マンガのおかげでした

漫画好きのブログ。はじあくが最近のお気に入りです
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またねじゃなくて


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[ 2015/07/03 23:33 ] 未分類 | TB(0) | CM(0)

はじあくが大好きという話

コミケお疲れ様でしたー!
ということで、コミケにてはじあくファンブックを無事出すことができました。
協力して頂いた皆さん、ありがとうございます。

当日は奇跡のカーニバルの幕開けだヒャッハー!というテンションで、藤木先生のはじあく外伝本を買いに行きました。
売り切れない量を持っていく……と藤木先生はおっしゃってましたが、割とすぐ完売したようです。早目に買って良かったー!
買い損ねた方やコミケに行けず買えなかった方も、とらのあなにて買えるとのことなので、ぜひそちらをご利用下さい。
http://www.toranoana.jp/mailorder/cot/pagekit/0000/00/05/000000051572/index.html

今回はじあく本を出して改めて思ったのは、自分が本当にはじあくが好きなんだなということ。
ページ数も最初はどうやって稼ごうかな、と思っていましたがむしろ足りなくなるくらいでした。書けば書くほど、書きたいことが新たに出てくる。
触れたいこと、語りたいことが自分でも気づかないくらいたくさんありました。

はじあく本を出して売れたことはもちろん嬉しかったのですが、買っていった人とはじあくの話を少しでも出来たときは本当に嬉しかったです。
「やっぱり藤木先生の本買ったんですね」なんて、机の横に置いていた同人誌を見て声をかけて下さった方もいらっしゃいました。
twitter上等でやりとりのあるはじあく好きの方以外にも、はじあくが好き……という人とお話できたことが本当に嬉しかったです。

拙い本……という表現を自分の本に対して使っていますが、はじあく愛だけはフルに表現できたと自分では思っています。
こんなにはじあくは面白いんだ、こんなに好きなんだ!
という思いは、しっかり表現できたんじゃないかなと思います。編集等は本当に拙いので、次回以降があったら反省しなければならないんですが(笑)

はじあくを通して交流させて頂いた方も少なからずいます。今回の本に協力してもらったり、スケブにイラストをお願いしたり……本当に良くして頂いたと思っています。
はじあくが好き。
そんな思いを共有して、繋がれたことは本当に嬉しい。

自分がここまで入れ込んだ作品は、今までなかったと思います。
はじあくが完結した記念に、ファンブックを作ろう。
それまで同人誌を作ったことが無かった私が、そう思ってしまうくらい大好きでした。
勇気を出して他のはじあく好きの知り合いに声をかけて、本を作るほどに。

はじあくが好き。
もうブログにも何回も書きましたし、今回の本でこれでもかと言うくらい表現しました。
それでも、何かの際にはやっぱり「私はじあく大好きなんだよね」って言ってると思います。
何回でも、言っちゃうし書いちゃうと思います。
だってしょうがないじゃん。大好きなんだもん。

今回の本に寄稿して下さったせいるさんには、打ち上げの際に3時間中2時間は自分のはじあく話を一方的にしていたと思います。申し訳ない(笑)

そういえば、単行本は持ってないけど雑誌で読んでた……という方にも同人誌を買っていただけたようです。
ぜひ読み返したいなあと思ったら、単行本を!

はじめてのあく 16 (少年サンデーコミックス)
はじめてのあく 16 (少年サンデーコミックス)

[ 2012/08/13 23:02 ] はじめてのあく | TB(0) | CM(0)

夏コミではじあく本を出します

コミックマーケットも迫って来ましたね。
藤木先生が3日目に参加されるとのことなので、非常に楽しみです。
……が、藤木先生の本がコミケに出るということよりも今回は自分にとって重要なことが。

コミケ3日目東S45aにて、はじあくファンブックを出します!

hyoushi01.jpg

表紙はこんな感じ。
というわけで出します。勢いに任せて出します!はじめてのあく完結記念です!
簡単にラインナップを紹介すると

・wikiよりマニアックな人物紹介
・はじあく名言集
・SS(159話と最終話の間の話)
・『はじあく』の魅力はすべてこの1話にあり!?(金魚警報
・サンデーにおけるはじめてのあく
・ネビロス編を振り返る
・キョーコ乙型という存在
・はじあく舞台訪問


自分のはじあく熱を存分に書き殴ることができたと思っています。
せいるさんに寄稿して頂いた
『はじあく』の魅力はすべてこの1話にあり!?
というのは、自分とは違う視点で書かれた非常に面白い文章でした。せいるさんにお願いして本当に良かった!

この他にもイラストを
已巳己さん
松阪牛さん
表紙と漫画を
ワカバメグミさん

に描いて頂きました。本当にありがとうございます!

