日本のB級グルメうんちく漫画がなぜかインドネシアで話題沸騰!? インドネシアのネット掲示板に「インドミーが日本の漫画に取り上げられたぞ」というスレッドが立っていたのでご紹介します。
めしばな刑事タチバナ-Wikipedia
『めしばな刑事タチバナ』(めしばなでかタチバナ)は、原作:坂戸佐兵衛、作画:旅井とりによる日本の料理・グルメ漫画作品である。食品・飲料の商品名やメーカー名が全て実名で登場する。『週刊アサヒ芸能』(徳間書店)で2010年12月30日+2011年1月6日合併号より連載されており、2013年11月現在既刊11巻。2013年4月にテレビ東京系列でテレビドラマ化された。
『めしばな刑事タチバナ』(めしばなでかタチバナ)は、原作:坂戸佐兵衛、作画:旅井とりによる日本の料理・グルメ漫画作品である。食品・飲料の商品名やメーカー名が全て実名で登場する。『週刊アサヒ芸能』(徳間書店)で2010年12月30日+2011年1月6日合併号より連載されており、2013年11月現在既刊11巻。2013年4月にテレビ東京系列でテレビドラマ化された。
インドミーが日本の漫画で紹介されたぞ
インドネシアが誇るべき製品は数多くあるが、そのうちのひとつが「インドミー(Indomie)」だ。このインスタントラーメンは広告にあるように国内で人気を博すばかりではなく、すでに海外にも広まっている。インドミーは「世界で最も美味しい10のインスタント麺(※アメリカのラーメンレビューサイト「The Ramen Rater」のランキング)」に選ばれるなど、その美味さについてはラーメンの評論家や日本の漫画家も認めている。ステルスマーケティングであるかは定かではないが、これは誇りに思うべきことだろう。
※以下のコミックの抜粋にはインドネシア語の翻訳がついていました。
(インスタント焼きそばが国民食となっている国とは)
「インドネシアとフィリピンだ」
「インドネシアとフィリピンだ」
「もともとインドネシアには」
「"ミーゴレン"と呼ばれる焼きそば文化があってな」
「"ナシゴレン"の麺バージョンですよね」
「そこに即席めんの技術が入ってきて」
「"即席ミーゴレン"が誕生した」
「カップ焼きそば形式じゃなくて?」「うむ」
「ここ数年は日本ブランドのカップ版も進出しているようだが」
「国民的ヒット商品といっていいのは」
「やっぱり地元産の"袋麺"だな」
「結果インドネシアは」
「日本や韓国以上の即席麺大国にまで成長して...」
「No.1ブランドの"インドミー"製品は」
「『世界で一番売れている即席麺』といわれている」
「ミーゴレン自体は直訳すれば"焼きそば"みたいなもんだから」
「『ペダス味』なる激辛系や」「焼き鳥風味の『サテ味』」
「牛肉料理風の『ルンダン味』なんてのが山ほど出てるぞ」
「ちなみにイスラム圏の戒律を守った証拠の『ハラルマーク』入りだ」
「だいぶ遠い気がしますね」
「インドネシアやフィリピンの即席焼きそばの味はだな...」
「さすがは即席麺大国...」
「万人受けするタイプだったね」「おお!」
「インドネシアの最大手"インドミー"ブランドの即席ミーゴレンは」
「あっさりしつつも動物系のコクがあってどれもイケた」
「揚げタマネギがチャームポイントだ」
「おいしそうかも...」
「俺は『サテ味』がよかったな」
「強いていうならエスニック風味のぺヤングだ」
「ちなみにライバル社の"ミーセダップ"シリーズの『オニオンチキン味』は」
「『俺の塩』に近かったぞ」
「ただしなぜか塩分が日本の3倍はあって...」
「やたらノドが乾いた」
「...ダメじゃないですか」
俺の考えではこの漫画はステルスマーケティングではないと思う。というのも、それ以前の回でも頻繁に食べ物について言及しているからだ。インドネシアだけではなく、フィリピン、シンガポール、タイ、アメリカなどのインスタント麺にも触れている。いずれにしても、作者がインドネシアをインスタントラーメン大国と考えていることは間違いがない。
インドネシア人の反応
↓↓↓↓↓↓
- この漫画の作者はインドネシア人に違いないw
- これはヤバいな。説明が詳しすぎる...
- 日本でインドミーの漫画が作られるとは夢にも思わなかった。
- アジア人ってのは麺好きだからな。
- なんとインドミーは日本でも知られていたのか。日本にはラーメンがあるというのに
- これはいいね。俺の大好物が日本の漫画に載るなんて。これはインドミーがすでに世界的なものになったて意味だろ?インドミー万歳!
- なんで日本の漫画がインドミーを論じてるのwwww
- 誇らしいことだ。これはつまり日本人がインドミーを世界最高のブランドとして認めたって事だろ?
- 俺が日本人を好きなのはこういう所なんだよ。何かを作ろうとしたら決して妥協しない。「インスタントラーメン」について語る時も、死ぬほど詳しく調べ上げてくるからな。
- この漫画の作者はマニアックすぎるだろ。なんでインドミーの事をこんなにしってるんだよw
- このスレ読んでたら腹減ってきた。ちょっとインドミー食べてくるw
- インドミーはもちろん世界一のインスタントラーメン製品だけど、主食にしちゃダメ。
- これは本物なの?ここまでやるとインドミーの宣伝にしか思えないw
- インドネシアの製品が取り上げられるなんて。この漫画は素晴らしい内容に違いない。
- インドミーはもちろん最高。俺の友達ははるかエジプトでもインドミーを食べてるよ。
- なにこれ?この漫画はインドミーが作ったの?
