼を防ぐ。
さらに、30m近い高さから落下しても、衝撃に耐えられるほど強固だ。

山口豊アナ:
ではですね、実際にこれから救命艇の中に入ってみますね。

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結構、奥行きがあります。

ナレーション:
定員25名。座席が設置されている。

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山口豊アナ:
これ3点式ですね。シートベルトです。

手は、この取っ手を握る感じですね。
体が、大分、屈んでる感じなんですけれども、これで荒波の中を耐えるということになりますね。

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ナレーション:
こうした救命艇を改良して、津波避難用に応用しようというのだ。

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最大の津波が34.4mと想定されている高知県などでは、高台への避難では間に合わないため導入が検討されている。

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四国運輸局・丸山健一
早く開発を、現物を作るということが、いかに大事かと。

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ナレーション:
想定されている東海、東南海、南海地震の震源域は、海側のプレートが沈み込む南海トラフという溝に沿って広がる。

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懸念されるのは、この三つが同時発生することで、最悪の場合、死者は30万人規模になる試算もある。

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その被害想定をまとめる河田教授。

中央防災会議専門調査会座長(関西大学社会安全学部)
河田惠昭教授


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ひとことで言うと、出てきた値が、みんな最大だと思っているわけね。
そうじゃなくて幅があるんですよ。

もっと大きくなる危険性のほうが大きいと思います。

ナレーション:
さらに南海地震の巨大地震にとどまらず、それを上回る超巨大地震が起きる可能性を指摘する専門家がいる。

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名古屋大学大学院・地震火山研究センター
古本宗充教授:


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「静岡から琉球海溝まで一連のものとして動く可能性が、まだ残っている。
今後の研究によって、そういうことがないということが分かれば、それで安心できるわけですけれども、現時点の情報からいけば、それを決定する情報は誰も持っていない」。

ナレーション:
海側のプレートが沈み込む南海トラフのプレートは、沖縄付近までつながっている。

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北側が南海トラフと呼ばれ、南側は琉球海溝と呼ばれているが、ひとつにつながっているため、超巨大地震が起きることも考えられるというのだ。

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仮に、そんな超巨大地震が起きれば、三連動で想定される巨大津波が広範囲で発生する可能性がある。

琉球海溝に近い鹿児島県・喜界島。

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過去に起きた巨大地震の痕跡として、津波で海底から打ち上げられたとされる岩も、転がっている。

山口豊アナ:

今、私の周り一面に広がっているのが、珊瑚の化石です。

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この喜界島は、かつて海の底にあったんですが、度重なる大地震の影響で、島全体が隆起を繰り返した結果、今の形となりました。

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ナレーション:

喜界島は、島全体が階段状の地形になっている。

もっとも高い場所は10万年前、海底だった。
巨大地震が過去に100回ほど起き、その度に徐々に隆起した。

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これは海岸段丘と呼ばれている。

大地震が起きて海底が隆起すると、海面近くは波に削られたり、珊瑚礁で平らな地形になる。

その後、また巨大地震が起きて海底が隆起すると、平らな面が数メートル持ち上がり、階段状の地形になる。

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これが千数百年周期で繰り返され、今の地形になった。

海岸沿いでは、4つの段丘が確認されている。

ここは、およそ6300年前の海岸線。
3段目は4100年前。
2段目は3100年前。
もっとも新しい1段目は、1400年前にできたものだ。

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山口豊アナ:

今、私の足元にあるのが1段目で、この先、2段目、3段目、4段目と連なっています。

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度重なる大地震のたびに、次々と隆起していったことになります。

ナレーション:
地震で隆起した証拠は、海の中にあるはずの珊瑚が浸蝕されず、化石になって点在していること。

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8年前のスマトラ島沖の地震でも、珊瑚礁が一気に隆起して陸地になった。

佐々木準教授は喜界島を調査している研究者の一人。

金沢学院大学
佐々木圭一準教授:
(地震の間隔は)幅があって、1000年から2000年くらいの間でなんですけれども、長い期間、地震が起こらないと、その後起きる地震はより大きく隆起も含めて大きな地震、大きな隆起が起こる。

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ナレーション:

喜界島のように、地震で隆起した海岸段丘は、遠く離れた高知県の室戸岬でも見ることができる。

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さらに室戸岬から、およそ400km離れた静岡県の御前崎でも、同じようにできていた。

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琉球海溝近くの喜界島の海岸段丘は、南海トラフに近い室戸岬、御前崎でも見られるのだ。

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離れた場所での段丘の類似性を調査した古本教授は、ある仮説を立てている。

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古本宗充教授:
ほとんど同時期に起きているくらいの感じに見えなくもない間隔で起きている。
それから、隆起量、そういうものが非常によく似ているので、それを御前崎から、少なくとも喜界島までわたるような大きな断層運動が一度に起きたということを言っているわけです。

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山口豊アナ:
つまり、巨大な地震ということですか?