32ページで300~400円予定です。どっちにするか未だに決めてないどうしよう!!
400円にしました。
夏コミ3日目日曜日、東地区S45aでお待ちしてます。
ペーパーもないし売り切れることもまずないと思うので、落ち着いた午後にでも来て下さい(笑)

はじあく本はカラーではないので、舞台訪問の写真が見え辛いと思います。
せっかくなので、カラーの写真をブログにて公開。どこか分かりますかねー?

鎌倉駅
鶴岡八幡宮
藤沢駅
江ノ電
海水浴場1
サイゼリヤ2

[ 2012/08/12 22:04 ] はじめてのあく | TB(0) | CM(0)

「はじめてのあく」完結。ニヤニヤをありがとう

はじめてのあく完結おめでとうございます!

はじめてのあく 16 (少年サンデーコミックス)
はじめてのあく 16 (少年サンデーコミックス)

というわけで、私が愛してやまないはじあくも単行本最終巻が遂に発売されてしまいました。
嬉しいけど、やっぱり寂しいです。本当に大好きな作品でしたから。
それでも我らがはじあくは、最後まで私たちをニヤニヤさせてくれました。

☆神社の試練

シズカがバイトする神社で初詣を済ませるキョーコ達。
前回と同じく鶴岡八幡宮です。はじあくファンなら1回は行ってみたい場所ですよね。
バイトするシズカいわく、神社の試練を乗り越えると願いが叶うとのこと。
そんな上手い話があるか!と思ったのは黒澤さんくらいらしく、みんなノリノリです。


くじ引きでペアを組みましたが、キョーコとジローでさえバラバラになったのに赤城&アキというペア。
もう鉄板過ぎる組み合わせ。お前ら早く結婚しろ。
試練はベタな滝に打たれるというもの。
滝という時点でなんかうん。エロい展開が予想できた。

スキャン0001

神々しいエロス。滝に打たれたら透けますよね当然。
滾るくらい透けブラってエロいなあと思いました。
なぜにアキはこんなにエロいのか。
はじあくに巨乳キャラは何人かいますが、エロさという意味では最後までアキが図抜けていました。

恥じらいが彼女にはあるからですね!
恥じらう日本女性は最高に可愛いと思います。エーコ姉さんももうちょっと恥じらってくれたら良いのに(笑)

一方他のペアはと言うと。
キョーコはキョーコ乙型という組み合わせ。二人きりというのは案外珍しかったり。
この二人を組ませた段階で、おっぱいの話になるとは思ったよ!

スキャン0001

なんと乙型の胸がワンサイズ大きくなったらしい。
ジローは胸だけ成長させる機能でもつけていたのだろうか。
大きさだけでなく感度も上がっているとのこと。しかも柔らかい。
……これはキョーコ泣いて良いと思う。

しかし、キョーコも1センチは大きくなっているそうです。
でも絶対乙型と3サイズ以上違うと思う。キョーコの胸の大きさは多分盛ってる(ひどい)
ジローを守る役目は終わった乙型ですが、乙型自身の意思として一生ジローに仕えたい思いがあるらしい。
それに合わせてグレードアップ(胸が)したようですが、夜のご奉仕のためにと読めてしまう私は汚いですかそうですか。

貧乳同盟にシズカが入っていますが、昔はシズカはそこそこあった気がしたんですけどね。
あと黒澤さんがその同盟に描かれてませんでしたが、彼女は唯一キョーコより貧乳の可能性がある女性です。キョーコより下とか無乳レベルだよね。

そんな黒澤さんはジローとペア。
悪と正義が合わさって最強に見える……ような気がしないでもありません。
でも正義の味方は暗いのが苦手。黒澤さんは結構女の子っぽい。

スキャン0002

ジローのマントを摘む様子が、なんとなく可愛らしい。
私は女性が何かをそっと摘んでいる姿が大好き、というのがあるんですけどね。リアルでこれをやられたら多分惚れます(笑)
その後二人して照れてる姿がまた可愛い。

黒澤さんにとって、ジローはちょっと気になる存在なんだなあというのが伝わってきます。
恋にまではならなかったけど、それに近い好意……という感じか。
ちょっとムズムズするような関係がたまらない。

単行本の最初に収録されていたこの初詣編、見所が多すぎますね。
はじあくらしい、ニヤニヤさせてくれる場面が盛り沢山でした。

☆伝える想い

最終巻ということで、はじあくは二つの恋に決着をつけます。
1つはアキと赤城。もう1つはキョーコとジロー。
……最終巻は、割と影の主役はアキだと思っています。それくらい見所がありますから。

