ミキサーで混ぜるだけの簡単なチーズタルト:タルト生地はMARIE Biscuit
お盆の帰省や夏休みという行楽のハイシーズンに、地震で東名高速が寸断され、そのしわ寄せで市内を通る中央高速がめちゃ混みになっているようです。ピークでもないのに自然渋滞が20キロと報じているのを聞いて、諏訪湖の花火ではどうなるのかと少し心配です。
うちの娘と息子は揃って明日の14日に帰って来るそうです。秋田から10時間かけて帰省していた事を思うと、特急あずさの自由席で立ったままでも2時間半ですから楽なものです。気をつけてお帰りなさいね。
今日のレシピは久しぶりの甘いものです。このチーズタルトは大変簡単で、大昔によくおやつに作っていました。実は二、三日前息子から作ってほしいとリクエストがあったので早速作ったのです。レシピもここに置いておけば、また気が向いた時に自分でも手軽に作れると思ったので、後で役立つとよいのですが。
何が簡単かといいますと、まず、タルトの生地はビスケットを砕いて粉状にしたものをバターで練っただけという代物です。で、私はビスケットに拘るのですが、昔からある森永のMARIE Biscuitがタルトに一番適していると思います。甘さも控えめで油脂も少なく、不自然な香りもしませんから一番合います。そして、チーズのフィルングは、ミキサーで材料を10分間撹拌するだけです。ビスケット生地のタルトに流し込んで160度のオーブンで40分焼きます。
このフィリングですが、普通は卵を黄身と白身を分けて、白身はチーズケーキが軽くふっくらと仕上がるように、硬いメレンゲ(泡立てたもの)にして混ぜ合わせる方法で作ります。温度とメレンゲの硬さの調整ができていないとオーブンで膨らんでも取り出したらしぼんでしまう事もよくあるので、少し難しいです。今回のレシピのミキサーの方法は、濃厚な生地の材料を時間をかけて撹拌するので、細かい気泡が入り込みます。白身の泡で膨らますのとは違って、全体のきめが細かくしっとりとした生地に仕上がります。あまり膨らまない生地です。
お菓子作りでは沢山道具を使います。たくさんと言っても知れていますが、道具と材料をきちんと揃えて取り掛からないと、途中でてんやわんやになり、場面によってはそれまでの工程が水の泡となる事もあります。まず作業する場所を片付けて広々としたスペースを確保し、使う道具と材料を揃え、それからスタートです。
必要な器具類
- ミキサー(材料が漏れないようにきちんと装着・電源のチェック)
- 器量スプーン
- 計量器
- レモン絞り
- 小ボール・・3個(卵用・砂糖用・バター用)
- 大ボール・・1個(タルト生地用)
- 茶漉し
- 使い捨てのキッチン用手袋(無ければポリエチレンの袋)・・1枚
- ビニールの袋・・30cm位のを1枚
- 麺棒
- タルトの型(耐熱の皿)・・1個
- 焼き上がりを置く平らな皿・・2枚
チーズケーキ(24cmタルト型)
- クリームチーズ・・200g
- レモン・・1個
- 卵・・(小3個か特大2個)150g
- 生クリーム・・180cc
- 砂糖(粉糖)・・80g
- 小麦粉・・大さじ1
- マリービスケット・・1/2箱(12枚)
- バター・・50g
作り方
- クリームチーズ、生クリーム、砂糖を計量する。
- 卵は解きほぐして150gにする。
- レモンの皮の黄色の皮の部分だけ薄く剥き、非常に細かくみじん切りにし、レモン汁は絞る。
- ミキサーに1、2、3と小麦粉を全て入れて10分撹拌する。
- タルトの型に手袋をしてバターを(分量外)薄く塗り、茶漉しで小麦粉(分量外)を軽くまぶす。
- バターを適当な大きさに小さく切ってボールにとり、手袋をはめて潰し、室温になるまで放置する。
- ビニールの袋にビスケットを入れて台に置き、麺棒を転がして細かく潰して粉状にしたものを6のバターに混ぜてしっとりなるまで練る。
- 5のタルト型に7の生地を敷き詰め平らにならす。
- 4のフィリングができたら8の型に流し込む。
- 160度に予熱したオーブンで40分焼く。
- 荒熱が取れてくると型の周囲から生地が離れるので、表面が乾燥していることを確認してから皿をかぶせてひっくり返し、もう一枚の皿にもう一度ひっくり返して表にする♪
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