第185話「A・I・One -Neo-」
ピコピコピコ。『ルイナです。』
今回の記事は少し前に書いた記事、第171話「A・I・One」の続編にして、
「すくぅうみうぎ」様の募集企画である、
【募集】第2回「人工知能」をテーマに記事を書いてくれる人を募集します。
こちらの企画に再び乗っかろうとして筆を進めた記事をお送りいたします。
さて、まずは前回のおさらいから。
前作「A・I・One」では、人工知能のひとつの終着点として「アンドロイド」という存在を挙げ、
それが現状で実現可能であるのかどうかを語りました。
で、導き出した私の結論としては、非常に困難であるというところとなりました。
その理由は、人工知能の「知能」とは結局のところ「プログラム」でしかないという
なんとも身もフタもない話に持っていったのです。
詳しくは(と言ってもたいしたモンではないですが)前回の記事を参照していただくとして、
今回の記事はこの話の続きから始めようと思います。
要するに語り足りなかったことを補足する記事です。
前回の記事では、「ヒトと見紛うほどのアンドロイドは実現可能か?」を考えました。
可能かどうかを考えてみただけで、そこで終わっちゃってるんですね。
なんていうか、「ヒトと見紛うほどのアンドロイドを実現するにはどうすればいいのか?」
というところには触れていないんですよ。
とはいえ、結論として「人工知能=プログラム」とした以上、
どう足掻いてもプログラムの域を脱することは出来ない…
すなわち、「人工知能はヒトにはなれない」のです。
これはどういうことを意味するのか?
人工知能はプログラムです。
プログラムである以上、それは第三者の手によって「入力」されるのです。
ヒトに最も近しき存在、すなわちアンドロイドを造ろうとした場合、
この世の全ての人間のありとあらゆる行動パターンを全て分析し、解析し、
それを全てインプットする必要がどうしても発生するのです。
そんなことは(現状では)到底無理な話なのです。どうしても穴が発生する。
これが「人工知能はヒトになれない」ことの、まずひとつめの理由となるのです。
そしてふたつめ。
仮に、どれだけヒトに近しいアンドロイドが出来たとしても、それはヒトたりえないのです。
それはなぜか?
そこで、ヒトをヒトたらしめているものは何かを考えてみましょう。
ヒトがヒトであるということの証明、それを定義するものは数あれど、
私が大きいのではないかと思う要素、それは「思考」と「創造」です。
機械はメモリー、すなわち「記録(記憶)」が全てなのです。
メモリーに無い状況に際して行動を「考え」たり、「創造」したりすることは
現状の機械、コンピューターでは不可能です。
だからこそ、ひとつめの理由で書いたように、
人間のありとあらゆる情報・行動をトレースする必要が生じるわけなのです。
…が、先にも言ったとおりそれはほぼ不可能と言っていいでしょう。
そしてみっつめ。
ヒト…というよりは、動物にあって、機械にないもの。
それは、「本能」です。「欲求」「欲望」と言ってもいいです。
例えば、赤ちゃんを考えてみましょう。
生まれたばかりの赤ちゃんはなにも知りませんが、
「生きる」という生存本能だけは持っています。だから無意識でも母親の乳を求め、飲む。
ところが、出来たばかりの人工知能(アンドロイド)は、
そのままだとなにもしませんし、なにもできません。
何らかの行動をインプットしてやらないと、ただの物体なのです。
「○○したい」という欲求。これもヒトをヒトとするモノのひとつであるのです。
「感情」に左右されるともいえますね。
機械が行動するときには、こと細かで理路整然な理由が必要になってきますが、
ヒトは「○○したい」という欲求だけでも行動する理由になるのです。
もうすっかり理路整然な話ではなくなってしまってますので、むりやりまとめると、
人工知能(AI)はヒトになることは非常に困難。なぜなら、
・この世の全ての人間のありとあらゆる行動パターンを全てインプットしなくてはならない。
・機械は「思考」また「創造」することが出来ない。
・機械はメモリー、すなわち「記録(記憶)」が全ての行動基準となる。
そのためメモリーに無い状況で行動を「考え」たり「創造」したりすることが出来ない。
・機械には「本能」や「欲求」が無い。また「感情」も無い。
そのためこれらの不確実性に富んだ理由で行動することが出来ない。
やっぱり身もフタもない結果になってしまいました。
しかし裏を返せば、これらの困難をクリアしてしまえば、
ヒトと見紛うほどの人工知能(アンドロイド)を造り出すことが出来るとも言えます。
上記のような面白みのまったくない考えを垂れ流した私も、
なんだかんだいって人工知能を夢見る人間の一人であるのです。
もしも実現したら、素晴らしいことですよね!
次回も人工知能ネタです。
次回予告ッ!
日々ネタを垂れ流している管理人。
たとえ一般大衆に受け入れられなくても、自らを信じてくれる人のために
今日も管理人はネタを垂れ流すのであった!
次回、「1%の望みに全てを賭けるッ!」!なんという分の悪い賭け!!!
