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2005/09/20

景気は回復したのか?

少し前にGDP3.3%上昇の情報を受けてか「景気は回復傾向にある」という発表があった。また、これを受けて「回復傾向にあるので減税を全廃する」という政策が決定した。消費税の増税も持ち上がっている ( というか与党議席2/3以上なので確定 )。増税の理由は全て「景気は回復傾向にあるから」で片付けているが、本当に日本の景気は回復しているのだろうか?

結論を述べてしまえばこれもまた小泉の大嘘である。

IT分野では優れたエンジニアは100人のパンピー以上の生産性を持つ。したがって、大規模リストラと人員整理を行った大企業が利益を伸ばしたことで GDPの増加につながっただけのこと。下請け企業は未だに真冬である。リストラの対象となった犠牲者は真冬どころか南極ど真ん中に捨てられているようなものだ。実際、8月の企業倒産数は754件で前月比11.7%も増加している。

東京新聞の記事に生の声がある。これをみれば「失業率が改善された」というのも「不況から回復している」というのも大嘘だとわかる。

政府の景気対策は「お金を持っているところを中心にした対策」で、「オレみたいな末端の失業者は粛清されてしかるべき、てことじゃないの? 世の中に必要がない人はいない、ていうけど、それはうそ」と、自嘲(じちょう)気味に語った。

これが小泉政権の現実だ。

日本が「景気は回復しつつある」ということを否定する証拠はこれだけではない。 前に取り上げた OECDの調査結果である。OECDの調査結果では貧困率が上昇傾向にあることが示されている。また、「文化的で健康的な最低限度の生活を営む」ために生活保護給付を受けている世帯も現在では100万世帯を超えて ( 95年は約59万世帯 )増加している。

加えて、利益が増加している大企業でもサラリーマンの給与には反映されていないのが現状だろう。むしろ、年金費用など社会保障費の増額や税金の増加によって生活は苦しくなっている。

中小企業がばたばた倒産して、就職先が決まらぬ労働者がいて、生活保護世帯が増えている。政府はどこを見て景気は回復しているというのか。また、誰のための景気対策なのか?
政府は減税を撤廃し、消費税率を引き上げ、さらに生活保護などの社会保障予算も見直す ( 「削る」といった方が正解だろう ) という。大企業と高所得者だけしか考えていないことは明白だ。小泉改革の行き着く先は、ごくごく一部の金持ちだけがさらに富を寡占する超階層化社会に他ならない。「誰かがきっと助けてくれるさ」などと考えてはならない。金持ちは自分の金を守ることと増やすことしか頭にないのだ。自分の生活を守りたいなら自分で声を出さなくてはならない。さあ、声を上げよう。
「金持ちオンリーの改革は直ちに止めろ」

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Photonic network

Nowadays almost network infrastructure are based on TDM ( Time Division Multiplexing ) which have been peaking soon. FUJITSU Labs has developed photonic networks which are based on WDM ( Wavelength Division Multiplexing ).

About wavelength multiplexing, I want you to imagine sunlight. Sunlight is multiplexed several light which have different wavelength each other. And a prism splits sunlight into the spectrum. WDM method is application of this. As WDM, infomation bits are coded into optical pulse. Several wavelength are multiplexed and transfered all at once. Receiver splits multiplexed signal by spectrograph which is prism-like device.

TDM method can transfer only one signal at once. But WDM method can transfer "multi" signal at once. The transfer rate depend on spectrographs. FUJITSU Labs say, "By 2000, we will grow transfer rate 40Gbps by a wavelength, and 160Gbps by a fiber. By 2015, transfer rate increase 160Gbps by a wavelength, and over Tera bytes per second by a fiber."

Nowadays, network infrastructures are so complex. Its fault-tolerance also is poor. Implementing the technology, some problems would be improved. What I wish.

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2005/09/15

憲法改悪

http://www.asahi.com/politics/update/0914/009.html
憲法改正もやるだろうとは思っていたけどね・・・
増税も郵政民営化も自衛隊派遣も予想していた通りで、腹を抱えて笑いました。でもね、これは笑えなかった。笑えるものでもない。日本は過去に犯した過ちを反省し、二度と繰り返さないために、そして世界に平和を訴えていくために日本国憲法を策定し今まで守ってきたはずだ。

日本国憲法は平和主義・国民主義・基本的人権の尊重を柱としてこれらを厳密に保証する世界に誇れる憲法である。特に、日本国憲法ほど平和を訴える憲法は他には存在しない。それを、小泉が全てぶち壊そうとしている。自分の方針に合わないなら憲法でさえも都合よく書き換えてしまえという態度だ。

