旭硝子は2010年3月24日、フッ素系プラスチック光ファイバー「FONTEX」を2010年7月に販売すると発表した。FONTEXは10Gbpsの大容量データ通信に対応し、既存の石英ファイバーでは難しい小さく折り曲げた状態での通信も可能だという。そのため、踏みつけたり折り曲げたりするなど乱暴な取り扱いが考えらえる家庭内でも安心して使用できるという。
旭硝子では、フルHD映像や3D映像を扱う映像機器間や、パソコンと周辺機器間などで高速データ転送の用途が拡大すると予測している。同社は今後、40Gbps以上のさらなる高速対応や、ケーブル・コネクタなどを含めた各種応用商品への量産技術開発を行う方針である。
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