屍鬼 第22話(最終回) 「蔡蒐話」 感想
いよいよ最終回を迎えた『屍鬼』でしたが、洋画っぽい終わり方でしたね。
まぁ、状況からしてHAPPY ENDは、有り得なかったわけですが。
夏野が人狼として起き上がってくるのは、漫画&アニメでの展開で、
原作小説では死んだままらしいので、そちらではどういう展開だったのか
気になるので、読んでみようとは思います。
修羅と化した「人」は、屍鬼を狩りつくす。
静信は瀕死の傷を負い、沙子も捕まってしまう。
姿を現した夏野、その前に立つ辰巳の姿。
敏夫は村を守るため、力を尽くすが…。
全てが終わる。
屍鬼 公式サイト
まぁ、状況からしてHAPPY ENDは、有り得なかったわけですが。
夏野が人狼として起き上がってくるのは、漫画&アニメでの展開で、
原作小説では死んだままらしいので、そちらではどういう展開だったのか
気になるので、読んでみようとは思います。
修羅と化した「人」は、屍鬼を狩りつくす。
静信は瀕死の傷を負い、沙子も捕まってしまう。
姿を現した夏野、その前に立つ辰巳の姿。
敏夫は村を守るため、力を尽くすが…。
全てが終わる。
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屍鬼を狩り続け、返り血に染まった人間達……怖いよ!
日暮れと共に目覚めた沙子は、追われている状況を確認すると必死に逃げようと……。
恐怖に駆られた表情を見ると、どっちが鬼か分からないですね。
沙子を逃がすため囮になった辰巳ですが、背後から銃で撃たれるは、車で撥ねられるはと
容赦なしの目に遭っていますね。
これまでにしてきた事と、辰巳の脅威を考えると仕方ないともいえますが、こういった事を
容赦なく出来るのが人間の怖いところですね。
銃弾を雨のように受けた辰巳は、川に落ちて行き……。
かおりと昭の田中姉弟は、無事でしたね。
かおりは保護されていたから大丈夫なのは分かっていましたが、昭も無事で何よりです。
やっぱり夏野が助けていたんですね。
かおりは目覚めたばかりで状況が確認出来ず、夏野がいた事を分からなかったのかな。
これまでのショックな出来事で、精神障害が起こっていたりは、しないよね?
静信が倒れているのを見つけた沙子は、何とか目を覚まして欲しくて声を掛け続けた結果、
大川達に気付かれる破目に!
逃亡を続ける恵。
今までいい事が無かったんだから見逃してって、自分勝手な……。
起き上がって屍鬼になったのは、恵の所為ではありませんが、嬉々として人間を狩っていた
だけに、同情は出来ないですね。
かおりに対しては嫉妬もあったのでしょうが、特に酷かったですしね。
暗闇に乗じて逃げようとした恵ですが、囲まれ車やトラクター等の明かりでで囲まれて……。
都会に行きたいから助けてって、助けてくれる訳無いわな。
トラクターで撥ねられ轢かれる恵。
おかしいのは閉鎖的で何も変わらない村人達で、こんな村なんて無ければ良かったと
喚き続ける恵の顔を轢き潰して強制的に黙らせた村人。
顔を轢き潰されたこの状況でもまで生きているんですね。
杭を打たれて、屍鬼としても恵は死亡。
山入で起こった火事、状況からして放火が原因なんでしょうけど、誰が原因なのか。
考えられるのは精神がイってしまった人間か、夏野といったところでしょうか。
山入にやって来た夏野は、徹と律子の死体を見ていました。
徹とは親友でしたからね、流石に色々と思うところはあったのでしょう。
山入で起こった火事に対し、火が燃え広がらないように、そして死体の処分について
次々と指示を出す敏夫。
頼りになりますね。
銃で撃たれ川に落ちても生きていた辰巳の前に現れた夏野。
人狼同士の対決ですが、やはり辰巳の方が強いようですね。
死んでから起き上がる屍鬼と違って、死の淵から起き上がってくる人狼。
辰巳のこの説明の最中に静信がアップになったという事は、静信も……。
夏野の父親は都会から葬儀社を呼んで、夏野を棺桶に入れようとした所で夏野が起き上がり
そのショックであんな風に壊れちゃったのか。
誰でも死んだと思っていた人が生き返ったら驚きますが、夏野の父親は特に耐性が
無さそうでしたからね。
敏夫に千鶴の暗示が効かなかったのも、先に夏野が暗示を掛けていたからとネタバレが
ここで来ましたね。
輸血の効果とどちらだろうと思っていましたが、夏野に血を吸われていたからですか。
それも後から夏野が上書きしたのではなく、先に暗示をかけていたからとはね。
敏夫が狙われる事は、推測できていたでしょうから、先に手を打っておくのは当然か。
そして暗示の上書きは出来ないということなんでしょうね。
辰巳は、夏野を子供扱いする程、圧倒的なまでに強さに差がありますね。
自分諸共、辰巳を地獄谷に落とした夏野は、ダイナマイトに火を付け……。
そのダイナマイト、どこで手に入れたの!