 日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し、われらとわれらの子孫のために、諸国民との協和による成果と、わが国全土にわたつて自由のもたらす恵沢を確保し、政府の行為によつて再び戦争の惨禍が起ることのないやうにすることを決意し、ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する。そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものであつて、その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する。これは人類普遍の原理であり、この憲法は、かかる原理に基くものである。われらは、これに反する一切の憲法、法令及び詔勅を排除する。
 日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。
 われらは、いづれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならないのであつて、政治道徳の法則は、普遍的なものであり、この法則に従ふことは、自国の主権を維持し、他国と対等関係に立たうとする各国の責務であると信ずる。 日本国民は、国家の名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成することを誓ふ。

上に掲げたのは日本国憲法の前文である。これにははっきりと「政府の行為によって再び戦争の惨禍が起こらないようにする」ことと「主権が国民に存する」ことが書かれている。国政のあり方も同様に「人類普遍の原理」として当たり前のことが書かれている。そして「これに反する一切の憲法、法令及び詔勅を排除する」とあるのだ。つまり、憲法であっても人類普遍の原理に反するものはあってはならないしそのような改変は認めないということである。

小泉にとってはこの前文は邪魔以外の何者でもあるまい。おそらく、最初の改正案では前文に手を加えるはずだ。すなわち「世界の治安を守る名誉ある地位にふさわしい国でありたいと思う」などというように軍事行動も認めるように書き換えられるだろう。また、第九条にもやんわりと手を加える。おそらくは第九条は「専守防衛の姿勢に変わりはないが、人道支援は積極的に行う」というような内容になるだろう。国民へ情報を開示するときの焦点は前文と第九条に絞られるはずだ。

第九十六条
この憲法の改正は、各議院の総議員の三分の二以上の賛成で、国会が、これを発議し、国民に提案してその承認を経なければならない。この承認には、特別の国民投票又は国会の定める選挙の際行われる投票において、その過半数の賛成を必要とする

その裏では、改憲に関するこの部分にこっそりと手を加えておくに違いない。つまり、「参議院の1/2かつ衆議院の2/3以上の賛成があれば国民の承認を得たものとし、即時公布できるものとする」などというように国民党票が必要ないような逃げ道を作るのである。当然ながらこの部分は、メディアには流さない。今回の選挙と同じように、前文と第九条の改正によってどうなるのかを盛んに宣伝し、改正するのは「前文と第九条のみである」かのように見せるのである。もちろん、賛成すれば日本人は世界のヒーローになれて、反対した奴は臆病者か悪党だと思い込ませることも忘れない。

第一次憲法改正が通ったら即座に次の改正案を提出する。もちろん内容は、「国際的な正義と秩序を守る名誉ある戦闘に限り、これを許可する」だ。そして、徴兵制が復活。国民の批判に備えて治安維持法も成立させるだろう。なんてこった、再び暗黒の時代の始まりだ。

日本国憲法前文には「名誉ある地位を占めたいと思ふ」とあるが、この名誉ある地位の国家とはいったいなんだろうか?武力と国力をちらつかせるような国家だろうか?相手に銃口を突きつける行為のどこに「世界平和を願う」姿勢があるのか、甚だ疑問だ。「侵すことのできない永久の権利」と定められている基本的人権すらも保証されない社会が住みやすい社会なのだろうか?世界と自分の子供に誇れる社会なのだろうか?わたしには、世界に誇れる憲法が台無しにされ、国民の生活も破壊されるような気がしてならぬ。

こんなことになるはずがないと思うなかれ。自民・公明が圧倒的議席を保持する今、法案は全て通る。憲法の改正にしても、今回の選挙のように猿回しの猿に仕立て上げられていることに気付けないようでは、やはり通ってしまうだろう。そうならないためには、国民皆が政治に真剣な目を向けなければならない。そして、生涯教育を言葉だけでなく実践していかなければならない。

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2005/09/14

始まった横暴政治

インド洋派遣の海上自衛隊、派遣延長

選挙前「延長は困難との認識」

選挙後「延長案提出」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050913-00000238-kyodo-pol
郵政民営化を強制成立させることが可能であり、延長案に関しても 同じく強制成立させることが可能になり、さらに米国から要請があったため 早速の暴走。「平和を望む声なんぞ知ったことか俺はアメリカに従う」 という小泉の声が聞こえてきますよ。このままだと憲法第9条削除もやりそう。 そうして世界に誇れるものが消えていくんだね。

