ココログがバグっていたようだ
朝見たら、自動投稿をせっとした記事がスパムのように何十回にも渡ってアップされていて驚いた。
とりあえず大急ぎで修正したが、最初はハッキングされたのかと思ってしまった。
なんでも6月にココログのログイン方法が変わって、Niftyのログイン名とパスワードを使うようになるらしい。今日アクセスすると突然そんなメッセージが出て困ってしまった。正直、パソコン関係のログイン名とパスワードはあまりに多すぎるのでどれだったかよく分からないのだ。大体、今持っているアカウントだけでも数十カウントもあるのだ。かといって全部同じにするのはセキュリティ的に危ないし、かといってばらばらにすると今度は訳が分からない。
実はいくつかのアカウントは既にログイン名やパスワードを失念してアクセス不能になっているのである。それにしても他の人はいったいどうしているのだろう。
前回、著作権法に関するエントリーで批判的な記事を書いたせいなのか分からないが、トラックバックスパムが急増している。これまでも一日に数件は来ていたものの今回はわずか半日で写真の通りである。やはりあの都市伝説は本当なのだろうか。(ちなみに先日もひどかった)
参考までにスパムが多かった政治ネタの所のリンクも張っておこう。
・新憲法大綱案の笑えない内容
・国民を徴用せよ:義務化されるボランティアへの道
・慰安婦問題における米議会調査局の報告書の検証
・ホワイトカラーエグゼンプションは高所得者だけが対象ならいいのか?
ライブドアの新ブログサービス“nowa”以来、次のBlogサービスのネタが話題になっているようだ。
そんなわけで私もちょっと便乗して、以前考えた次世代Blogサービスのネタを披露したいと思う。
基本的には次のネットの主流を占めるサービスは携帯にかなりシフトしたものになると思う。若い人たちの携帯の普及率やネットと携帯の利用状況を見る限り、ネットの盛り上がりは現状がピークで後はじわじわと携帯などの他の通信手段に食われていくと思うのだ。
そんな状況で次に普及するものは、当然携帯文化の影響を強く受けたものになり、しかもWebやSNSの美味しいところを取り込んだものになるだろう。
それを具体的に書ければ結構それだけで美味しい思いが出来そうだが、残念ながらとてもそこまでは思いつかないので以下、思いついたことだけをメモ書きするに留めたい。
・携帯のカメラ機能を拡張してフォトブックみたいな物を作成する。ソーシャルフォトアルバムみたいなものか?
・気に入った物があれば、登録しておけば後は自動でその商品コードを拾ってそれに関する情報を収集できる。今のバーコードや無線タグがさらに進化したようなもの?
・写真やメール、お気に入りの物を回覧させる機能があって、その履歴(○○さん→××さん→…)を回したり(もちろんステルスモードもある)、バトン風にアンケートなどを足せる。(マーケティングと結びつくと最強、スポンサーも付きそうだ)
・WebページやBlog程ではないミニプロフィールページを携帯(実態はサーバー上にある)に登録して、特定のメンバーに見せたり、足跡を見たり。(もうあるのかも知れない)
・後こうしたものを作るのは面倒だけど何かBlogや日記的な事をしたいための人の為に、こうした履歴から自動でミニ日記(感覚的には公開ブックマークや共有写真サービスに近い物)を作って、許可した部分や相手に対して公開する。これは以前、ポストペットの最初のアイディアが「ゲームは面白そうだけど、やるのが面倒だから勝手にやってくれるゲームは無いかなあ(うろ覚えです)」と言う事だと制作者の八谷和彦氏が語っていた事から思いついたアイディア。
まあ、こんな所だろうか。
はてなブックマーク経由で見つけたBlogの記事。
・ネットカフェの青年
ネットの書き込み工作のバイトの話し。ありそうな事だが本当の話なのか気になるところだ。
・スラッシュドットジャパン | 理系学部の授業料を値上げ?
記事のコメントにもあるようにただでさえ理系離れが進んでいるのが問題だと言われているのに、それに逆行する政策を進めるというのが理解しがたい。
政治系・時治系Blogを書いている人の間に根強くある都市伝説の一つに政治問題(政府批判)、歴史問題、特定団体の批判に関連した話題を書くと、アダルト系などのトラックバックスパム・コメントが山のように付き、記事が秀逸であればあるほどその量が増えていくというのがある。
これが本当なのかは判らないが、確かにスパムがつきやすい記事には偏りがあるようだ。ある記事には一日に何件もスパムが来るかと思えば、全く付かない記事もある。不思議なのは単なるページビューとも関係がないようで、あまり見られていない記事であってもスパムが来る記事もある。
私のところだと大体「帰省で見た地方の風景のメモ」や「バグダッドの郵便配達人」などが良くやられて一日に2件も3件もトラックバックスパムが来るので、とうとうその記事だけトラックバックを受け付けなくしてしまった。一時期は「とうとうアンティークROLEXを買ってしまった」もひどかったのだが最近はようやく来なくなった。こうしてみると確かに政治ネタや時治問題を扱った記事が多いような気もするが、それにしては「阿部政権で変わったこと」には来ないのだ。
最近思っているのは、記事中のキーワードをサーチして自動的にスパムを送るソフトがあって、そのキーワードに反応しているのではないかと思っている。そう考えると「ウォールマート」や「ロレックス」など確かに対象になりそうな単語がこれらの記事には含まれている。だがもっと注目を集めそうな「X-Box」や「IKEA」などのある記事は無事な所を見ると、この仮説も怪しい物だ。
いずれにせよこうしたスパムが飛び交う限り、都市伝説も消えないだろう。