遂に迎えた大学受験。アクシデントを乗り越えながら合格発表を待つアキ。
掲示板で自分の番号を見つけて喜ぶアキ以上に、手伝ってくれた赤城は喜んでいました。

見送られる駅で、アキは遂に自分に素直になりました。

スキャン0002


冗談抜きに、このページを数十秒見つめてしまいました。見惚れてしまったのでしょう。
長い巻数をかけて熟成させた二人の関係。アキの気持ち。
それがとうとう描かれたこのページは、破壊力がありました。

アキらしく飾らない、シンプルな言葉。
だからこそ、強く強く胸に響いてきました。
もうね、アキが赤城のこと大好きだったのは読者はずっと知ってました。ニヤニヤしてました。
言えない。素直になれない。

そんなアキを知っているからこそ、この場面は素直にアキを褒めたくなります。
よく頑張ったね、と。
結果として、結婚を前提に付き合うことになりました。

ジローと同じくらい、私は赤城というキャラが大好きです。
彼なら間違い無く、アキを幸せにしてくれると思います。幸せになれよコンチクショー!

一方キョーコとジローは。
父親が来襲し暴れて行きましたが、ジローが自分のエゴ、己の「悪」を見せたことに父は満足した様子。
首領になるべく、ジローは九州に帰って行きました。

何も言わず、ジローを見送ることしかできなかったキョーコ。
だからこそ、会って伝えたいことがある。
そう思い、夏休みは九州に行こう……としていたのですが、ジローの方から来てしまいました。

社会勉強を終了したジローは、改造する約束のことをキョーコに伝えます。
嫁に改造しちゃうらしいですよもう勝手にやってろよこの夫婦!

スキャン0003

言った方も言われた方も、同じくらい照れてる。
本当に可愛いなこいつら。こんなに幸せになってほしいって思うのは初めてかもしれません。

ちなみにこの告白、公衆の面前で行われてます。
人前でちゅーするとかもう爆発しなくて良いから早く結婚しろ!
指を加えてぽーっとしていた乙型は、羨ましかったのかななんて思ったり。

単行本オマケ漫画によると、キョーコが一番ライバル視しているのは乙型ですからね。
ジローにちゅーを教えて下さいなんて展開もあるかも。誰かそんな薄い本を描いて(笑)

オマケ漫画の最後
たぶんずっと、一生 楽しい日々です。
というキョーコの言葉が、凄く響きました。はじあくを読んでいる時に私が感じていたことを表している気がしました。
こんな楽しい日常が、ずっとずっと続いていく。
はじあくを読んでいる時、私はそんな感覚を覚えていました。本当にこの日常が大好きなんだ、と改めて思いました。

もうこの単行本読んで何回泣いたんでしょうか。何回ニヤニヤしたんでしょうか。
はじあくという物語は終わりましたが、ジローたちの日常はずっと続いていくんだと思うと、なんとなくニヤっとしてしまいます。
私がジローたちの今後の日常に触れることはもうできないのが寂しくはありますが、はじあくの眩しいくらいの青春に満ちた日常は、単行本を読み返すことでいつだって思い出せます。

本当に、本当に大好きな作品です。最後まで楽しませてもらいました。
はじあくは青春であり日常。異論は絶対に認めません。

藤木先生、素敵な作品を本当にありがとうございました!

はじあくは私にとって最高のラブコメです!!

オマケ
はじあくが好きすぎて、コミケでファンブック出すことになりました。

詳しくは
夏コミではじあく本を出します
を参照して下さい。

[ 2012/08/09 23:54 ] はじめてのあく | TB(0) | CM(0)

サンデーにおけるはじあく

今年のコミケではじあく本出します!
ということで、「3日目東S45a」にてはじあくファンブック本を出します。
試験やら大会運営やらバタバタした中で作りましたが、はじあく愛を存分に書けた本になったと思います。

で、今回の記事はその本に載せた文章の一部です。宣伝代わりに載せてみます。
どの文章もはじあくがいかに好きかというのを真面目に表現しているので、もし興味があったらぜひはじあく本の方よろしくお願いします。
以下本文。

サンデーにおけるはじあく

 サンデーにおいて、はじあくはどのような立場だっただろうか。掲載順位的なもので見れば、いつクラブサンデーに送られるか分からない……そんな風に思っていたサンデー読者が多いだろう。
 今でこそ変わったが、はじあくが単行本1巻を出したあたりの時期のサンデーは、毎週巻末に近い位置に載っている、「あまり人気が無さそうな漫画」をクラブサンデーに次々と送り込んでいた。表現は悪いが、島流しという印象を私は持っていた。そして私が大好きなはじめてのあくも、掲載順位的にはいつクラブサンデーに送られてもおかしくない状況だった。