定率減税、07年全廃

http://www.asahi.com/business/update/0914/045.html
国民の民意・生活なんぞ知ったことか政策第二段。以下引用

石会長は総選挙後の朝日新聞のインタビューに対し、「バブル税制の 遺産である定率減税を直さなければ、小泉首相のいう07年度の 抜本的税制改革はできない」と答えた。今秋の政府税調の06年度 税制改正答申にも全廃を盛り込む方向だ。

自民党幹部は13日、「『サラリーマン増税』と定率減税の廃止とは全く別物。 一時的な減税を元に戻すことは増税とは言わない」と述べ、定率減税を 全廃しても政権公約には反しないとの考え方を強調した。

こんなことをのたまってくれていますが、支払う金額が増えればそれは 増税と変わらんだろう。もう一つの反論は「論点整理は自営業者向けの 税制などにも触れている。サラリーマンのみを対象としたわけではない」 というもの。つまり、所得者全てに増税を行うので「サラリーマン」増税 ではないよということです。そういえば、サラリーマン増税は行わないとは 言っていましたが、他については言及していませんでしたね。 いやぁ、見事な抜け道を用意しておきましたね。

あ、法人税についても触れていましたよ。「税収が不安定で社会保障の 財源には向かない」だから議論しないということでした。いやぁ、またも 強者を優遇して弱者に鞭を打つ切捨て政策。さすが小泉。 ま、自民が296議席を強奪した時点でこうなると予想していたので 驚きません。むしろ、あまりに予想通りなので大笑いしたくらい。

前も書きましたが、野党が何を言おうが参議院でいくら騒がれようが 自民だけで296議席あるのでどんな法案でも必ず成立します。それは、 最終的な決定権は衆議院にあり、2/3以上の賛成票を獲得できれば 成立させることができるからです。裁判所には違憲立法審査権がありますが 日本は具体的違憲審査制あるいは付随的意見審査制といわれるタイプであるため、 具体的に提起された事件に付随して国家行為の違憲性の 有無の審査を行うことしかできません。つまり、審議中の法案は 当然として、成立後も法律そのものを審査の対象とする ことはできないのです。事件として提起することが難しい 法律を成立させられてしまった場合は、違憲立法審査権による無効化は とても厳しいものとなります。

まぁ、これらを承知の上で投票したのでしょうから、当然
自民に投票した馬鹿は
文句いわずに税金納めるよね?

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専制政治の幕開け

解散総選挙の結果を受けていくつかの新聞では結果を嘆き、 これから始まる政治を懸念する声が上がった。その一部をここに挙げる。

  • この国の民主主義は死んだ
  • 自民党独裁の最悪の事態
  • もう何も言えなくなった。恐ろしいことだ。
  • 専横的にならずに謙虚に
  • 小泉流は気に入らないことがあるとちゃぶ台をひっくり返す ような横暴な手法で支持できない

わたしも結果を見たときは落胆を通り越して呆れ、これから行われる政治を 想像してあまりの恐ろしさに顔面蒼白になった。ちなみに、否定的な意見が 多いのは、肯定的なコメントの内容があまりにお粗末だったから。 まともな意見もいくつかあったが、大部分は頭が痛くなるようなものだった。 え?どんなものかって?挙げたくはないがいくつか引っ張ろう。

  • いいと思ったのは、おれは死んでもいいと言ったこと。 格好いいなと思った
  • ネットでみんなが自民党を支持していた。何となく行かなきゃ
  • なんかクールというか格好いいじゃない
  • 景気を回復させてくれると思った

何度みても頭が痛くなる。こんな奴らがいるから専制政治を許してしまうのだろう。 頭が痛くなるコメントを挙げたのは20代前半のフリーターが主だったが ( これは驚くことではないと思う )、中には大学生や40歳以上の社会人であるにも かかわらず「なんとなく」あるいは「みんなが入れているから」 という理由で投票していることにかなり驚いた。この点で、たとえ自民独裁に ならなかったとしても、日本の政治は「お先真っ暗」と言えるかもしれない。

日本の民主主義の危機

「この国の民主主義は死んだ」という一言は疑いようもない事実だ。 自民だけで衆議院議席の2/3を占めるということはどんな法案であれ、 成立してしまうことを意味するからだ。たとえば平成の治安維持法といわれた 人権擁護法案があるが、これを成立させることも可能だし、消費税を10%どころか 「欧米を見習って」などを理由に任意の税率に引き上げることも可能なのだ。 法案は最終的には衆議院の採決が成立か否かを決定する。 たとえ参議院で否決されても衆議院で2/3以上の賛成が集まれば成立するのだ。 「なんとなく」だとか「格好いいから」とか「みんなが投票しているから」 などという理由で投票した馬鹿者に問いたい。 あなたたちは治安維持法の下で生活したいのか?

