2014/04/09

[ Debian ] Hartbleed バグ対応状況

セキュリティアナウンスが公開され、Debian における Heartbleed バグ対応状況が明らかになりました。

Debian 6 (squeeze)
Hartbleed バグの影響は受けない
Debian 7 (wheezy)
バージョン 1.0.1e-2+deb7u5 で修正
Debian testing (jessie)
バージョン 1.0.1g-1 で修正
Debian Unstable (sid)
バージョン 1.0.1g-1 で修正
Reference
[SECURITY] [DSA 2896-1] openssl security update

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Hartbleed バグに対する OpenSSL セキュリティアドバイザリ全文訳

Google+ には公開していたのですが、こちらに公開忘れてた orz
OpenSSL が公開したアドバイザリの全文を以下に翻訳します。
原文は こちら

OpenSSL セキュリティアドバイザリ [ 2014-04-07 ] ========================================

TLS ハートビートにおけるリードオーバーラン (CVE-2014-0160) =================================================

TLS ハートビート拡張の処理において、境界チェック (原文 bound check) に欠陥がある。この欠陥により、最大で 64KB のメモリが接続先のクライアントもしくはサーバに暴露される。

1.0.1f と 1.0.2-beta1 を含む 1.0.1 および 1.0.2-beta のみがこのバグの影響を受ける。

このバグを発見した Google セキュリティチームの Neel Mehta と修正に尽力してくれた Adam Langley, Bodo Moeller に感謝する。

影響を受けるバージョンを使用しているユーザは OpenSSL 1.0.1g へアップグレードすることを勧める。今すぐにアップグレードすることができないユーザは `-DOPENSSL_NO_HEARTBEATS` をつけて OpenSSL をリコンパイルすることでこの脆弱性に対応することができる。

1.0.2 では beta2 で修正する予定である。

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2014/01/07

[ Debian / Linux ] キー配列を変更する

Debian unstable で dist-upgrade をしたらキーボードレイアウトが日本語 106 配列に代わってしまった。
`/etc/default/keyboard` などのファイルを直接編集する方法もあるにはあるけど、これらはあまり推奨されていないようだ。

ネットで見つかるキーボードレイアウトの変更方法は、ファイルを直接編集するかコマンドが古すぎて今では使えないものがほとんど。
そこで、このエントリでは今の Debian にあったキーボードレイアウトの変更方法を解説する。

対象は Debian 6 (squeeze), Debian 7 (wheezy) と Debian jessie だ。

キー配列の設定だが、大まかに分けてシステムの設定と GUI の設定を行う必要がある。

システムのキー配列設定

Debian でシステムのキーボードレイアウトを変更するには keyborad-configuration パッケージを利用する。 このパッケージを使うことで、対話形式で使いたいレイアウトを選択していけば簡単に設定できるようになっている。 USB 接続だとか、接続方式を意識する必要はない。

次のコマンドを実行しよう。

sudo dpkg-reconfigure keyboard-configuration

コマンドを実行すると、下のスクリーンショットのようにキーボードの一覧が表示される。
注意してほしいのは、ここで選択するのは PC に接続されているキーボードの種類を選ぶということ。
使いたい論理配列 ( レイアウト ) は次のステップで選択する。

レイアウトの一覧にある "Generic 101-key PC" が、英語 101 配列とか ASCII 配列と呼ばれているものだ。
わたしの PC には英語 101 配列のキーボードが接続されているので "Generic 101-key PC" を選択して次に進む。

論理配列 ( いわゆるキーボードレイアウト ) の選択、その最初のステップ。日本語環境だと日本語に関係した配列しか表示されない。 日本語レイアウトを利用したい場合は、ここで "OADG 109A" を選べばよい。
わたしは日本語配列のキーボードではないしインストールの時に English を選んだはずなのだが、それは置いておいて "Other" を選択する。

キーボードのレイアウトは国ごとに違うので国を選べと言われる。
English(US) を選択して次へ進む。

ようやく論理配列を選択できる。"English (US)" を選択して次へ進む。

論理配列を選択したあとも「AltGr キーをどうするのか」とか「Compose キーをどうするのか」とか「Control+Alt+Backspace で X server を落とすか」とか聞かれる。 それぞれ "No AltGr key", "No compose key", "No" を選択すればシステムのキー配列設定は完了する。

X のキー配列設定

`dpkg-reconfigure keyboard-configration` ではどういうわけか X のキー配列設定が変更されない。
X のキー配列は別に設定する必要があるので次のコマンドを実行する。

ASCII 配列 ( 英語 101 配列 ) にするときは

setxkbmap us

日本語配列にするときは

setxkbmap jp

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2013/10/22

[ 自作 PC ] G-SYNC 対応ディスプレイは高めになりそう

NVIDIA が発表した G-SYNC は実現されればゲーマーにとって厄介な tearing/stuttering 問題を解決する福音となることから、ゲーマー向け情報サイトでも取り上げられています。( 4gamer さんの記事で詳しく説明されています )

