スマートフォンやタブレット端末など“スマートデバイス”の普及に伴って、無線LANを導入する企業が増えているが、最適な無線LAN環境は導入規模や利用する場所、用途などによって異なる。
本連載では、従業員数50人程度までの中小企業オフィス向けの無線LAN構築において考慮しなければならない点を解説する。比較的小さな無線LANネットワークを構築するための“ツボ”を、ヤマハの無線LANアクセスポイント(AP)である「WLX302」を例にしながら説明していく。
小さく始める 使っておぼえる
スマートフォンやタブレット端末など“スマートデバイス”の普及に伴って、無線LANを導入する企業が増えているが、最適な無線LAN環境は導入規模や利用する場所、用途などによって異なる。
本連載では、従業員数50人程度までの中小企業オフィス向けの無線LAN構築において考慮しなければならない点を解説する。比較的小さな無線LANネットワークを構築するための“ツボ”を、ヤマハの無線LANアクセスポイント(AP)である「WLX302」を例にしながら説明していく。
見える化ツールで得た情報は、無線LANのトラブルシューティングに活用できる。発生中のトラブルの原因をリアルタイムで見つけるときは、「特定の端末だけ通信が不安定ではないか」→「端末からAPへの通信のスループットと、チャネル使用率が両方とも高すぎないか」→「スループットが低く、チャネル使用率は高すぎな…
前回は、無線LANをネットワークに接続し、一通り使えるようにするまでの手順を説明した。次のステップは、より良い条件で無線LANを使えるようにすることだ。その第一歩は、無線LAN環境を「見える化」しながら、電波状態を確認したりトラブルシューティングをする作業である。今回は見える化のポイントを説明する…
無線LANにセキュリティを設定するのは常識。AP設置時の「とりあえずつないでおく状態」でも、セキュリティは必須だ。そこで無線LANの企業利用ではどのようなセキュリティ設定があるかをざっと整理する。
前回は、中小規模の無線LANネットワークを取り巻く環境を整理し、その企業の使い方に合った無線LANアクセスポイント(AP)の選び方を解説した。今回は、企業向けAPをLANに接続し、使えるようにするまでのポイントを説明する。前回同様、ヤマハのAPであるWLX302を例に説明を進めていく。
業務用の安定した無線LANネットワークを構築するために注意すべき点がある。企業用途の無線LANでは、一般的にいわれる“無線LANの常識”とは異なる対応が有効となるケースがあるという点だ。最たるものは「電波がよく飛ぶ、高速なAPが最適とは限らない」である。
従業員数50人程度までの中小企業オフィス向けの無線LAN構築において考慮しなければならない点を解説する本特集。今回は、まず中小規模ネットワークを取り巻く環境を整理する。そこから、使い方に合ったAPの選び方を解説する。