また、今回の選挙から「ウケ」を狙えば勝てるということが判明したことも 問題だ。投票した理由を見ると20代はともかくとして、40歳以上の世代でも 「格好がいいから」とか「TVで派手にしゃべっていた」からといった理由で 投票している国民がいることがわかる。つまりは耳障りのいい言葉を並べて、 見栄えのいいパフォーマンスを取れば選挙に勝てるといっても過言ではない。 こんなことでは民主主義などあったものではない。

切り捨て政策の加速

小泉は「効率化」だとか「コスト削減」を訴えるが、その結果生じた 失業者の雇用対策はまともに行われていない。これは失業率が未だ4.4%も あることから明白である。また、痛みを分かち合おうなどと言いながら redistribution の仕組みはまったく変わっていない。昨日参照した CECDのレポートを見ると所得上位10%と下位10%の格差は4.9倍 ( 米国は5.4倍 ) にも達しており今後も増大していく傾向にあること。可処分所得平均の 50%以下の所得しかない人が15.3% ( 世界第5位。同じく増加傾向 )もあること から経済弱者を視野に入れていない、むしろ切り捨てる方向性であることがわかる。 小泉は先日の記者会見で「消費税率は上げない」発言をしたが、 某内閣のときに消費税率が5%に引き上げられた歴史をみれば 当てにならないことは言うまでもない。

それは嘘っぱち

消費税が誰にでも平等に課せられる税金というのは嘘っぱちだ。 なぜならば、金額の重みというのは所得の大きさで変動するからだ。 たとえば、日本における貧困所得者 ( 年収238万以下 ) と年収2000万以上の 高所得者では、所得税を引かれた後であっても購買力に格段の差がある。 所得税を引かれた後はそれぞれ 214万以下、1260万以上になるが両者の 購買力が同じだという人はどこにもいないだろう。両者が同じ買い物をして 20000円を使ったとすると消費税として2000円を払わなければならない。 この2000円は貧困者と高所得者で同じ価値だろうか? 高所得者の中には「たかが」と笑い飛ばす人もいるかもしれないが、 ぎりぎりのなかで生活をする貧困者は2000円について真剣に悩むだろう。

郵政民営化で税金の節約というのはやはり嘘っぱちだ。 付け加えるならば、郵政公社は独立採算であるから人件費などの運営に必要な 経費は全て公社自体が負担している。税金は使っていないのだから経費節減には 結びつかないのだ。民営化により誕生するのは営利のみを至上目的とする 企業であるから、全国に一定水準以上のサービスを提供しつづける義務は一切ない。 ゆえに、不採算地域からは撤退する。地域住民は郵貯、簡保のサービスを 利用できなくなるだけでなく、年金の受け取りにも困ることとなる。 郵政公社の収入の2/3は郵便貯金と簡易保険であるから、この2つを取り除くと 郵便事業だけで全国のサービスを維持するのは不可能なようだ。 郵政民営化を行った国はドイツとニュージーランドがあるが、結果は6割以上の 郵便局が閉鎖され、国民の生活が不便になっただけだった。より地形が複雑で 人口の過密化と過疎化が顕著な日本では、地方の生活水準の低下は より激しいだろう。もう一つ考慮することとして、アメリカなど 多くの国々で郵政職員は国家公務員、つまり郵政事業は国が運営をしているのだ。 失敗した先例があるにもかかわらずなぜ民営化を強行するのだろう。 また、なぜ諸外国は国営・公営のままなのだろう。

その他の公務員も減らさなければいけないというのも嘘だ。 小泉は公務員が多すぎて財政を圧迫していると主張しているが、 日本の公務員はむしろ少ない部類に入る。日本の公務員の人件費はGDPの 6.6%に過ぎない。アメリカやフランスは10%を越えていることと、 日本の人件費は海外に比べると高いことを合わせて考えると どれだけ少ないか想像できるだろう。実際その通りで単位人口あたりの 公務員数はアメリカの半分にも満たない。現場でも消防官、労働基準監督官 警察官は不足しているくらいで、地方自治体の役所でもサービス残業が 頻繁に行われているくらいだ。役所のサービスの質が悪いとか手続きに 時間がかかりすぎる理由は、2つある。一つは職員が怠けていること。 もう一つは人手が足りないために処理が追いつかないことだ。 現状は後者だ。ここからさらに公務員を削るって? 小泉がどれだけ馬鹿で有害な政治家であるかよくわかる。 サービスの更なる低下を招くことはあれど向上することは決してない。

