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イスラエルによるシリアへの爆撃を黙認する米国・NATOや日本 ダブルスタンダードが過ぎる

 日本のマスコミの報道が主な情報源の私はあまりよくわからないままできたのがシリア情勢でした。
 今般、いろいろと情報提供を頂きました。ありがとうございました。

 イスラエルは頻繁にシリアに対する空爆をしていますが、侵略と同じです。
 いずれも青山弘之東京外国語大学教授の論考です。
イスラエルがシリアのダマスカス国際空港を爆撃で破壊:黙殺する欧米諸国と日本、非難するロシアとイラン」(2022年6月13日)
イスラエルがシリアのアレッポ国際空港を攻撃、利用不能に:黙認によって他国が得られる新たな攻撃の口実」(2022年9月7日)

 これは現在も続いているだけでなくイスラエルの攻撃は増加しています。
 「イラン民兵」が標的というのですが、他国を爆撃するなど許されるものではありません。
 これが自衛というのであればロシアだって同じでしょう。
 イスラエルの爆撃は黙認し、「ロシアは悪だ」とだけ言っている人たちは、プロパガンダ、マスコミの餌食そのものです。
 しかもこれを憲法9条擁護派がこうした態度であれば、今こそ憲法9条の出番なのに全く説得力を失わせてしまいます。
 イスラエルがこうした蛮行ができるのも西側が黙認しているから。
 そうしたことを見透かされているから、アジア、中東諸国からのロシア非難に支持が得られないのも当然でしょう。

220919(美術館)②
2022年9月19日撮影



 米軍も同じことをしていますから同罪です。
米軍、シリアでイランと関係がある標的を空爆」(ロイター2022年8月24日)

 青山弘之先生のシリア情勢を論じた動画です。
「シリア戦争とウクライナ戦争」 青山弘之(東京外国語大学大学院 総合国際学研究院教授)
ウクライナを第二のシリアにしてはならない/青山弘之氏(東京外国語大学教授)




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コメント

平和派マンボウです  (^^)/

私は、独立国家ウクライナを
戦車とミサイルで侵略する
プーチンの蛮行で
命が失われるのを止めたいため
ロシアの不当権益認めずの
即時停戦派であり平和派であり
プーチンの肩持つ好戦派とは
一線を画するものです。
ですので、シリアで失われる命にも
同じように停戦を望みます。

猪野先生おっしゃる
九条教徒が停戦をさけばないのは、
所詮は幼児からグズりが治らないまま
大きくなった人たちで、その攻撃性から
プーチンや紛争をもっとヤレヤレ言うのは
私には道理でなにも不思議はありません。

また、青山なんたらさんに関しては、
シリアの件で米国などを非難するならば
逆にプーチンには最大限の非難
をしてないとただのどぶサヨ教授に
過ぎません。

スピード違反で検挙された人が
ほかの奴もやってるというだけで
裁判起こしても通用しないものですが、
いくら辣腕で名を轟かす猪野先生が
乗り出しても無罪を勝ち取るのは
難しいだろうと同様に、
米帝があと叫んでも
プーチンロシアの蛮行が許される
はずなどあってはならないと考えます。





No title

世界、世の中は結局は不公平なのです。

ヨルダンからカネ貰っている?