- インドミーはまさに伝説。日本の漫画に取り上げられるなんて。
- 自国の製品が取り上げられるのはインドネシア人として誇らしい。
- 日本人ってミースダップを食べて喉が渇くんだね。あれってそんなに塩分が多かたっけ?
- ↑日本人ってのはきつい味つけがあまり好きじゃないんだよ。スパイシーな香辛料とかもね。
- 俺の好物が日本の漫画に登場!! 俺の母さんもインドミーは世界中で人気だって言ってた。
- 素晴らしい。インドミーはますます世界的なものになったようだな。日本の漫画に取り上げられるなんて。
【管理人コメント】
この『めしばな刑事タチバナ』の「インドミー」ネタはインドネシアのネット上で非常に盛り上がりました。今回紹介したスレッドは現在までに14万回以上の閲覧があり、そのネタ元となった「インドネシアのインスタントラーメンを論じた日本の漫画の翻訳」というツイッターまとめは現在までに7万7000回の閲覧、5300回の「いいね!」を記録しています。
「(漫画を)読んでみたけど、良かったよ。
あれはインドミーがいくらか払ってるの?それとも漫画家の調査の結果?」
公式アカウント「その漫画はインドミーが公式に認めたものではありません」
そうした反響に加えて、漫画自体があまりにも「インドミー」を激賞する内容なのでステマを疑ったインドネシア人に対して、「インドミー」のツイッター公式アカウントが否定のツイートを行なっているほどです。『めしばな刑事タチバナ』がどういう漫画であるかを理解しているインドネシア人は限りなくゼロに近いでしょうし、確かに一部の人が「ヤラセ」を疑う気持ちも分からなくはありません(笑)。
日本では「インドミー」製品にはあまりお目にかかりませんが、「インスタント焼きそば(ミーゴレン)」は日本にはない味でなかなか美味しいので機会があれば試してみて下さい。漫画で「塩分が...」と言われている「ミースダップ」の「ミーゴレン」も美味しいですよ。
めしばな刑事タチバナ(3)[カップ焼きそば選手権] (TOKUMA COMICS)
posted with amazlet at 14.01.07
徳間書店 (2013-07-12)
コメント
コメント一覧 (45)
即席焼きそばはカップも袋もいつもコショウをドバドバ入れてくってる。
そんな美味い物があったなんて、、。
普段の食に対して上から目線で説教されてる感覚が皆無で
安心して共感しながら読めるわw
あんまり料理は出来ない人だったみたいで、ええっ、インスタントかって思ったけど国民食っぽいんだな
あれから色々な缶詰を買うようになって一人飯の世界が広がった
酒のお供としても最高の相性
これをきっかけに「めしばな刑事」や「美味しんぼ」のインドネシア語版が向こうで出版されて、食の蘊蓄を熱く語るインドネシア人が増殖すると笑うw
漫画もおもしろいがドラマの佐藤二郎はイメージぴったりでよかったな
読んでみよ
目玉焼き乗っけて食うと最高
この件で逆に、日本の漫画の影響力を認識したよww
キュウリ添えて目玉焼き乗せると美味しかった。
全巻持ってるわ
ちょっと日本も漫画も過大評価しすぎなんじゃないですかね^^;
いや嬉しいけどさ。
それとも作者本人の私生活で貯めた知識なのか
こち亀とかいろんな分野でこのぐらいの知識が頻繁に出てくるし、これはステマじゃない。
カップものなんかご丁寧に折りたたみ式のフォークまで付属してるからな。
ただし、なぜかカップの場合、やたら「小袋」が多くて大変。
ソースや油やトッピングやらで5〜6袋位入ってるw
俺の塩か…俺の塩は好きなんだけど最近見かけないんだよな
ミーセダップが輸入されたら食べて見たいけど
日本向けに塩分控えめで頼む
タチバナ面白いんだよなー
そこが良いんだよ
「タバコ吸ってる奴に味なんかわかるもんか」とかまあ正論だけど鬱陶しい
そういう「本物の味とは‥」「食と健康とは‥」って説教料理漫画じゃ無いんだから
タチバナがいくら偉そうにウンチク言おうが、タバコ吸ったりとか隙だらけだから
ジャンクフード漬けのダメ人間でも気楽に読める そういう漫画
先見の明があったエースコックは今もベトナムでシェア一位だ
しかし即席麺発祥の国の企業がこのまま指を咥えて見てる訳もあるまい
今度買ってみよう(๑´ڡ`๑)
とくにこういう現実的な世界観の漫画だとな
だからこういう描写はこの漫画に限らず珍しくないんだけど
それよりもこんなマニアックな漫画がすぐに他国の一般人に広まって話題になるってすごい時代だ
おそるべし、タチバナ・・・
で、集中線入れてるので吹いたw
普通のスーパーだとかなり品揃えが良くないと売ってなさげ
ただ何も入れない素の麺だとちょっと量が少ないのが難点かもしれない。
あと調味料の小袋が4つもある。
けど、話題が東京圏の店に偏ってるから、関東に住んでない人が読んで面白いかどうかは疑問が残るよな・・・
最近では九州のうどんの話もあったっけ
店頭で見かけた頃に何度か買って食べてみたけれど、結構癖になる味で美味いよ。
最近はインドミー・ミーゴレンが売っていないんで、仕方なくサンバルソースとナンプラーを使って自分でミーゴレン作っている。
今なら日清カップヌードルでミーゴレン味が出ているようだから、そちらを試食してみるのもお手軽でいいかもしれない。
辛ラーメンがめちゃくちゃ美味いとか(袋麺だけならともかくカップ麺まで)、
東京チカラめしはめちゃくちゃハマるとか
面白いんだけども、作者の舌は信用しないことにした
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