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会社の飲み会は時間外業務なのか 意義のある飲み会にすべき話

 昨今、忘年会(飲み会)には出席したがらない人たちが増えてきています。私もそれは実感します。それぞれの考え方や価値観があるから、当然に参加すべきということにはなりませんし、無理強いすることでもありません。

 弁護士の場合は自営業者ですから、自らの意思で選択し、その相手も選ぶ、それも営業の一環といえばそうなります。その意味ではコミュニケーションの場だとは私も思います。私自身はお酒は嫌いだし、飲みませんが、そういう場の意義はわかっているつもりです。
 しかも最近はお酒を飲まない人も増えてきました。

 但し、これが会社員ということになると立場は違ってきます。業務としての意味合いが出てくるからです。
実質強制「職場の忘年会」残業代はもらえる? 「業務なら労働時間にカウントして」の声」(弁護士ドットコム)

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2022年8月12日撮影(女満別)


 はっきり言って、出たくないという気持ちもよくわかります。一部のアル中のような酒の飲み方も知らないような下品な人たちが大声でわめいたり、セクハラまがいのことをしたりというのであれば、もはや会社の飲み会とは言い難いものがあります。弁護士ドットコムの「相談者の声」ですから本当かどうかはわかりませんが。
その忘年会、大丈夫?酒に呑まれた人の“トンデモ”行為に唖然…会社で懲戒、警察の御用に」(弁護士ドットコム)

 こんなのに参加させられるのであれば、参加を拒否したい、労働時間としてきっちりと残業手当を出すべきだという主張もとてもよくわかります。結局、こうなってしまうとコミュニケーションの場ではなく、単に酒が飲みたいだけの下品な人たちの集まりでしかないからです。

 私はそういったことではなく、むしろ積極的に業務時間として手当も出す、当然に費用は会社が出す、しかも、飲酒の量もある程度、抑制したものとしてコミュニケーションの場として設定して意義あるものとすべきではなかいと思います。バカ騒ぎは禁止です。
 昨今、電話が苦手とかコミュニケーションが苦手とかいう層が増えてきている中ですから、こうした場は必要なものです。特に上司の役割は、若い人たちに話をさせる、ということであって、自分の自慢話、愚痴は厳禁です。

 若い人たちにも出席してもいいか、くらいに思える飲み会にしてもらいたいものです。業務命令として強制できるかは別ですが。



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コメント

No title

「飲み会」とか「忘年会」「新年会」「社員旅行」などの「行事」は、「日本の文化」かもしれませんね。

そのメリットについては一概に否定は出来ません。

が、記事の例のように、デメリットも少なくありません。

社員に参加を強制しないこと、不参加の社員に不利になるような査定は厳禁であること、費用は会社持ちとすること、手酌とする、上司は飲み会で社員に説教をしたり、自分の自慢話をしない、下品な話はしない、安い大衆酒場は避ける※、遠距離通勤の社員は早めに帰す,女子社員をホステス扱いしない等の配慮が大切でしょうね。

※安居酒屋は人の声がウルサイし、雰囲気的に喧嘩も起きやすいものです。

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猪野 亨(いのとおる)

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