古本宗充教授:
そうです、僕ら、「超」巨大地震と呼んでいるんですが。

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ナレーション:

この仮説は2004年のスマトラ島沖地震がきっかけだったという。

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それは、スマトラの地震の震源域が、南北に1000kmを超えるほど巨大だったこと。

さらに、スマトラの震源域の海底の溝を古本教授が指摘する日本の震源域に重ね合わせる。
すると、長さや沈み込み方が似ていたのだ。

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山口豊アナ:
超巨大地震が起きていたと想定して、どのくらいの周期で起きたと考えられるのでしょうか?

古本宗充教授:
6000年とか、7000年間で4回くらいですから、ざっと千数百年にいっぺん起きている。
それは御前崎でも同じだし、室戸岬でもそうなんですが、いちばん新しい隆起が起きたのが千数百年前くらいと測定されていますので、それが繰り返すとすれば、今日、明日ということはないとしても、そろそろ同じくらいの間隔になってしまった。

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ナレーション:

こうした地形だけでなく、超巨大地震が起きた痕跡は、日本各地で発見されている。

高知県土佐市の蟹ヶ池。
ここから、およそ2000年前の津波堆積物が見つかっている。

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これは、池の底を掘って、地層を抜き出したもの。

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高知大学・総合研究センター
岡村眞特任教授

実は、これ縦なんですね。
資料としては上下の下ほど古くて、上が新しい。

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ナレーション:

上が3連動地震とされる1707年の宝永地震の津波堆積物。
下が、2000年前の堆積物で、その厚さは宝永地震の4倍ほどあった。

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本州最南端、和歌山県の串本町。

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ここで、弥生時代に大津波が襲った可能性がある痕跡が見つかっている。

これは発掘調査した当時の報告書。

山口豊アナ:
「笠島遺跡」と書いてあります。

「海水(津波に類するものか)が北西から押し寄せ、引き返すとき、高いところにあった生活の場が一瞬に崩落」って書いてありますね。

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ナレーション:
その遺跡は、グラウンドの拡張工事で見つかった。

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写真には、弥生時代の船の船底が写っている。
この船と崩れた家の柱などが、同じ方向を向いていたことから、津波が来たと考えられている。

仮に静岡から沖縄にいたる超巨大地震が起きれば、大津波が沿岸を襲う。

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では現在、どのような対策が取られているのか。

東日本大震災後、強度の高い鋼鉄の杭を打ち込んだ防潮堤が増えている。
地下20m以上、杭を打ち込むことで、津波に絶えられる構造になっているのだ。

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西日本沿岸部では、こうした杭式の防潮堤の建設が進められている。

この杭式の防潮堤は、どのような効果があるのか実験をした。

右側は従来型の防潮堤。左側が杭式の防潮堤だ。

防潮堤を超える高さの波を起こした。
従来型は崩れた。

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画面の奥、防潮堤が崩れると、津波の水量がそのまま陸側に流れ込む。

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一方、手前の杭式は崩れないため、陸側に入り込む水量を少なく抑えることができるのだ。

早稲田大学理工学部
濱田政則教授


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従来のものに比べて、津波の勢い、それから水の深さ、こういうものを大幅に減少しますから、逃げる時間が稼げるとか、(防潮堤の)後ろにある建物が津波で流出するとか、そういうことを防げる。

山口豊アナ:
また、高知市では、避難路の整備を進めている。

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高台が近いところは、できるだけ早く上れるようにと市内全域で整備する計画だ。

一方、高台がない地区では、地下へ避難することも検討されている。
津波シェルターを地面の下に造る、というものだ。

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ただ、酸素の供給やコストが高いなど課題は多い。

河田惠昭教授
住民ひとりひとりが、自分の住んでいるところに確実に、そのような巨大な津波が来るということを認識していただいて、そこから他人事ではなく、自分の問題として、どう助かるかと。

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自分の命を守るということが、ひいては社会全体の被害が小さくなる、ということにつながっていくということですよね。