最近、Blogの更新が隔日になりつつある。まあどんなペースで書こうが構わないわけだが、その原因を自己分析すると一つは書く時間がないという問題があり、もう一つに別にBlogに書く必要もないと言う対象の問題がある。このうち時間がないと言う問題は分かりやすい。しかし自分にとってはこれは単にモジべーションの問題に過ぎない。と言うのももっと死ぬほど忙しいときであっても、せっせと更新していた時期もあったからだ。
実は本質的な問題は、リソースを割く対象がBlog以外にも広がりつつあるというのが大きいのだろう。実は最近,Wikipediaの記事を書いたり、あるところで発表する予定で旧ソ連のベネラ惑星探査機の話しを書いたりしているのだが、そうすると表現欲が満たされるのかBlogを書こうという気がしなくなるのだ。
これは私自身の個人的なケースではあるが、WikipediaやYouTubeなど表現する場所には事欠かない今のネットを考えると同じような理由でBlogを書かなくなる人は増えつつあるような気がする。
ココログの過去最長となる約53時間のメンテナンスがようやく終了したと思ったのだが、以下の顛末だったらしい。
ニフティが運営するブログサービス「ココログ」は7日、メンテナンス中の負荷テストで原因不明の障害が発生し、予定していたココログのバージョンアップを断念した。またサービス再開と同時に、別の障害も発生している。
ココログによると、負荷テストにおいて、負荷が高まりレスポンスが悪化する現象が発生したという。修正・検証作業を行なっていたが、メンテナンス終了予定日になっても原因が特定できず、問題の解決は長時間になると予想されたため、メンテナンス前の状態に戻して、7日15時にサービスを再開した。
今回の問題によるデータ消失など、ココログユーザーへの影響はないとしているが、サービス再開と同時にココログベーシック/プラス/プロで障害が発生している。管理画面にアクセスしようとすると2回に1回程度の確率でエラーになるという。ココログでは現在、この障害について復旧作業を行なっている。
おい! 結局2日以上もかけて元に戻してどうする。
そのせいだろうか、ニフティは12月7日、東証2部への上場を果たしたものの初値および終値は公開価格割れと言う有様だった。(普通、新規公開株は値が上がるものが多いのだが)
インプレスの「やじうまWatch」の7/11の記事にまで紹介された韓国大統領府がWebサイトで公表した北朝鮮のミサイルに関するコメントの中で本当は「日本のように未明から馬鹿騒ぎする必要はない」と言っていたと言うニュースは案の定釣りだったそうだ。詳しくは「愛・蔵太の少し調べて書く日記」でコメントされているが、この発端となったusbmouse氏は以前話題になった「福島瑞穂嘘ビデオ事件」の時に「福島瑞穂の『朝生』出演ビデオがある」と嘘ついて2chでつりまくった当人である。案の定、今回も以下のようなコメントを出している。
既に一部の方は薄々お気づきのことと思いますが、「馬鹿騒ぎ」を「大騒ぎ」と“誤訳”する日本メディアの“思いやり”」は、ウソとホントが巧みにミックスされたusbmouseの創作でした。日頃から「メディアリテラシー」や「ソース主義」を標榜される皆さんのこと、この記事がまったくのデタラメだということもすぐに見抜かれるに違いないと信じておりました。ところが、素直に信じ込んで2ちゃんねるに絶賛のコメントと共にリンクを貼りまくったり、ご自分のブログで引用してメディア批判を繰り広げる方のなんと多いこと。ご愁傷さまでした。
それにしても、ここまで騒ぎが広まってしまったらきっと最初のニュースだけ聞いてそれを鵜呑みにしたままの人が大量に発生したのではないかと心配だ。特に嫌韓ネタのように真偽を問わず大騒ぎをする人が多いネタでは、いつの間にか尾ひれが付いてコピペされまくるからたちが悪い。案の定、今回の騒動を広めるのに荷担した多くのWebやBlogではそのままほおかむりを決め込んでいる。(やじうまWatchも現時点では何のコメントもない)
こうしてWebではデマゴギーとプロバガンダが広まっていくのだろう。
関連Link:ネット言論とメディアリテラシー
こうしたデマだった事件をまとめたもののList
最近、更新がままならない。更新する暇もないほど忙しいというのももちろんあるが、それ以前にココログが完全に腐っていることが原因だ。どうやらこれは全てのユーザーを悩ましているらしく、ちょっと調べると様々な苦情をネットで見ることが出来る。それにしても単に反応が鈍いだけならまだしも、他人の記事が間違って表示されたり、アップした記事がまるまる消滅したり、トラックバックやコメントが付いたり付かなかったりするというのは本質的な不具合が有るとしか思えない。
左派・リベラル系のBlogが多かったためにネット右翼からのDos攻撃を受けていた北国TV(注1)のような事情があるのかどうかは分からないが(宣伝のトラックバックスパムはものすごい量が来ていると言う話は聞いたことがある)、それにしたってココログだけが特別多くのスパムにさらされていると言う訳ではないだろう。いずれにしてもこの有様ではしばらく更新のペースは落ちそうである。そろそろBlogも引っ越しを考えないといけないのだろうか?
(注1)その後、北国TVはこの中にあったBlog「反米嫌日戦線〜」のページを一方的にパスワードを書き換え、事実上「排除」したことで多くのブロガーの反発を招き、多くのユーザーが離れていった事件を起こしている。皮肉なことにそれ以降はDosアタックは大分減少したらしい。
関連Link:
・ケツの穴小さすぎ ブログ『北国tv』:反米嫌日戦線「狼」
・かつてチャンネル北国TVという雰囲気のいいブログサイトがあった:新・非公正ブログ
・「 反米嫌日戦線 」 復活と 『北国tv』 の回答:いいげるブログ
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