静信と密会していた教会に逃げ込んだ沙子。
自分が望んで屍鬼になった訳じゃないと嘆く沙子ですが、今更……。
これまで数え切れないほどの人間を殺してきただけに、ね。
それに神様に訴えても、キリスト教の神様なら尚の事、許してくれないでしょう。
最強・大川に見つかった沙子。
逃げようとしましたが捕まり、噛み付こうとしてもヘッドバットの一撃であえなく撃沈。
沙子に対し杭を打とうとした大川を背後から鉈で襲ったのは、静信。
やはり人狼として起き上がりましたか。
辰巳はこれまで4人しか人狼と会わなかったと前に言っていましたが、ここに来て夏野に
静信と人狼のバーゲンセールですね。
知り合いである大川を殺した事には、全然気にしていませんね。
大川を殺した事で、母親や寺の人達を殺された事に対して仇を取った事になりますが、
特にそういう想いも無いようで。
火事が燃え広がるのを防ぎきれず、村を出て行く敏夫や村人達。
これだけ犠牲を出しても結局、村を守れなかったんですね。
まだ生きていた正志郎は、燃え盛る桐敷の屋敷に自分から足を踏み入れ……。
ここで死ぬ事を選びましたか。
奈緒の死体もチラッと映っていましたね。
奈緒は屍鬼の中では取り扱いが大きかったのに、最後は呆気ないですね。
正雄もやはり義姉である智寿子によって殺されていましたか。
静信は、沙子をトランクに隠し車で脱出……これで終わりですか!
静信は第2の辰巳として、これからも沙子を守り続けるという事ですね。
そして同じような事が、これからも繰り返されていくのかな。
EDの最中に、小さく後日談って、それはないだろ!
後日談をやりながらED曲を流すとか、Cパートでやるとかして欲しかったよ!
夏野の父親は正気を取り戻し、母親も戻って来たようですね。
その他にバスに乗っていたのは、田中姉弟とやすよさん?
あれ?後日談は、これで終わりですか。
BD/DVD第8巻には、TV未放送話の「第腐汰悼と犯話」9巻には同じくTV未放送話の
「第腐汰棹遺血と犯話」が特典として収録されるので、詳しくはそちらでと
いうことですか。
生き残って村を脱出した敏夫や村人達もこれからどうなるのか気になりますね。
大変ですよ、住む所も何もかも失ったのだから。
これで、TV放送分は最終回となった『屍鬼』ですが、面白かったですね。
後半になるに連れて、どんどん面白くなりました。
最後はスッキリしませんでしたが、こういう終わり方もアリかと。
ただ、後日談はしっかりとやってほしかったですが。
スタッフの皆さん、お疲れ様でした!
第1話 「第遺血話」 感想
第2話 「第腐堕話」 感想
第3話 「第惨話」 感想
第4話 「第死話」 感想
第5話 「第偽話」 感想
第6話 「第髏苦話」 感想
第7話 「第弑魑話」 感想
第8話 「第夜話」 感想
第9話 「第柩話」 感想
第10話 「第悼話」 感想
第11話 「第悼と悲屠話」 感想
第12話 「第悼と腐汰話」 感想
第13話 「第悼と惨話」 感想
第14話 「第悼と死話」 感想
第15話 「第悼と偽話」 感想
第16話 「第悼と髏苦話」 感想
第17話 「第悼と弑魑話」 感想
第18話 「第悼と夜話」 感想
第19話 「第悼と柩話」 感想
第20話 「第腐汰悼話」 感想
第21話 「第腐汰悼と悲屠話」 感想
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恐怖に駆られた表情を見ると、どっちが鬼か分からないですね。
沙子を逃がすため囮になった辰巳ですが、背後から銃で撃たれるは、車で撥ねられるはと
容赦なしの目に遭っていますね。
これまでにしてきた事と、辰巳の脅威を考えると仕方ないともいえますが、こういった事を
容赦なく出来るのが人間の怖いところですね。
銃弾を雨のように受けた辰巳は、川に落ちて行き……。
かおりと昭の田中姉弟は、無事でしたね。
かおりは保護されていたから大丈夫なのは分かっていましたが、昭も無事で何よりです。
やっぱり夏野が助けていたんですね。
かおりは目覚めたばかりで状況が確認出来ず、夏野がいた事を分からなかったのかな。
これまでのショックな出来事で、精神障害が起こっていたりは、しないよね?
静信が倒れているのを見つけた沙子は、何とか目を覚まして欲しくて声を掛け続けた結果、
大川達に気付かれる破目に!