ヨルダンと国交を持つイスラエルは、雨や雪が降る水源地である上、莫大な原油が埋蔵していたゴラン高原をシリアから奪い取っており、これ以上シリアを攻める理由はありません。キリスト教五本山の一角、アンティオキア教会が実際ダマスカスにあるものの、イスラエルはイェルサレム教会を持っており、ゲットするメリットはありません。
イスラエルの嫌がらせレベル、ダマスカス国際空港・アレッポ国際空港爆撃は、善意の第三者、ヨルダンにメリットがあります。
シリア・アラブ航空は、長年の内戦でほぼ倒産状態です。ダマスカス・アレッポを発着する飛行機は、ほぼ露助の航空会社です。
隣のヨルダンは、首都アンマンから恐ろしく遠い、クイーンアリア国際空港を利用するヨルダンの領民が、東京23区の住民より少し多い1020万人です。パレスチナ自治政府の領民(元々ヨルダンの領民)が、イスラエルの飛行場利用禁止になっていることから、ここの領民445万人もヨルダン川を渡り、利用しています。
アサドシリア手持ち領民が何人いるか定かではないものの、シリア国民は2100万人います。コロナ禍で旅人が激減し、飛行機屋の経営が厳しい今、飛行機は平和な国ヨルダンから乗りましょうというマーケティングで、ロイヤルヨルダン航空がもっと儲けたいぜ!というねらいがあるのでは。
中東では、政府から闇公的資金投入していたことが欧州連合にバレ、倒産させられたキプロス航空の例があるので、倒産状態シリア・アラブ航空の市場を奪わないと売上が減り、会社の存続が危うくなります。

No title

>イスラエルによるシリアへの爆撃を黙認する米国・NATOや日本 ダブルスタンダードが過ぎる
> イスラエルの爆撃は黙認し、「ロシアは悪だ」とだけ言っている人たちは、プロパガンダ、マスコミの餌食そのものです


アラブの春とは、とある国のとある事件をきっかけにして、中東の幾つかの長期独裁政権による抑圧・弾圧に耐えかねた運動が各国の市民へと波及し、それぞれの国民が政権を打倒し、民主化獲得を目指した運動のことだったように記憶していますし、その後の変遷も複雑なものとなっているようで、各国それぞれのスタイルの嵐が吹き荒れたようにも記憶しています。
アラブの春それ自体、大変に複雑な問題となってしまったように記憶していますし、実は、故に、あやふやな記憶で書くことは大変申し訳ないと思って書いてもいるのですが、

シリアの場合、アサド政権に弾圧されていたスンニ派と呼ばれる人々がアラブ諸国に吹き荒れたこの運動に刺激され、アサド政権打倒へと向かい、政権は倒れそうになったが、ロシアやイランなどの国の後ろ盾と言われた支援介入のお陰で政権崩壊を免れ、その後、政府軍、反政府軍、そして、イスラム勢力が複雑に絡み合いことにもなったようですが、その内戦の最中、

「ロシアの援助を受けたアサド政権が反政府軍への攻撃に際し、サリンなどの化学兵器を使用しするという暴挙に出て」

その化学兵器攻撃に巻き込まれた市民の凄惨な姿が世界中に報道されたことは、
その時を知る人であれば記憶していても良いことでしょう。

因みに、この時、使用された化学兵器をシリアは製造する能力があったのかという疑問と、
製造能力があったとするとその技術は独自のものなのか、
それとも、他国から技術供与を受けたのかという疑問が示されたようにも記憶しています。

そういえば、

今年4月にロシアは、ウクライナで化学兵器を使用したのではないか、
マリウポリで正体不明の有毒物質を使用したのではないか、という報道があったように思います。

さらに付け加えれば、
まさか、それらの出来事を知らない、全く失念していたというような齢でもないとは思うのですが・・・。


それはさておき、ダブルスタンダードが過ぎる、にさらに付け加えれば、


ゼレンスキー大統領が国内の親露派住民を弾圧し、それがプーチンを挑発する結果となり、侵略への火遊びとなった非難するのならば、

アサド大統領が国内のスンニ派住民を弾圧し、それが弾圧された人々を挑発する結果となり、内戦への火遊びとなったと、

「なぜ、非難しないんでしょうかねえ、黙認するんでしょうかねえ」

というのも、この記事を読んだ感想です。


まあ、以前にも書きましたが、いつの頃よりの私の心の有り様をして、
わからないことはわからない、知らないことは知らないという素直で正直な気持ちも心の平穏を保つ重要なことなんだようなあ、
も、また、心、新たにしているところです。

そうそう、
我々は報道されないことを知ることは出来ないとの神保さんの名言もまた思い出しているところです。

No title

> イスラエルがこうした蛮行ができるのも西側が黙認しているから。
 そうしたことを見透かされているから、アジア、中東諸国からのロシア非難に支持が得られないのも当然でしょう。


