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2010年3月

VTR エンジン不具合?

前回報告したオイル交換後、ずっと好調に走り続けていたVTRだが、この間仕事からの帰りに信号待ちをしていると、いきなりアイドリングが停まった。どうしたんだろうと道路の端に寄せてセルを回してみたがかからない。アクセルをあおると、かかったがすぐ止まるので、少しきつめにアクセルをあおってやると、もうもうとした白煙とともにエンジンが掛かり、アイドリングを始めた。おそるおそる走ってみると、4ストとは思えないほど白煙を出しながら走っている。しかし、徐々に白煙は収まっていき、そのあとは何事もなく走れるようになった。

・・と言うことがその後2回ほどあったが、それから後はエンジンは快調に回るし、始動も問題ないし、アイドリングが止まることもなくなった。

色々と考えてみた上で、SNSで相談をしてみたりもしたのだが、どうやら「オイル上がり」か「オイル下がり」という現象のようだ。つまり、何らかの原因でエンジンオイルが燃焼室内に余分に入り込み、プラグがかぶってしまったのだろう。その後、エンジンがかかってしまうと余分なオイルはガソリンと一緒に燃焼してしまい、普通に走れるようになったのだと思う。

さて、それでは対策はどのようにしたらいいのだろうか。もし、このまま治まってしまって、なおかつオイルの量が規定の範囲内に収まっていれば、ちょっと入れすぎのオイルが燃焼室内にあふれただけの「オイル上がり」(この表現は正しいのだろうか。もし間違っていればどなたかご指摘頂ければありがたいのですが)で放っておいても良いのかなと思う。
しかし、バルブシールなどの劣化によってエンジンオイルが漏れる「オイル下がり」と言うことになるとこれは少々深刻である。バルブシールのパーツ代そのものは高いものではないが、交換となるとエンジンのヘッドを開けなければならないので、工賃が結構かかるだろう。それでも、もしそのような状態になっているのであれば、修理するしかない。しかし、このVTRとは少々問題が起きてもできるだけ長い期間付き合っていくのだと腹を括っているので、ここは金額の問題ではない。
近々、バイク屋に相談に行ってみようと思っている。

そのうちツーリングに行きたいと思っているので、早くこの問題は解決したいところである。

ところで、以前80km/hで結構振動があると書いたが、最近はほとんど気にならなくなった。結局は慣れの問題だったようだ。それに、負荷がかかっている(加速)時の振動は気が付けば結構あるようにも思うが、定常走行での80km/hであればさほどたいしたことはない。
あとは、この前傾姿勢に慣れ、腕の力がもっと抜けるようになると長距離を走った時の疲労度もずいぶん減るだろうと思う。これも、ツーリングに行くためには大切な要素だろう。

さて、暖かくなるのに合わせて、ライダーもバイクも調子を上げていかねばなるまい。

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民主党・・・そんなに期待していたワケじゃないけど

最近の民主党のドタバタぶりは目に余るものがある、とほとんどの人が思っているに違いない。鳩山さんはあまりに決断力に欠けているように見えるし、そのほかの大臣連中も野党時代に比べて勢いを感じられない。

現在、民主党が政権政党にあるのは、自民党の自滅もあるが、野党感覚を保ったまま政権運営をすることである程度現実路線もふまえながら野党なりの理想を上手く絡み合わせて今までにない「国民目線の政治」を実現してくれるのではないかという期待感からだったのではないかと思う。みんながみんなそうだとは言わないが、少なくとも自分はそうだった。
いや、もちろんそこまで理想的なことができるとは思っていなかったが、少なくとも「自民党と結局は同じ」と見られることだけは避けるだろうと思っていたのだ。

もちろん、政策的には違うことをやっているし、変わった部分もあるが、かなりの割合の国民には根幹に流れる本質は変わらないのではないかという印象を与えていると思う。もちろん、未だに何もなしていない政権政党を政権を取ったと言うだけであれだけ叩きまくるマスコミもどうかと思うがちょっと叩いただけでほこりが出まくる民主党も民主党である。

民主党が政権を取って、「事業仕分け」をオープンにしたことなどその内容は別にしてそれ自体は評価できると思う。とにかく、自民党に比べれば「国民目線」を取り入れようと努力していることは伺える。

しかし、そういう努力を無にしているとまでは言わないが、足を引っ張っているのはやはりなんと言ってもそのトップは小沢一郎だろう。かつて小沢が自民党を割って出た時、理想論だけを唱えてほえ続ける既存野党と違って、現実を知る自民党の中枢にいた人物として現実的な政権運営感覚を持ちながら、野党目線での政策による政権運営ができるのではないかと期待していた。私個人的には少々汚い金を手にしようが、そのマイナス点を差し引いてでもなお国全体の利益を上げることができれば政治家はそれで良いと思っている(これには異論もあろうが、その点での議論はとりあえず今回は避けて頂ければありがたい)。
だから、小沢が自民党時代と変わらない金集めをしていたとしても、国益にかなう政治をしてくれれば一貫して民主党を支持するつもりだった。その点においては、マスコミが小沢を極悪人であるかのごとく(そのとおりかもしれないが)主観的報道をするのには少々辟易している。週刊誌はおいておくとしても、少なくとも「報道機関」を自認するところについては、事実を淡々と報道し、冷静に解説を加えるだけとするべきだろう。

しかし、小沢一郎がそういう国益にかなうことができているのかというと今のところとてもそうだとは思えない。民主党では、岡田外相や前原国土交通相がまだ好感の持てるところを見せているが、小沢がそれらの重しになっているように見える。中国にすり寄って見えるところもあまり気持ちの良いものではない。いたずらに中国を敵視するつもりもないが、天皇陛下すらないがしろにして中国に気を遣う様子を見ていると気持ち悪くて仕方がない。
新進党を作ってぶっ壊し、自由党を経て民主党に合流とこの男がいったいどこを目指しているのかさっぱりわからない。新しい政治の流れを作るのかと思いきや、政策が少々違うだけで結局体質が自民党と同じなのではなんのために政界再編を仕掛けたのか、いったい何をしたいのか私などではその本音について想像も付かない。どこを目指して行こうとしているのかわからない人間など怖くて支持できない。もちろん民主党=小沢一郎ではないから、個別の人間(議員)を見て考えればいいのだが、やはりそのためには自分自身の社会人としてのスキルを上げていくしかあるまい。自分がわかっていなければ、また他人の善し悪しも判断はできないのである。

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