逃亡を続ける恵。
今までいい事が無かったんだから見逃してって、自分勝手な……。
起き上がって屍鬼になったのは、恵の所為ではありませんが、嬉々として人間を狩っていた
だけに、同情は出来ないですね。
かおりに対しては嫉妬もあったのでしょうが、特に酷かったですしね。
暗闇に乗じて逃げようとした恵ですが、囲まれ車やトラクター等の明かりでで囲まれて……。
都会に行きたいから助けてって、助けてくれる訳無いわな。
トラクターで撥ねられ轢かれる恵。
おかしいのは閉鎖的で何も変わらない村人達で、こんな村なんて無ければ良かったと
喚き続ける恵の顔を轢き潰して強制的に黙らせた村人。
顔を轢き潰されたこの状況でもまで生きているんですね。
杭を打たれて、屍鬼としても恵は死亡。
山入で起こった火事、状況からして放火が原因なんでしょうけど、誰が原因なのか。
考えられるのは精神がイってしまった人間か、夏野といったところでしょうか。
山入にやって来た夏野は、徹と律子の死体を見ていました。
徹とは親友でしたからね、流石に色々と思うところはあったのでしょう。
山入で起こった火事に対し、火が燃え広がらないように、そして死体の処分について
次々と指示を出す敏夫。
頼りになりますね。
銃で撃たれ川に落ちても生きていた辰巳の前に現れた夏野。
人狼同士の対決ですが、やはり辰巳の方が強いようですね。
死んでから起き上がる屍鬼と違って、死の淵から起き上がってくる人狼。
辰巳のこの説明の最中に静信がアップになったという事は、静信も……。
夏野の父親は都会から葬儀社を呼んで、夏野を棺桶に入れようとした所で夏野が起き上がり
そのショックであんな風に壊れちゃったのか。
誰でも死んだと思っていた人が生き返ったら驚きますが、夏野の父親は特に耐性が
無さそうでしたからね。
敏夫に千鶴の暗示が効かなかったのも、先に夏野が暗示を掛けていたからとネタバレが
ここで来ましたね。
輸血の効果とどちらだろうと思っていましたが、夏野に血を吸われていたからですか。
それも後から夏野が上書きしたのではなく、先に暗示をかけていたからとはね。
敏夫が狙われる事は、推測できていたでしょうから、先に手を打っておくのは当然か。
そして暗示の上書きは出来ないということなんでしょうね。
辰巳は、夏野を子供扱いする程、圧倒的なまでに強さに差がありますね。
自分諸共、辰巳を地獄谷に落とした夏野は、ダイナマイトに火を付け……。
そのダイナマイト、どこで手に入れたの!
静信と密会していた教会に逃げ込んだ沙子。
自分が望んで屍鬼になった訳じゃないと嘆く沙子ですが、今更……。
これまで数え切れないほどの人間を殺してきただけに、ね。
それに神様に訴えても、キリスト教の神様なら尚の事、許してくれないでしょう。
最強・大川に見つかった沙子。
逃げようとしましたが捕まり、噛み付こうとしてもヘッドバットの一撃であえなく撃沈。
沙子に対し杭を打とうとした大川を背後から鉈で襲ったのは、静信。
やはり人狼として起き上がりましたか。
辰巳はこれまで4人しか人狼と会わなかったと前に言っていましたが、ここに来て夏野に
静信と人狼のバーゲンセールですね。
知り合いである大川を殺した事には、全然気にしていませんね。
大川を殺した事で、母親や寺の人達を殺された事に対して仇を取った事になりますが、
特にそういう想いも無いようで。
火事が燃え広がるのを防ぎきれず、村を出て行く敏夫や村人達。
これだけ犠牲を出しても結局、村を守れなかったんですね。
まだ生きていた正志郎は、燃え盛る桐敷の屋敷に自分から足を踏み入れ……。
ここで死ぬ事を選びましたか。
奈緒の死体もチラッと映っていましたね。
奈緒は屍鬼の中では取り扱いが大きかったのに、最後は呆気ないですね。
正雄もやはり義姉である智寿子によって殺されていましたか。
静信は、沙子をトランクに隠し車で脱出……これで終わりですか!
静信は第2の辰巳として、これからも沙子を守り続けるという事ですね。
そして同じような事が、これからも繰り返されていくのかな。
EDの最中に、小さく後日談って、それはないだろ!
後日談をやりながらED曲を流すとか、Cパートでやるとかして欲しかったよ!
夏野の父親は正気を取り戻し、母親も戻って来たようですね。
その他にバスに乗っていたのは、田中姉弟とやすよさん?
あれ?後日談は、これで終わりですか。
BD/DVD第8巻には、TV未放送話の「第腐汰悼と犯話」9巻には同じくTV未放送話の
「第腐汰棹遺血と犯話」が特典として収録されるので、詳しくはそちらでと
いうことですか。
生き残って村を脱出した敏夫や村人達もこれからどうなるのか気になりますね。
大変ですよ、住む所も何もかも失ったのだから。
これで、TV放送分は最終回となった『屍鬼』ですが、面白かったですね。
後半になるに連れて、どんどん面白くなりました。
最後はスッキリしませんでしたが、こういう終わり方もアリかと。
ただ、後日談はしっかりとやってほしかったですが。
スタッフの皆さん、お疲れ様でした!
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