アジア、中東諸国、更に付け加えれば、アフリカ諸国の中からも、ロシア避難の指示を得られていない様子が昨今見て取れますね。

この「ロシア避難の支持が得られないこと」に関して、「見透かされているのか」が測れる興味深い記事を見つけたので、ご紹介しますね。


THE WALL STREET JOURNAL 日本語 (Japanese) 2022年9月23日

反ロシア連合に参加しない途上国の思惑
ロシアや中国からの政治的・経済的影響を懸念
https://jp.wsj.com/articles/anti-russia-alliance-is-missing-a-big-bloc-the-developing-world-11649995863


侵略戦争を始めたロシアを非難しなかったり、その話題を避けて通ろうとしたりする、それぞれの国の理由、思惑を知ると、歩んできた長き歴史のみに端を発する反欧米感情だけと単純に測れるほど、この世界は簡単ではない複雑さを、私には改めて知る良い機会となった記事です。
この記事最後に、この様な記述が見られます。


「ロシアは東欧の重心と見なされるべきだと述べた。」

「(非白人の)人類の大半は、ウクライナにおけるロシアの立場を支持している」


この2つの発言は、
アフリカ・ウガンダで長期政権を担ってきたヨウェリ・ムセベニ大統領の発言と、その息子で後継者のムフージ・カイネルガバ中将がツイッターに投稿したものということです。

大統領と大統領の後継者と目されている息子らは、

「なぜ、この様な考え」

を発言し、また、わざわざつぶやいたのでしょうか。
きっと、こんな理由からではないかと思わせる説明文がこれです。


【 ロシアはウガンダ、南スーダン、エチオピアの国防、外務省からの支持を得る活動のため、これら諸国に上級外交官を派遣している。外交団は、国連総会においてロシアを支持するか、あるいは少なくとも非難決議に投票しない見返りとして投資やインフラ部門への支援を約束した。

 ウガンダの長年の指導者で、米国の安全保障上の重要なパートナーであるヨウェリ・ムセベニ大統領は、ロシアは東欧の重心と見なされるべきだと述べた。

同氏の息子で後継者のムフージ・カイネルガバ中将はさらに踏み込んでツイッターにこう投稿した。

 「(非白人の)人類の大半は、ウクライナにおけるロシアの立場を支持している」】


まあ、ウォール・ストリート・ジャーナルはアメリカの新聞社ですので、そのあたりも考慮に入れて興味があれば一読されてみるのも暇つぶしとなりましょうか、ですかね。
因みに、ウォール・ストリート・ジャーナルに関して、こんな記事もありますので、ご参考に。


WSJの思想は「右派」なのか 2016/4/26
https://newspicks.com/news/1521768/body/


あえて、こちらも紹介しますが、
とにかく、多方面的に考えろなどとおこがましいことを誰に強制するつもりで紹介しているわけではないとも付け加えておきます。
あくまで、お考えの参考になれば幸いです、程度の話です。

No title

岩波書店の『世界』10月号を読んでいたのですが、座談会「重慶爆撃から考えるウクライナ戦争」の中で、出席者の一人である伊香俊哉さんが、ウクライナ戦争の報道のされ方が気になりますと述べられて、次のようにおっしゃっています。
『ウクライナ侵攻で市民が何人殺害されたという被害状況が即座に報道されますが、例えば、アフガン戦争やイラク戦争の際に、現地市民数名の死をこれほど報道していたかどうか。ウクライナが侵攻され、ウクライナが全面的に抗戦しようとして、NATOやアメリカが支えるという構造の中で、ウクライナ側や欧米諸国が伝えるニュースや情報だけが日本で無批判に流されているような感じがします。日本やヨーロッパの関心が薄い地域の民衆の死と、ヨーロッパの一部で西側に入ろうとしている国の民衆への目線の違いではないか。」

