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yamaフォトライフ COOPER

金剛山・大峰山系の四季を EOS 6D / MでSHOT!

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赤岳~横岳~硫黄岳縦走 DAY1

2015年6月6日(土)~2015年6月7日(日)DAY1
美濃戸~行者小屋~赤岳頂上山荘
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花の宝庫、南八ヶ岳へ!



6月上旬。
以前から見たかったツクモグサを見に八ヶ岳に行ってきました。ツクモグサは、北海道、白馬山系、八ヶ岳で咲くとされており、例年だと6月中旬に見頃を迎えるのですが、赤岳鉱泉FBやヤマレコでチェックすると5月下旬でもう咲いていることが分かり、6月最初の週末に行くことにしました。いつものようにアンニョンさんをお誘いし、嫁さんも今回はツクモグサともう一つの狙いのホテイランに釣られて行くことに。

美濃戸口からの林道は、四駆で地上高がそこそこある車でよかったと思わせるデコボコ道。正直、到着した時はホッとしました。やまのこ村の駐車場に駐めると、早速花撮りが始まります。

シロバナヘビイチゴ。標高はすでに1,700mを超えていて、花も多いようです。
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駐車場前の坂を登るとすぐに赤岳山荘。賑やかな雰囲気でした。
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オオヤマフスマ
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ヘビノボラズ
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ズダヤクシュ。見たことのない花のオンパレードです。
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山荘の先で、南沢に入ります。
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サラサドウダン
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ヒョウタンボク
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八ヶ岳らしい瑞々しい森が、雨上がりで活き活きしてる。
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今日は頂上山荘までなので、花を探しながらのんびりハイク。アンニョンさんの眼が光ってます。
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タチツボスミレ
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ホテイラン。気品溢れる花ですね。ここは撮影ポイントが作られていて、立ち入れないようにロープが張られています。絶滅危惧種の貴重な花に限ったことではないですが、踏み荒らしや盗掘は絶対NGです。
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写真好きなら誰もがワクワクする雨の恵み。
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ヒョウタンボク
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テンナンショウ
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「孫太尾根再来!」の図
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ツバメオモト
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やっと青空が出たと期待するも、そう長くは続かず。
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キバナノコマノツメ
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カラマツソウ
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シロバナエンレイソウ
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マイヅルソウ
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八ヶ岳の森!って感じの登山道が続きます。
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行者小屋まで40分。普通に歩けばですけど。
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こういう渡渉が何度か出てきます。
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イワカガミ
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今年の春は存分に楽しませてもらったけど、何度見ても癒されます。
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キバナノコマノツメ
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コガネネコノメソウ
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ミヤマハタザオ
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開けた谷に出ると行者小屋はもうすぐ。晴れたら稜線が見えるようだけど、生憎のガスで全く見えず。
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12時20分、行者小屋に到着。後のお二人はちょっと疲れてる様子。
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この日は少し寒かったので、中で昼食を摂りました。
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ココナツカレー、だったかな。
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小屋前では、昼食を摂るハイカーたちで賑やか。
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テン場の奥を抜けて文三郎尾根を登ります。
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残雪はこの樹林帯を最後に、この先は全くありませんでした。
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ガスに隠れた阿弥陀岳は、全容を見せないところがその厳しさを醸し出してます。
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途中から続く階段では、急な段差に躓かないように注意しました。特に高度感を感じる箇所では、気を抜くと躓いたり滑ったりしそうな感覚がありました。
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行者小屋があんなに遠くに。標高が高い上に急登が続くので、なかなか登り応えがあります。
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大峯ほどではないけど、ガスがよく似合う南八ヶ岳。
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天気予報どおり、時々、夏山を思わせるような晴れ間が出てくれます。
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ミヤマタネツケバナ
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階段もそろそろラストかな。もうひと踏ん張り。
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嫁さんは付いてくるのがしんどかったと後になって言ってたけど、確かに久しぶりの山だとしんどかったかも。それでもこのペースについて来てくれるだけで十分です。
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コメバツガザクラ
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キバナシャクナゲ
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マムート階段
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文三郎尾根分岐から稜線を見下ろすと、阿弥陀方面の気持ちよさそうな稜線が!夏山への妄想が駆け巡った瞬間。
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山頂はあの岩塊の奥の方かな。もうひと頑張りです。
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ミヤマキンバイ
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イワウメ
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ツガザクラ
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3点支持で。嫁さんがカメラを首がけしてたので、斜めがけにさせました。
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チョウノスケソウ。たぶんこの花は初めてです。名前がインパクト大ですね。
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イワベンケイ。これもインパクトのある名前。まとまって一気に咲くと派手な印象を受けます。
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クモマナズナ
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チシマアマナ
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15時15分、ようやく山頂に到着です。なかなか登り応えのあるルートでした。無積雪期に来ておいてよかったです。
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赤岳神社の祠。
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ガスが抜けるのを20分ほど待ってみましたが、なかなか抜けず諦めてチェックインすることに。
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明日正午から開山祭なので、ツクモグサが装飾された記念バッジを頂きました。これは嬉しかったです。
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夕食は2Fの自炊室へ。大抵の小屋では、部屋で自炊というのはあまりないと思いますが、ここはまさに普通の部屋といった感じでとても快適でした。
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まずは卵を焼いて小腹を満たし、
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ハンバーグを焼きます。
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さらにチーズをIN!これがめちゃ旨でした。リピート決定です。
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ガスガスで諦めてた夕景は、少し持ち直した空模様のお陰でちょっとだけ楽しむことが出来ました。ガスをまとった阿弥陀岳と夕陽に照らされた茅野の街並みが印象的でした。
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そして一日の終わりに、八ヶ岳のカーテンが開くやいなや、茜の空や雲海たちが見事な舞台を見せてくれました。
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その後、寒風吹くなか粘ってみるも雲は流れず、夜景を入れて本日の撮影は終了です。
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部屋に戻り、マミータイプの布団に体を潜り込ませると、いつの間にか眠りについていました。


つづく。

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COMMENT

COOPERさん、おはようございます。

地図で拝見すると、赤岳頂上山荘までほぼずっと登りというコースのようですね。
標高差もけっこうあるみたいですし、お疲れ様でした。

カラマツ林の中で可愛らしくぽつりぽつりと咲く花たち、
標高1800mぐらいの森林なので、近畿ではなかなか見れないような花も多く、
素晴らしい花探しの旅ですね。

薄いガスで景色がとことろどころ現われてくる感じが
リアルな山の表情を感じさせてくれますね。
茜色のラインも素敵です。

| ke-n | 2015/07/11 08:45 | URL |

Re:

ke-nさん、こんにちは。

行者小屋からは二時間ほど急登が続き、
そこそこ疲れますね。
花は見たことのないのが多く、いつもながら
時間を掛けて楽しみました。
花を探す目はなかなか二人に追いつかないので、
いつも見つけてもらう側です。

ガスの八ヶ岳はいい雰囲気で、朝夕がハマれば
それは凄い写真が撮れそうに思いました。
今回は残念ながらハマりませんでしたが。。。

今本町でこれからUL展です。
明日は嫁さんと90番からのんびり八経まで
オオヤマレンゲの残りを見に行こうかと思ってます。
足が少し痛いので起きてからどうなるかですが。

| COOPER | 2015/07/11 13:57 | URL | ≫ EDIT















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