セイコーエプソンは2015年2月4日、ランニング時の走行距離やペースを正確に計測できるGPS機能付きウオッチ「WristableGPS」シリーズの新製品「SF-110B/G/C」を2月13日に発売すると発表した。初心者向けに使用頻度の高い機能を絞り込み、直感的に操作できるようにした軽量・簡単操作モデル。価格はオープン、予想実売価格(税別)は1万円台後半。
独自の高性能GPSチップを搭載したランニングウオッチ。毎秒測位で最大10時間(活動量計オン時で最大7時間)の長時間動作が可能。日本の真上を通る準天頂衛星「みちびき」に対応する。GPSサーチが完了しなくても計測を開始できる「スキップ機能」、トンネルや室内などGPS信号が届かない場所でも継続してデータ計測できる「ストライドセンサー」機能などを備える。
活動量計機能は、歩数・消費カロリー・移動より・目標歩数に対する達成度を自動計測できる。従来はGPS機能と連動していたが、新モデルではGPS機能をオフにして活動量計機能のみをオンにすることが可能になった。計測したデータは、BluetoothやUSB接続クレードルを使ってパソコンやスマートフォンに転送して、Webアプリ「NeoRun」で管理できる。
本体は5気圧防水。本体色は「ブラック」「グリーン」「カリビアンブルー」。GPSオフ時の動作時間は最大10日間(活動量計オン時で最大7日間)。充電はクレードル経由で行う。本体の厚さは約14.5mm、重さは約44g。