必要なのは削減ではなく交換である。すなわち、窓際にふんぞり返って 新聞読むだけの明らかな税金泥棒はとっとと首にして、換わりに仕事が できる人材を連れてくるのだ。

自分の特権は必死で守る小泉自民党

過剰な公務員 ( 小泉が喚いているだけで実際には不足しているのだが ) を削減する前に優先して削減するべきものがある。 小泉がひたすら隠して守ろうとしているものだ。それは自分たちが持つ 「お金をもらう」特権である。歳費特権と議員年金だ。歳費特権では 議員一人に年間6000万円以上が使われている。 これは平均所得476万円の10倍よりも遥かに大きい。議員年金は年間約130万 を保険料として10年以上支払うことで65歳から年額412万を受給できる というものである。ちなみに在職期間が長いと保険料も増える。20年在職すれば 年間500万を受給できる。平均所得帯の厚生年金の掛け金は年間約69万円で、 40年間払いつづけても需給額は年間約280万円であるから、 議員年金が優遇されすぎていることに気付く。さらに付け加えると、 同じ年金暮らしでも議員年金の場合は平均所得帯に、厚生年金の場合は 貧困所得帯になる。厚生年金は倍以上の掛け金を払っているにもかかわらず、 年金の需給額は議員年金の半分程度しか受け取れないのだ。 なんと理不尽なことだろうか。

さらに、政党助成金というものが支給されるので、国会議員はこれによって 交付金を受け取ることができる。この交付金は使い道を問われない。 企業買収に使おうが、ビンテージワインにつぎ込もうが、ベンツコレクションを 作ろうがまったく問題にされない。実際、買収に使った議員もいたようだ。 もちろん、経費は別に出るし ( 歳費特権 )、給与も別だ。 つまり、国会議員は数千万の所得のほかに国から特別に 「お小遣い」をいただけるわけだ。なんとおいしい特権だろうか。 小泉らはこれらの特権を隠し、あるいは気付いているものに対しては もっと悪い奴らがいるぞ ( 削減対象の公務員や郵政公社だ ) と嘘をついて 目を背けさせることで自分たちの特権を必死で守っているのである。 理不尽な特権など削除するに限る。違うかい?

インプリンティングに走った小泉

前述のように公務員削減は行うべきではなく、また郵政公社民営化の必要もない。 いま優先して行うべきは何か、また公約として掲げられているものの 必要性はあるのかを考慮すれば判別がつくであろう。しかし、小泉は 「国民の賛成多数」を得て独裁体制を作り上げてしまった。 成功の秘密は、国民の多くが政治に無関心あるいは縁遠いものと考えている ことに注目したことにある。コメントを見れば解るように、大学生でさえ 「格好がいい」とか「クールに見える」という理由で投票し、 フリーターにいたっては「投票するつもりはなかった」、40~50歳代でも 「格好いい」という始末。ここから、政治に無関心か政治はつまらないもの と考えている国民が多いことを読み取ったのだろう。今回の小泉の行動は 随所に「ウケ」狙いと思える点が見えた。スピーチでは一つ一つの台詞が短く ヒーローのごとく耳障りのいいモノだった。自分を正義に他を全て悪に 仕立て上げた。自分に投票すれば改革の勇士の一人になれるような物言いだった。

広がる divide

わたしが感じていることは、デバイドが複数の分野でどんどん広がっている ということだ。生活水準はもちろんだが、顕著なのは最近ようやくTVなどの メディアで取り上げられるようになったデジタルデバイドだ。 情報を扱える者と扱えない者の差が実に激しい。一方ではメディアに踊らされる ままに「作られた流行」に流され、メディアの鸚鵡返ししかできない者もいる。 両者の差は、あまりにも大きい。前者はメディアが流す情報のままに行動し、 メディアから流れる情報は絶対的に正しいと信じて疑わないのだ。 自己PRもマニュアルそのままで ( つまり誰のを見ても同じ ), ディベートなど 当然できぬ。外れているものや知らないものは「異端」というレッテルを貼り付け、 徹底的に排除しようとまでするのだ。まさしく金太郎飴ロボットで、 これほど不気味なものはない。

