ニフティは2008年9月10日,同社の「@nifty TimeLine」や「アバウトミーβ」などのサービスのため開発したRuby on Railsプラグインをオープンソース・ソフトウエアとして公開した。
公開したプラグインは3種。データベースのテーブルを管理する「ActiveRecordBrowser」,静的コンテンツをアプリケーション経由で公開する「FilePublisher」,データベースのスキーマの変更なしにモデルにフィールドを追加する「Acts AS Struct」である。
これらのプラグインは,Rubyの作者まつもとゆきひろ氏が在籍するネットワーク応用通信研究所と共同で仕様を検討し,開発した。
ニフティは@nifty TimeLine,アバウトミーβ,ツクシィ,いたがきといったPC向け,携帯電話向けのサービスでRuby on Railsを利用している。
同社では今回のプラグインのオープンソース公開により,多くのインターネットサービスの創出を喚起し,市場全体の活性化を図っていきたいとしている。
◎関連リンク
◆Ruby on Railsプラグイン -@nifty WebService