今回の記事は少し前に書いた記事、第171話「A・I・One」の続編にして、
「すくぅうみうぎ」様の募集企画である、
【募集】第2回「人工知能」をテーマに記事を書いてくれる人を募集します。
こちらの企画に再び乗っかろうとして筆を進めた記事をお送りいたします。
さて、まずは前回のおさらいから。
前作「A・I・One」では、人工知能のひとつの終着点として「アンドロイド」という存在を挙げ、
それが現状で実現可能であるのかどうかを語りました。
で、導き出した私の結論としては、非常に困難であるというところとなりました。
その理由は、人工知能の「知能」とは結局のところ「プログラム」でしかないという
なんとも身もフタもない話に持っていったのです。
詳しくは(と言ってもたいしたモンではないですが)前回の記事を参照していただくとして、
今回の記事はこの話の続きから始めようと思います。
要するに語り足りなかったことを補足する記事です。
前回の記事では、「ヒトと見紛うほどのアンドロイドは実現可能か?」を考えました。
可能かどうかを考えてみただけで、そこで終わっちゃってるんですね。
なんていうか、「ヒトと見紛うほどのアンドロイドを実現するにはどうすればいいのか?」
というところには触れていないんですよ。
とはいえ、結論として「人工知能=プログラム」とした以上、
どう足掻いてもプログラムの域を脱することは出来ない…
すなわち、「人工知能はヒトにはなれない」のです。
これはどういうことを意味するのか?
人工知能はプログラムです。
プログラムである以上、それは第三者の手によって「入力」されるのです。
ヒトに最も近しき存在、すなわちアンドロイドを造ろうとした場合、
この世の全ての人間のありとあらゆる行動パターンを全て分析し、解析し、
それを全てインプットする必要がどうしても発生するのです。
そんなことは(現状では)到底無理な話なのです。どうしても穴が発生する。
これが「人工知能はヒトになれない」ことの、まずひとつめの理由となるのです。
そしてふたつめ。
仮に、どれだけヒトに近しいアンドロイドが出来たとしても、それはヒトたりえないのです。
それはなぜか?
そこで、ヒトをヒトたらしめているものは何かを考えてみましょう。
ヒトがヒトであるということの証明、それを定義するものは数あれど、
私が大きいのではないかと思う要素、それは「思考」と「創造」です。
機械はメモリー、すなわち「記録(記憶)」が全てなのです。
メモリーに無い状況に際して行動を「考え」たり、「創造」したりすることは
現状の機械、コンピューターでは不可能です。
だからこそ、ひとつめの理由で書いたように、
人間のありとあらゆる情報・行動をトレースする必要が生じるわけなのです。
…が、先にも言ったとおりそれはほぼ不可能と言っていいでしょう。
そしてみっつめ。
ヒト…というよりは、動物にあって、機械にないもの。
それは、「本能」です。「欲求」「欲望」と言ってもいいです。
例えば、赤ちゃんを考えてみましょう。
生まれたばかりの赤ちゃんはなにも知りませんが、
「生きる」という生存本能だけは持っています。だから無意識でも母親の乳を求め、飲む。
ところが、出来たばかりの人工知能(アンドロイド)は、
そのままだとなにもしませんし、なにもできません。
何らかの行動をインプットしてやらないと、ただの物体なのです。
「○○したい」という欲求。これもヒトをヒトとするモノのひとつであるのです。
「感情」に左右されるともいえますね。
機械が行動するときには、こと細かで理路整然な理由が必要になってきますが、
ヒトは「○○したい」という欲求だけでも行動する理由になるのです。
もうすっかり理路整然な話ではなくなってしまってますので、むりやりまとめると、
人工知能(AI)はヒトになることは非常に困難。なぜなら、
・この世の全ての人間のありとあらゆる行動パターンを全てインプットしなくてはならない。
・機械は「思考」また「創造」することが出来ない。
・機械はメモリー、すなわち「記録(記憶)」が全ての行動基準となる。
そのためメモリーに無い状況で行動を「考え」たり「創造」したりすることが出来ない。
・機械には「本能」や「欲求」が無い。また「感情」も無い。
そのためこれらの不確実性に富んだ理由で行動することが出来ない。
やっぱり身もフタもない結果になってしまいました。
しかし裏を返せば、これらの困難をクリアしてしまえば、
ヒトと見紛うほどの人工知能(アンドロイド)を造り出すことが出来るとも言えます。
上記のような面白みのまったくない考えを垂れ流した私も、
なんだかんだいって人工知能を夢見る人間の一人であるのです。
もしも実現したら、素晴らしいことですよね!
次回も人工知能ネタです。
次回予告ッ!
日々ネタを垂れ流している管理人。
たとえ一般大衆に受け入れられなくても、自らを信じてくれる人のために
今日も管理人はネタを垂れ流すのであった!
次回、「1%の望みに全てを賭けるッ!」!なんという分の悪い賭け!!!
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