他方では、必要なものに関する情報を調べて自分にあったモノを探し出し、 自ら情報を調べて物事の真偽を判断して論ずることができる人がいる。 探究心・追究心があるので、自分から知識の輪を広げていくようだ。 彼らは言われたままに動くのではなくて、大抵の場合は命題を考察し 解決方法を考えてから動く。時には失敗するが、そのときは結果を分析し 失敗から学び取って成長していく。話してみると ( debate with them ) なるほどそういう考え方もあるのか!と新しい発見があることもある。 ブログを回ってみると今回の選挙について触れているサイトがいくつもあったが こちらに属するであろう方々は様々な資料を探して、それぞれが 持論を論じていた。多くは郵政民営化に反対するものであったが、 とても説得力がある内容で、郵政民営化賛成派のトンデモ説とは一線を画していた。

自ら成長できる人間と言われなければ動かない人間の差はあまりにも大きい。 取り返しのつかなくなる前にとよく耳にするが、もはや取り返しのつかない 事態になってしまっているのかもしれない。これは階層化社会の始まりともとれる。

専制政治の果てに

階層化と切り捨て政策がこのまま行われていくとしたら、そこは住みやすい国に なるのだろうか? 国民が安心して過ごせる国があるのだろうか? わたしはそうは思えない。そこは殺伐として、誰もが周りを蹴落とす機会を狙う ような社会だろう。国政は一握りの強者の特権を守り、利益を助長するために あるのではない。弱者であっても安心して暮らせる社会を作るためにあるのだ。 小泉はこの逆を行う政治家である。小泉が鞭を持って自分たちをひっぱたくような 社会がいいと思うならそのまま黙っているといい。彼はきっと実現してくれる。 でも、もしあなたがそんな社会はまっぴらごめんだと思うなら、安心して暮らせる社会がいいと思うなら声を大にして 主張するべきだ。「歪んだ改革は今すぐやめろ」

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2005/09/13

That is so scary.

Do you know in Japan income poverty is in higher within the OECD, and income disparity is expanding? Accoding to report of OECD "Income Distribution and Poverty in OECD Countries in the Second Half of the 1990s", Japanease income poverty come in 5th within the OECD countries. It also show us income disparity is expanding year by year.

Now looking at income proverty by generation. Comparing with other OECD countries, age bracket from 51 to 65 comes in 3rd and 18 to 25 comes in 4th. Not only previous, but also other areas ranks in higher.

Why so higher income proverty, so expand disparity? One of the reason is that the govemment serve so poor social security so they do not reallocate enough, this is major. Income disparity between top deciles and bottom deciles is 4.9 times. Because people who belong to top deciles hate redistribution, and insist tax due should be equal so that politician dosen't think about reallocate seriously.

Increasing just-in-time worker is other reason. Japan has many just-in-time worker who face discrimination in wages and benefits, and they are increasing year by year. This problem is caused by politics. The govermment take away substantive employment measures, but enforce reformism. As a result, many company restructured brutally. Victim of that is now working as just-in-time worker. Additionally someone who graduated from college and just started job became just-in-time worker not regular staff.

Even worse, LDP won the general election by a landslide. As LDP won 296 seats in 480-seats chamber, it is possible that any bills could be passed. It is too powerfull for citizens to express their own idea. That is what is scary.

Probably LDP accelerate abandoning politics. In future a few elites must completely control the other people. Worring indication has already been there, which is called education with latitude. I'm sure that govermment make a few "bright" elites and so many "foolish" serf.

There are no longer any democracy in Japan. From now on grievous tyranny is starting for long terms. Sure enough, it is impossible people who don't have self-purification capacity establish democracy.

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2005/09/12

LDP achieved a landslide victory.

At 2005. 9/11, It holded a general election for the House of Representatives. As a result, Liberal Democratic Party ( LDP ) won the general election by a landslide. Following this general election, LDP won 296 seats and Koumei won 31 seats, so both of them won 327 seats in 480-seats chamber. The ruling party hold majority of two-third, also hold majority in the chamber's committees.

Accoding to this election, Koizumi carry out rather political reform than utter despotism. As the result, frontier were abandoned and were turn into "outpost of civilization". Even worse, he might raise taxs and it would started unprecedented economic depression that suggest doom of the economy as I wrote before.

In today's Japan, it's a government of the politician, by the politician, for the politician, isn't it? Why he foce raising taxs on citizens without removing their overabundant privilege. Diplomacy, Jobless recovery, education, deficit finance, Divide and so many problems are in Japan, but Koizumi is NOT thinking about anything seriously at all, only expect thing that is called Postal reform. I'm sure that Koizumi should try What takes more precedence over Postal reform.

The reason why LDP won the general election is that Koizumi puffed his utter despotism with kind word. He focused unimportant Postal reform so that he labled who opposed it as "antigovernment". In the other word he justified himself, labeled others as wrongness. All citizens should know and thinking about problems which are in Japan, or nothing was improved.

