頑張る天文おじさん
さ、さぶぅ~
とか思いつつ、ふと真夜中の空を見上げると、木星がかなり高く見えていました。
もう衝(太陽と反対の位置に見える)は過ぎたようですが、いつものベランダ観測所に8cm反射望遠鏡を出して木星観望です。
うーん、大気の揺らぎが酷い。
水の中の物を見るように、ゆらゆらと落ち着きません。
倍率を高くすればするほど、この揺らぎも拡大されてしまいます。
倍率は79倍、ほぼ適正倍率です。
揺らぎが一瞬、おさまることがあって、その時には木星の赤道の南北にある太い縞が見えます。
写真は、何度撮っても上手くいかない。。
以前(夏でした)、重くてなかなか出せない10cm(F10)反射で見た木星は、縞がたくさん見えて興奮したのですが、短焦点8cmではこんなものかな。。
主鏡と比べても、かなり大きい斜鏡。回折の関係を考えると、限界近いのかもしれません。
鏡筒が小さいため、接眼部が大きく、にゅっと出ているのが特徴です。
微動装置をつけたので、しばらくはこれで星空散歩してみます。
土星が見やすくなるのは、大気の揺らぎが少なくなる春になりそうなので、今から楽しみです。
…しかし、新居のベランダ観測所は星を見るには適していません。
旧家は、カノープスも見える良い場所でした。
震災では、かなり大きく揺れるのが怖かったですが。。