またその前にも、次のようにおっしゃっていることにも、感じさせられました。

『・・・ではいま、ロシアの戦争犯罪を裁く場合、どうなのか。例えば空爆での白リン弾の使用、クラスター爆弾の使用という内容で裁くとしたら、そうした兵器をアメリカやイスラエルなどは何度も使っているわけです。ロシアが裁かれるならば、ほかのどの国が使っても戦争犯罪として処罰されることになります。普遍的な規範として使われるかどうかは、大事な問題だと思います。」

確かに私なども、ウクライナ戦争の報道を見ていて、ウクライナ側の被害が数人単位で恐ろしき詳しく報道されていると、ことに最近は特に感じていましたので、こんなにイラク戦争時に報道されたいただろうかとは思いました。

さらに日本の報道で気になるのは、防衛省防衛研究所の研究員があまりにも解説に多用され過ぎていることです。

イラク戦争やさらに古くは湾岸戦争などの報道においても江畑氏などの識者による解説が多くされていましたが、例えばTBSなどの局記者による報道もしっかりされていたように思います。

それがこのウクライナ戦争ではどうでしょうか、ほとんど防衛省防衛研究所の独壇場と化しているのではないでしょうか。

メディアとして防衛省と一体化したような報道姿勢に、局内から疑問の声は出ないのでしょうか。

その他の有識者にしても、慶応、筑波などの決まった識者、そしてアメリカサイドの見方が繰り返されている様に思います。

それは結局、ウクライナが戦い続けることに日本国民の意識をまとめ上げる力になっているのだと思います。

rotさん

そうでない識者もいるのですが、メディアもネトウヨ、ネオナチ化してるんでしょうね。
100円札にでもしておけば喜ぶのでしょうか。

No title

赤い虚塔さん、さすがにネオナチ化はないでしょう。

でも日本のメディアの力は明らかに大きく下がっていますね。

防衛省防衛研究所だけじゃないですよ、内閣官房参与も報道番組の御意見番的存在になってますね。

メディアのネトウヨ化?、ネオナチ化? 百円札?

赤い巨唐辛子漬物さんの、ぼやきを解読してみます。

>>メディアもネトウヨ、ネオナチ化してるんでしょうね。
>>100円札にでもしておけば喜ぶのでしょうか。

まず、メディアの『ネトウヨ化?』については
そんなわけがあるわけないのですが(笑)
韓流のお方さんたちにとってみては、
自称従軍慰安婦の嘘捏造で一緒に
コラボまでした朝日新聞なのに、
それが今の自称徴用工の国際法違反犯してまでの
嘘捏造では期待していた韓流反日日本攻撃に
もはや一緒に立ち上がってくれないことを
嘆いてのことなのでしょう。
ただ、朝日新聞の名誉のために申し上げると
韓流画策応援してウッシッシシたいのは
今もヤマヤマなれどもはや、
チンピラのインネンツケと同様と
見透かされたサウスコリアの主張に加担しては
部数減少最大の朝日新聞ですから
自分の身がもたないことからの引きこもりなのです。
かつて、『記事・社説・天声人語』で
日本社会に強烈な攻撃をしたどぶサヨ三連砲ですが、
真ん中と右方向への射撃をあまりにしすぎて
左に傾いて、今や沈没前の巡洋艦モスクワ同様の
ありさまなのです(笑)

『ナチ化?』に関しては
姑息なKGB手法を駆使しての主張も
国際社会に相手にされなかった
プーチンのナチスレッテル貼りですが
日本ではプーチンに先駆けて
『ナチスレッテル貼り』で顰蹙買った
菅直人氏とハッピー米山さんと劣化韓流儒教の方面は
いまだにホルホル行っているようです。
(なんか プーチンレッテル貼りお好きな弁護士さんも
 見えたがしますが思い出せませんW)

100円札?うんぬんに関しては
無知蒙昧のテロリスト韓流安重根的なものは
海の向こうのホームでやってくださいな。



◆プーチンは ワテらならず者の ヒーロや!




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猪野 亨(いのとおる)

Author:猪野 亨(いのとおる)
1968年生まれ
1998年弁護士登録(札幌弁護士会所属)
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対応エリアは道内(道外も事案により対応可)。土曜、夜間相談は要予約。
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