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2005/09/10

What I want you to know. I want you to respect will of the individual.

This essay is wrote down and some fixed a letter which I sent my sister.
And I wish her that she respect her will of the individual.

Who is Success? Are they cookie-cutter?
Is there principal causes between success and not-success? I say YES. Little ones are always overwhelmed by the surrounding circumstances. So they say, "All of surroundings do that and I should be do everything by surroundings" or "It must be right because head-quarters said so".
On the other hand, Success consider "How to work" for achiving their aim. Then success do their works by rational and efficient approach. The principal causes are that they are able to understand both their aim and overall situation regarding it, think and find out their own ideas, finaly go ahead with their faith.

Perhaps you were adviced by cookie-cutter below.

  • Endure everything patiently. Sperior's word is low.
  • Do everything by the surrounding circumstances.
    If you ware isolated from the other, you are mad.
  • Do never assertive. Such as do, foolish.
  • Do work with spirits and guts. You can do everyting with these.
  • Sacrificing yourself is beautiful.

It is the fact that previous were wrong. Looking at Bill Gates, Takafumi Horie, Steven P Jobs, Lawrence "Larry" E. Page, Janus Friis , Niklas Zennstrom. Are they order-taker? cookie-cutter? non-assertive? I think they are not. They act on their own will. Also they speak a unique insight.

The result is the evidence. If they are foolish and wrong, they can't make so much money (ex. 34 billion dollers sales per year for Intel, can't build 3 billion dollers sales for software which calld Skype). It need to have will and to act with it.

According to "having spirits and guts" or "sacrificing yourself is beautiful", still it has not reduced self-slayer. Anytime anywhere you are said above, you have a lot of stress building up ever. Everyday such as this, it is natural that people don't feel like living.

Success knows necessary. It is that you thoroughly do what you wish. More detail, you thoroughtly do what expand your promising range, or what give you more money, and what you desire to do. In youth you don't have to sacrifice yourself.
If you would sacrifice yourself, you would be little one.

Generation gap

It is important that anything is different from 50-years-ago. 50-years-ago, there is no computers in Japan, and no-one imagined that computers were used for daily routine. Everyone did daily routine with pencils and abacuses. As traffic network was not extensive enough, transporting something from one region to other region takes long time. New ideas or technorogies take long term for coming up. So time flows slowly.

But now different. The World changes fast, and the changing rate is speading up day-by-day. Transporting something one edge to other edge until 3 day. Even Infomation was transported to the other side of the earth during a few seconds. Nowadays it takes less than 1 second that detaermining winner and looser. Technologies are becoming too complex and the changing rate is too fast that we cannot leaning all technologies by only one-self. So we should find out more usefull technologie from many, or build up by yourself. Which need to invent.

Do you agree that cookie-cutters who have not invented once can understand present market situation? Do you agree they can do consider it with worldwide scope? They cannot understand at all. If you want to understand present situation of the world correctly, you should stay upwind and learn many things with changing your base.

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2005/09/06

郵政民営化

大まかには賛成だが、小泉が唱える民営化には反対する。
小泉が唱える民営化は過疎地と都市部の生活格差が開くだけだ。

郵政は大きく3つに分けられる。郵便、金融、保険だ。 このうち金融と保険については民営化したほうがいいと考える。 国は潰れないという幻想を多くの国民が持っているためか、 大量のお金が郵便貯金と簡保に集中しているからだ。 2004年3月の郵便貯金残高は約230兆円。これは日本最大の銀行である 東京三菱銀行 ( 約53兆円 ) の4倍以上になる。さらに、日本の歳出は 約80兆円であるから、国家支出の2倍以上になる。簡易保険の資産は約122兆円。 保険最大手の日本生命が約45兆円で、簡保の資産額は約3倍になる。

経済不安の表れか、かなりのお金が郵政公社のなかにとどまっているのだ。 当たり前のことだが日本は資本主義市場である。 資本主義経済は別名消費経済ともいわれるように、消費があって、 競争があってこそ活気が出るのだが現在のように一箇所にお金が溜まっていては 活気などでようはずがない。郵貯、簡保の一人勝ち状態で競争も殆どない状態だ。 これを競争がある健全な状態に改善するためには縮小民営化することが 必要だと考えられる。故に、金融と保険事業の民営化には賛成する。

