はじめてのあく完結おめでとうございます!
はじめてのあく 16 (少年サンデーコミックス)というわけで、私が愛してやまないはじあくも単行本最終巻が遂に発売されてしまいました。
嬉しいけど、やっぱり寂しいです。本当に大好きな作品でしたから。
それでも我らがはじあくは、最後まで私たちをニヤニヤさせてくれました。
☆神社の試練シズカがバイトする神社で初詣を済ませるキョーコ達。
前回と同じく鶴岡八幡宮です。はじあくファンなら1回は行ってみたい場所ですよね。
バイトするシズカいわく、神社の試練を乗り越えると願いが叶うとのこと。
そんな上手い話があるか!と思ったのは黒澤さんくらいらしく、みんなノリノリです。
くじ引きでペアを組みましたが、キョーコとジローでさえバラバラになったのに赤城&アキというペア。
もう鉄板過ぎる組み合わせ。お前ら早く結婚しろ。試練はベタな滝に打たれるというもの。
滝という時点でなんかうん。エロい展開が予想できた。

神々しいエロス。滝に打たれたら透けますよね当然。
滾るくらい透けブラってエロいなあと思いました。
なぜにアキはこんなにエロいのか。
はじあくに巨乳キャラは何人かいますが、エロさという意味では最後までアキが図抜けていました。
恥じらいが彼女にはあるからですね!恥じらう日本女性は最高に可愛いと思います。エーコ姉さんももうちょっと恥じらってくれたら良いのに(笑)
一方他のペアはと言うと。
キョーコはキョーコ乙型という組み合わせ。二人きりというのは案外珍しかったり。
この二人を組ませた段階で、おっぱいの話になるとは思ったよ!
なんと乙型の胸がワンサイズ大きくなったらしい。
ジローは胸だけ成長させる機能でもつけていたのだろうか。
大きさだけでなく感度も上がっているとのこと。しかも柔らかい。
……これはキョーコ泣いて良いと思う。しかし、キョーコも1センチは大きくなっているそうです。
でも絶対乙型と3サイズ以上違うと思う。キョーコの胸の大きさは多分盛ってる(ひどい)
ジローを守る役目は終わった乙型ですが、乙型自身の意思として一生ジローに仕えたい思いがあるらしい。
それに合わせてグレードアップ(胸が)したようですが、
夜のご奉仕のためにと読めてしまう私は汚いですかそうですか。貧乳同盟にシズカが入っていますが、昔はシズカはそこそこあった気がしたんですけどね。
あと黒澤さんがその同盟に描かれてませんでしたが、彼女は唯一キョーコより貧乳の可能性がある女性です。キョーコより下とか無乳レベルだよね。
そんな黒澤さんはジローとペア。
悪と正義が合わさって最強に見える……ような気がしないでもありません。
でも正義の味方は暗いのが苦手。黒澤さんは結構女の子っぽい。

ジローのマントを摘む様子が、なんとなく可愛らしい。
私は女性が何かをそっと摘んでいる姿が大好き、というのがあるんですけどね。リアルでこれをやられたら多分惚れます(笑)
その後二人して照れてる姿がまた可愛い。
黒澤さんにとって、ジローはちょっと気になる存在なんだなあというのが伝わってきます。
恋にまではならなかったけど、それに近い好意……という感じか。
ちょっとムズムズするような関係がたまらない。単行本の最初に収録されていたこの初詣編、見所が多すぎますね。
はじあくらしい、ニヤニヤさせてくれる場面が盛り沢山でした。
☆伝える想い最終巻ということで、はじあくは二つの恋に決着をつけます。
1つはアキと赤城。もう1つはキョーコとジロー。
……最終巻は、割と影の主役はアキだと思っています。それくらい見所がありますから。
遂に迎えた大学受験。アクシデントを乗り越えながら合格発表を待つアキ。
掲示板で自分の番号を見つけて喜ぶアキ以上に、手伝ってくれた赤城は喜んでいました。
見送られる駅で、アキは遂に自分に素直になりました。

冗談抜きに、このページを数十秒見つめてしまいました。見惚れてしまったのでしょう。
長い巻数をかけて熟成させた二人の関係。アキの気持ち。
それがとうとう描かれたこのページは、破壊力がありました。
アキらしく飾らない、シンプルな言葉。だからこそ、強く強く胸に響いてきました。
もうね、アキが赤城のこと大好きだったのは読者はずっと知ってました。ニヤニヤしてました。
言えない。素直になれない。
そんなアキを知っているからこそ、この場面は素直にアキを褒めたくなります。
よく頑張ったね、と。
結果として、結婚を前提に付き合うことになりました。
ジローと同じくらい、私は赤城というキャラが大好きです。
彼なら間違い無く、アキを幸せにしてくれると思います。幸せになれよコンチクショー!
一方キョーコとジローは。
父親が来襲し暴れて行きましたが、ジローが自分のエゴ、己の「悪」を見せたことに父は満足した様子。
首領になるべく、ジローは九州に帰って行きました。
何も言わず、ジローを見送ることしかできなかったキョーコ。
だからこそ、会って伝えたいことがある。
そう思い、夏休みは九州に行こう……としていたのですが、ジローの方から来てしまいました。
社会勉強を終了したジローは、改造する約束のことをキョーコに伝えます。
嫁に改造しちゃうらしいですよもう勝手にやってろよこの夫婦!
言った方も言われた方も、同じくらい照れてる。
本当に可愛いなこいつら。
こんなに幸せになってほしいって思うのは初めてかもしれません。ちなみにこの告白、公衆の面前で行われてます。
人前でちゅーするとかもう爆発しなくて良いから早く結婚しろ!
指を加えてぽーっとしていた乙型は、羨ましかったのかななんて思ったり。
単行本オマケ漫画によると、キョーコが一番ライバル視しているのは乙型ですからね。
ジローにちゅーを教えて下さいなんて展開もあるかも。誰かそんな薄い本を描いて(笑)
オマケ漫画の最後
たぶんずっと、一生 楽しい日々です。というキョーコの言葉が、凄く響きました。はじあくを読んでいる時に私が感じていたことを表している気がしました。
こんな楽しい日常が、ずっとずっと続いていく。
はじあくを読んでいる時、私はそんな感覚を覚えていました。本当にこの日常が大好きなんだ、と改めて思いました。
もうこの単行本読んで何回泣いたんでしょうか。何回ニヤニヤしたんでしょうか。
はじあくという物語は終わりましたが、ジローたちの日常はずっと続いていくんだと思うと、なんとなくニヤっとしてしまいます。
私がジローたちの今後の日常に触れることはもうできないのが寂しくはありますが、はじあくの眩しいくらいの青春に満ちた日常は、単行本を読み返すことでいつだって思い出せます。
本当に、本当に大好きな作品です。最後まで楽しませてもらいました。
はじあくは青春であり日常。異論は絶対に認めません。藤木先生、素敵な作品を本当にありがとうございました!
はじあくは私にとって最高のラブコメです!!オマケ
はじあくが好きすぎて、コミケでファンブック出すことになりました。
詳しくは
夏コミではじあく本を出しますを参照して下さい。
http://zelkova777.blog115.fc2.com/blog-entry-59.html「はじめてのあく」完結。ニヤニヤをありがとう