ASUS も乗り気で R.O.G シリーズで G-SYNC に対応することを G+ の投稿で匂わせています。

しかし、G-SYNC に対応したディスプレイは高価になり、また消費電力が増大する ( ≒ 発熱の問題 ) も発生しそうです。

というのも、こちらの記事を読むと、モニタに G-SYNC モジュールと呼ばれるものを組み込む必要があるとされているのです。

今のところ G-SYNC に対応したディスプレイ製品の発表はありませんが、ミドルハイからハイエンドグラフィックボード並みの価格になってしまうのかもしれません。

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2013/09/29

[ 自作PC ] XP 延命パーツ

XP はもうほとんど使わなくなったとはいえ、動かないゲームがあるのも事実。
いくつかの XP じゃないと動かないゲームのためにパーツ買ってきました。

CPU: AMD A10-5800K
M/B: GIGABYTE F2A85XM-HD3
HDD: Western Digital WD10EZEX
合計 21000 円くらい

ゲームは 2005 年前後のタイトルが遊べればいいので、この構成になりました。

メインデスクトップ、サブデスクトップとは比べ物にならない低価格構成。
ケース、メモリ、光学ドライブは流用することでさらにケチってます(笑)

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HDD 崩壊の予感

ある日 PC の電源を入れたら突然走った chkdsk
そして見つかった bad sector

4~5年使ってる HDD なのでそろそろ寿命なのかもしれません。
毎日快適な PC ライフを送らせてくれた HDD に感謝。

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2013/09/19

[ Debian ] httpie-0.6.0 deb packages

httpie is human-friendly, easy to use CLI HTTP client.

Unfortunately, at Debian official repository, the package is still version 0.3.1. And it does not work due to compatibility issues of python-requests. Then I built deb packages of httpie-0.6.0.

Note, those deb packages are not official. That means it is likely unstable or buggy, and may even cause some problems. Please use at your own risk.

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2013/09/18

[ 自作 ] Intel の次世代 CPU Broadwell がお披露目

IDF で Broadwell を組み込んだ Ultrabook の試作機デモが行われたようです。

IDFでは、まずCEOのBrian Krzanich氏がBroadwellを紹介。それも、Broadwellのテストボードではなく、Broadwellを組み込んだUltrabookが、Windows 8を走らせている様子を見せた。Broadwellが完全に機能する状態で、システムに組み込める段階にあると示した。

(2013-09-17, IDFでIntelが14nmプロセス世代の「Broadwell」を公開, 後藤 弘茂)

まだ課題はあるようですが、Ultrabook の試作機を実際に動作させる様子がお披露目されたということは、すでに完全に動作するチップができているということで、2014 年に出荷される可能性が高まってきましたね。

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2013/09/12

[ CPU ] Atom も Silvermont アーキテクチャの BayTrail-T に世代交代。性能大幅向上

Windowsデスクトップ環境での3D性能に関しては、Atom Z2760に比べて飛躍的に向上している。Ice Stormテストでは、Atom Z2760に比べて4.7倍の性能向上を実現している。GPUの演算ユニット数が20基のGT2を内蔵しているCore i5-4200Uに比べると63%程度でしかないが、それでもAtom Z2760のスコアのように桁が1つ違うということはない。
( CPU、GPU性能が桁違いに向上したBay Trail, 2013-09-12, PC Watch )

3DMark IceStorm のスコアはi5-4200U の約 6 割とかなり向上しています。x86 系チップを使ったモバイルデバイスはイマイチなものが多かったのですが、BayTrail-T の登場はその状況を変えてくれそうな予感がします。

Intelのリファレンスデザインのタブレットも解像度2560×1440らしいので、x86 プラットフォームを採用したタブレットでもようやくまともな解像度のモデルが登場しそうですね。

また、処理性能よりも携帯性とバッテリの駆動時間を重視する Ultrabook に BayTrail-T を採用するというのも十分にありな選択肢になったのではないかと思います。Ultrabook に Atom を使えるかは Intel のマーケティング次第ではありますが・・・

Ultrabook に BayTrail-T が採用されれば、より軽くより長時間バッテリで動作するモデルが採用できると考えられますので、ぜひとも登場してほしいものです。

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[ 自作 ] Acer から WQHD (解像度2566x1440) ディスプレイ登場

Acer から WQHD (解像度2566x1440) ディスプレイが発売されるようです。
しかもノングレア ( 非光沢 ) IPS パネル!

日本エイサー株式会社は、WQHD表示対応の27型液晶ディスプレイ「B276HUL」を9月13日より発売する。価格はオープンプライス。
( 日本エイサー、WQHD対応27型液晶ディスプレイ, 2013-09-12, PC Watch )

価格が不明なのと、応答速度が遅めなことが気になりますが、待望のまともな解像度のデスクトップディスプレイですね。
IGZO パネル採用の某社製ディスプレイのような意味不明価格( 30 万円オーバー )にならないことを祈ります。

45000円くらいなら買いたいです。

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