わたしが反対するのは郵便事業の民営化だ。 過疎地域の郵便局はそこだけで見れば赤字であることが多い。 民営化するということは企業になるということで、企業は利益の獲得が 最優先の目標である。常に赤字を生むほどに過疎化が進んでしまった 地域の郵便局は廃局となるであろうことは簡単に予測がつく。 廃局された地域の生活水準はさらに下がるのだ。水道がない地域 ( 実在します ) あるいは電車がなくバスも1日に2本しかない地域を想像してみたまえ。 ここから郵便を奪えば正真正銘の陸の孤島が出来上がる。 どれだけ不便か想像できないから郵政完全民営化などとほざけるのだろう。

政府は税金を使って過疎地域の郵便局を維持するという。 おいおいちょっと待て。税金で運営するなら今までと変わりないじゃないか。 これでは民間の癒着が生まれることは想像に難しくない。 民営化を行うならば官との繋がりは断たなければならない。 無理な民営化、不完全な民営化では天下りだとかの温床になる可能性もある。 民営化できる部分とできない部分、民営化することのメリットをよく考え直すべきだ。

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2005/09/03

外国人参政権

これまたとんでもないことを言い出したものだ。
日本を取り巻く状況がさっぱり見えていないに違いない。

これを主張する人は大抵はフランスやイタリアを例に挙げる。曰く 「これらの国では憲法改正を行ってまで外国人参政権を認めている 日本も国際化社会に対応するべく外国人参政権を認めるべきだ」
あいつらはアホに違いない
おそらく、その背景を知らずにただ単に「外国人参政権を認めている国があって それがこれからのトレンドになる」とでも考えているんだろう。 わたし以上に頭が狂っている人間というのも珍しい。 実にオメデタイ頭の持ち主だ

外国人参政権を認めている国にはちゃんとした理由がある。 先に挙げたフランスやイタリアは EU に加盟している国で、 EU は国家共同体として全体としては一つの国家のような政治体系、つまり国家統合 を目指している。これは通貨統一の動きにも見ることができる。 外国人参政権もこの目的のための動きの一つなのだ。 これらの国々はお互いに認め合い、ともに歩んでいこうという基盤がある。 そして、フランスやイタリアはEU に加盟している国の国民に限って 「相互に」認めているのだ。ドイツは相互参政権を憲法で明文化しようという動きがある。 ただし、認めるとは言っても国政参政権は認められていない。 あくまで地方参政権のみである。

では、日本に参政権を強く求める韓国はどうなっているのだろうか?
韓国における外国人参政権は満場一致で否決されている。 つまり、一方的な参政権を求めているのだ。「俺の国の政治に口を出すことは許さないが、 貴様の国の政治は監視させてもらう」といっているのである。 こんな主張が通ってしまっていいのだろうか?いいはずがない。
また、日本と韓国には互いに信頼しあうような関係もない。 歴史を捏造し ( 竹島の起源など ), 文化を捏造し ( 剣道の起源、武士道の起源など ) 著作権・商標など知ったことか( DDR訴訟:コナミ勝訴, パワプロ訴訟, ポッキー訴訟:森永敗訴, ガンダム訴訟:バンダイ敗訴 などを見ればよくわかる。しかも、韓国メディアは これらを日本企業の言いがかりだとして日本を非難した ) etc...これらを見て信用できる国家、誠実な国家と評価する人は誰もいまい ( 売国奴は別として )。

また、韓国では反日教育が行われている。
http://aog.2y.net/forums/index.php?showtopic=1550&st=0
http://aog.2y.net/forums/index.php?showtopic=1558
これは韓国教職員組合の教員がいる学校で教えられていることだそうだ。 これらを見て判るように、正規の教員が日本を貶すこと、叩くことを教えているのだ。 常識とは個人個人の主観に依存するもので成人ともなればそれぞれに違うものであるが、 共通する常識を持つために義務教育が行われる。その義務教育で教えられた内容は その国にとっての常識である。韓国では日本は絶対悪であり、糾弾するべき対象なのだ。 マスコミにも日本を叩くことなら何でもやっていいという風潮がある。 こちらが何をしようとこの認識は変えられないだろう。 朝鮮も、ミサイルを飛ばしてまで威嚇してくる反日国家である。 中国はどのような教育が行われているかは判らないが、 国民を見ていると親日的とは程遠い。

こうして土壌を見てみると、韓国や中国の言いなりになって 外国人参政権を認めてしまうことは、日本が彼らの言いなりになることに他ならない。 そうなってしまえば日本は隷属国として扱われるだろう。国としての権利以前に、 日本に住む国民の人権を守るためにも外国人参政権は認めてはならない。 日本は友好的な国ではなく、虎視眈々と復讐の機会を狙う国々に囲まれているのだ。

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