 はじあくの連載が始まったのは、2009年6号からだ。半年ほど経つと2009年9号から始まった「いつわりびと◆空◆」、2008年31号から始まった「アーティスト アクロ」などがはじあくと一緒に、サンデーの後の方に載っていることが多かった。どの作品がクラブサンデーに送られるか、といった品の悪いレース的な要素で見ている人もいるくらいだった。
もっともこれは、ジャンプの打ち切りレース的な盛り上がりまでには至らなかったので良かったと思っている。打ち切りと、媒体は変わっても続きが読めるという違いは大きかったかもしれない。
 この他にも、「お坊サンバ!!」や「オニデレ」と言った作品が当時は掲載順位が低かった。私はどの作品も読んでいて好きだったが、はじあくを本誌で読みたいという気持ちが強く、クラブサンデーに行くのがはじあく以外の作品であるようにと思ってしまっていた記憶がある。

 結果から言うと、はじあくは最後までクラブサンデーに送られることは無かった。上記の作品の中では「いつわりびと◆空◆」、「アーティスト アクロ」がクラブサンデーに送られることとなった。当時のクラブサンデーは、あまり人気がないと思われる作品を、クラブサンデーにて完結させるという役割を持っていた気がする。それは延命措置に近い形かもしれないが、私は打ち切りよりは良いかなと思ってしまう。
 ただ必ずしもそうではなく、「いつわりびと◆空◆」クラブサンデーに移った後も終わること無くこの文章を書いている7月17日現在も連載している。今やクラブサンデーの看板作品を担っているのだ。少年サンデーに残ったはじあくが終わり、クラブサンデーに移った作品の1つが未だに続いている……というのは当時を考えるとなかなかに面白いことだろう。

 では、はじめてのあくがクラブサンデーに送られなかった理由を考えてみよう。送られた作品より人気があった、というのが一番の理由なのは確かだろう。ただそれだけでなく、はじあくという作品のジャンルが「ラブコメ」だったことも関係しているのではないだろうか。
 サンデーといえば、昔からラブコメのジャンルが強い雑誌だった。それは現在のサンデーを見ても一貫していると思う。ただはじあくが連載していた時期のサンデーは、ラブコメ作品が弱い時期だったと私は思っている。
 サンデーのラブコメの看板作品は、連載が始まってからずっとハヤテのごとく!が担っていたのは間違いない。ただはじあくが連載している時にハヤテのごとく!は天王州アテネとハヤテの過去話を描いた俗に言う「アーたん編」を1年にも渡って続けていた。ぶっちゃけこれは長すぎたと思うのだが、ラブコメ要素がこのシリーズはあまり無かったのでサンデーのラブコメ成分が非常に薄くなっていたと思う。

 そんなサンデーにおいて、ラブがコメる様をニヤニヤ眺めていられる作品が「はじめてのあく」と「オニデレ」だった。この2つがクラブサンデーに送られなかったのは、やはりサンデー読者がラブコメというジャンル好きということが関係していると思う。ハヤテで満たされないラブコメ成分を、主にこの2つの作品で満たしていた読者は多いのではないだろうか。贔屓目かもしれないが特にはじあくの安定感は抜群で、載っていると安心した。結果としてオニデレよりはじあくが長く続いたのは、よりラブコメっていたからかもしれない。これも推測でしかないが、サンデーのラブコメ好きは多分むっちりより少しほっそりした女性キャラが好きと思われる。オニデレのキャラは全体的に、特に虹ノ瀬咲あたりがむっちりしていた。この作品も私は大好きなのだが、クリスタルな洋介先生の趣向にサンデー読者がいまいちピンと来てない印象を受けた。ヒロインの紗夜などは個人的にとても気に入っていたのだが……

 その後ハヤテがラブコメをするようになっても、はじあくは変わらず本誌で連載を続け、最終回を迎えた。最後は少し駆け足になったように感じたが、作者である藤木先生のブログにてそれは否定されている。むしろ編集部からは「もう少し続けてもいいよ」と言われていたくらいだったそうだ。
 途中ネビロス編でバトルがメインになったりしたこともあるが、はじあくは連載が始まってから終わるまで、その間のサンデーで一番安定して「ラブコメ」をしていた作品だと私は思っている。掲載順位としてははじあくはサンデーの中ではあまり高くないが、サンデーのラブコメ成分を高めるという意味では、非常に重要な役割を果たしていたと言えるだろう。

 サンデーで1つの大きな歴史書を作るとしたら、過去の名作や現在人気の「マギ」、「銀の匙」などと比べるとはじあくの扱いは非常に小さい、あるいは記述が無いかもしれない。それでも私は、連載中にはじあくがサンデーのラブコメを担っていたという事実は揺るがないと思う。知名度的には有名とまでは行かないが、サンデーにおける貢献度は決して低くないはずだ。

はじめてのあく 16 (少年サンデーコミックス)はじめてのあく 16 (少年サンデーコミックス)
藤木 俊

小学館

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[ 2012/07/27 22:14 ] はじめてのあく | TB(0) | CM(0)