山口豊アナ:

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そもそも南海トラフと琉球海溝との関連性なんですが、琉球海溝に関しましては、実は17世紀よりも古い地震や津波の痕跡を示す文書などが残っていないために、これまでは地震の空白域と見られていたんですね。

それが最近の調査によりまして、琉球海溝の一部でも南海トラフの歪みが溜まっているということが分かってきました。

この写真は宮古島で撮られた津波石なんですね。

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津波によって打ち上げられた巨大な岩なんですが、これが2200~2300年前のものであることが東京大学などの調査で分かってきました。

それ以降も、数百年間隔で打ち上げられていることも分かってきたんですね。
ですから、琉球海溝の地震、そして南海トラフとの関係を、もっと詳しく調べる必要があると専門家は指摘しているんですね。

やっぱり対策をどうするかなんですけど、いちばん大事なのは、やっばり逃げることですよね。

ですが、日本では平野も多くて逃げる場所がない、高台がない場所もたくさんあります。

それから、御年寄りや足の不自由な方。
南海トラフ沿いでは、津波は5分から10分で来るところもありますから、そういう方のために、最悪の場合には、この冒頭に出てきました救命艇ですね、これに乗り込んでもらって、荒波に飲まれますが、GPSで後ほど発見してもらって救助するということも検討が始まっているんですね。



管理人:

地震予知は存在しない。発震までのトレンドが強くなっている兆候を見逃さないこと

政府は、地震、津波、原発事故などの災害を予測する研究が「ほとんど役に立たなかった」ことを科学技術白書の中で認めました。

SPEEDIにしても、今まで、いったい、どれだけの税金を注ぎ込んできたことか。
学者のオモチャにしては高くつきました。
学者の権威・信用は地に落ちたといえるでしょう。「いつまで税金で遊んでいるんだ」と。

実際に、東大地震研は、今や「金くい虫」と揶揄され、気象庁でさえも、3.11の大津波の高さを「3m」と各自治体に伝えて、大勢の人々を津波にさらわせたのです。

それどころか、3.11直前の数日、マグニチュード6レベルの地震が東北沖で立て続けに起こっていたのに、これを巨大地震の前震と捉えることができず、人々に何の警告も発することはありませんでした。

なぜ、こうした人たちは、「自分たちには地震を予知する能力などありません」と素直に言わなかったのか。
最初からそうしていれば、死ななくていい何千という人たちが犠牲になることはなかったでしょう。

しかし、彼らは何の処罰も受けないのです。

東大地震研究所が、長年、研究してきて出した結論が、「M7級の地震は全国どこでも起こりうる」ということだそうです。東大地震研究所も、自分たちには予知できない、と白状したのです。

だから、これからも「予知できないのです」。

ネットの中には、地震予知に関するサイトが多数ありますが、そのうち、実地調査を踏まえた上で科学的な考察を経たものは、片手に余るほど少ないのです。

しかし、希望は大いにあります。
3.11を例にとっても、直前に東北地方で巨大地震が起こることを、かなり正確に予測していたサイトが、実際にいくつかあったからです。

それらのサイトは、大気重力波、地中からのイオン濃度、天候や動物の行動異変など宏観現象などを組み合わせ総合的に判断しているものです。

そうした人たちは、それでご飯を食べている地震予知の専門家ではありませんが、閉鎖的で権威主義の学会や使い古された過去の学説に捉われることなく、必要な情報を自由に集め、自分で測定装置を開発して予知に利用していた発想力の豊かな人々です。

私の昔からの結論は、「地震予知は、それを研究している本人しかできない」です。

こうした発想力の豊かなアマチュア地震研究家は、発震に向けて、トレンドがどんどん強くなっていることは、ほぼ正確に知ることができると思います。

しかし、問題は、その人が、それを分かる形で外に警告を発するかどうかです。
また、そうした人たちの警告を聞いたとしても、再度、防災の点検を行わないのであれば意味がありません。それは、個人の意識によります。

そうした自らの行動で表すようになるためには、日頃から地震について研究していなければできないことです。
ですから、「地震予知は、それを研究している本人しかできない」のです。

で、結局、「トレンドが、どのくらい強くなってきているか」を知り、個々で準備する以外にない、というのが地震防災の結論です。

危険なのは、国に対する期待を必要以上に持たないことです。
まして、地震予知オカルトサイト(エンタティメントとしては面白いのですが)の予知など鵜呑みにしないことです。




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