警視庁ゼロ係~生活安全課なんでも相談室~ THIRD SEASON (第1話・2018/7/20) 感想
テレビ東京系・金曜8時のドラマ『警視庁ゼロ係~生活安全課なんでも相談室~ THIRD SEASON』(公式)
第1話『留置場からの殺人予告』の感想。
なお、原作である富樫倫太郎「生活安全課0係」シリーズ(祥伝社)は未読。また、『FAST SEASON(感想)』と『SECOND SEASON(感想)』は全話鑑賞済みで感想もアリ。
厄介払いされたメンバーが集まる東京・杉並中央署「なんでも相談室」、通称‘ゼロ係’の冬彦(小泉孝太郎)と寅三(松下由樹)は、ビニールで全身を巻かれた女性の絞殺体を発見する。同じ手口の被害者は今回で3人目で、全員が右手の小指を切断されていた。ゼロ係にもたらされたある情報筋により、被害者全員が精神科医・実相寺(嶋田久作)の関係者と判明。逮捕された実相寺が黙秘を続ける中、同じ手口の新たな犠牲者が出る。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
原作:富樫倫太郎「生活安全課0係」シリーズ(祥伝社)
脚本:吉本昌弘(過去作/警視庁ゼロ係[S1,2]) 第1話
船橋勧(過去作/警視庁ゼロ係[S1,2])
徳尾浩司(過去作/おっさんずラブ)
政池洋佑(過去作/ふなっしー探偵、マッサージ探偵ジョー)
演出:倉貫健二郎(過去作/警視庁ゼロ係[S1,2]) 第1話
竹村謙太郎(過去作/警視庁ゼロ係[S1,2])
岡野宏信(過去作/警視庁ゼロ係[S1,2])
音楽:田渕夏海(過去作/警視庁ゼロ係[S1]、マッサージ探偵ジョー)
中村巴奈重(過去作/警視庁ゼロ係[S1]、マッサージ探偵ジョー、限界団地)
オープニング曲:安田レイ「Sunny」(SME Records)
主題歌:UNHAPPY CLUB/神様、僕は気づいてしまった(ワーナーミュージック・ジャパン)
大杉漣さんの設定変更に、作り手たちの本作への愛情が…
まさか、第3弾まで制作されるとは思わなかった『警視庁ゼロ係』。前作での警視庁をあげての大活躍はすっかり無かったことにして、文字通り “ゼロ” からのスタートだ。それなのに、ずっと係長を演じて来た大杉漣さんについては、定年退職していると言う設定にして、回想映像と小泉孝太郎さんの演技で登場。これだけで、作り手たちの本作への愛情が分かる。
冬彦の "KY" が、性格の悪さに見えないのが素晴らしい!
さて、物語の完成度の高さは第3弾でも一切の手抜き無し。階級、学歴、性別などのハラスメントになるような台詞を、小泉孝太郎扮する “空気は読めないが事件は読める ”エリートキャリアのKY刑事・小早川冬彦の設定を良いことにバンバン飛び交わせて笑いを創り出すが、これまた全く不快感がない。
全ての登場人物の基本設定がしっかりと出来ており、特に冬彦の “KY” が性格の悪さに見えないのが素晴らしい。その上、刑事ドラマとしての謎解きも、丁寧に作り込まれており、コメディドラマと刑事ドラマの面白さを同時に味わえる、贅沢なドラマだ。
あとがき
視聴はしても、感想を書くのは止めようと思ったのですが、取り敢えず第1話は書いてみました。常連のキャラと俳優陣が生み出す楽しさに加えて、新キャラも上手く噛み合って動き出していますね。安定感の面白さでした。
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警視庁ゼロ係~生活安全課なんでも相談室~ THIRD SEASONの主題歌:UNHAPPY CLUB/神様、僕は気づいてしまった(ワーナーミュージック・ジャパン)
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