2008/10/29 ■ ポメラを「つなぐ」(ポメラのデータを携帯電話で送る)(2) Xでつぶやくこのエントリーをブックマークに追加このエントリーを含むはてなブックマーク

前回実験した、「ポメラのフォルダに書き込んだテキストファイルをauの携帯電話でそのまま送信する」手順ですが、未来検索ガジェット通信さんのご協力で、「実機ポメラでもちゃんと動作する」ことがわかりましたー。
というわけでとりあえずツールを公開。そう、コメントでも既にバレバレでしたが(笑)「MobileHackerzで一番古いコンテンツ」こと「CE-VR1 & eggy 共用カードを作ってお手軽シリコンビデオ」と全く同じアプローチです。細かい原理やツールの使い方は該当のページをごらんください。

microSD対応のau携帯電話は「\PRIVATE\AU_INOUT」にテキストファイル(.txt拡張子のファイル)を置けばテキストとしてインポートし携帯電話上で添付なり編集なりの取扱ができるのですが(そのため今回発表のツールでは\POMERAと\PRIVATE\AU_INOUTを繋ぎましたが)、他社携帯ではどういう扱いなのか実はよくわかりませんでした。なので「このフォルダに繋いでほしい!」というリクエストなどありましたらぜひ教えてください。
(当面はau版のツールで連携用microSDを構築したあと、フォルダ名をリネームしたりとかでも運用できるとは思いますが)


あーとーはーはーやーくー手元に実機がこないっかなー!

MobileHackerz/pomeraMobile - デジタルメモ「ポメラ」を携帯電話と連携する

2008/10/27 ■ ポメラを「つなぐ」 Xでつぶやくこのエントリーをブックマークに追加このエントリーを含むはてなブックマーク

ITmedia:ポメラで書くポメラ日記 5日目より

「あーあー、ポメラで打ったテキストが、私のEXILIMケータイに移せたらいいのに……」。旅先のベッドの中で、携帯片手にウトウトしながら、そんなことを思っていたのでした。

 せっかくmicroSDなら携帯に差して使おうかと思っても、それも無理。ポメラはSDカードの中に「POMERA」というディレクトリを作り、そこにテキストファイルをずらりと並べる形でファイル管理するので、携帯からPOMERAフォルダを参照することができないのです。NTTドコモのP905i、auのW53CA、ソフトバンクの922SHで試しましたがダメでした。Windows Mobile端末などのスマートフォンなら読み出せるかもしれませんが……※。
※POMERAフォルダを読める携帯があったら、ぜひ編集部までご一報ください!
私もEXILIMケータイ(W53CA)を現在使ってますが、ポメラでテキストを書く→microSDã‚’W53CAに差す→W53CAでテキストを送信、という手順はちょっとしたHackでおそらく可能です。その手段についてはすでにひとつ思いついています。(※ちゃんと技術的根拠のある話です)
他のキャリアの携帯は使ったことがないので可能かどうかのイメージがわきませんが、少なくともauで、かつ、microSD対応機であれば全機種可能だと思います。(ただ、携帯にファイルを移してしまうとそのファイルはポメラから編集できなくなってしまうので、事前にポメラ側でファイルを複製しておく必要がありますが)※これは勘違い。ちゃんと携帯からポメラへも戻せます。
実機が手元に来たら自分で試してから手順を公開しようかなとは思いますが、これは編集部に連絡したほうがいいのだろうか? ^^;

# 私が過去にやったことの応用でしかないので、これでピンとくる人はピンとくるかも。


追記:
言いっぱなしだと信用されなさそうなので、一応PCで実験してみました。
POMERAフォルダ(でいいんですよね?)にテキストを書いて、それをW53CAから読み出してみます。



誓って言いますがファイルをPCで移動したりはしていません。ただPCではテキストを書いて、microSD差し替えただけです。(あとは携帯上でちょびっと操作はしますけど)
PC上でうまく行ってるのでたぶんポメラ本体でテキスト保存しても同様にうまく行くとは思うんですが、詳細は実機で実験してから公開しますね。

■ UP検定(UP300/UP300x) Xでつぶやくこのエントリーをブックマークに追加このエントリーを含むはてなブックマーク

あなたのUP理解度をテスト!UP検定始まりました
※blog記事書きあげてから見直したらまた公開止まってました ^^; (16:54現在)
※再度公開されて、未完成だった部分も直ったみたいです ^^; (17:35)

「10月27日開始予定」という表示のまま全然始まらないなー、なんて思いながら
いまかいまかと待ち受けてましたが



まぁ当然ですな!(笑)
関係者を除いた一般消費者の中で、日本一「メディアポート UP (UP300/UP300x)」について前のめり姿勢である自信がありますよ!…っていうか私以外にそんな人いない自信もありますが!

しかし、予約受付開始の時も、実は開始時間直後(当日午前10時ころ)は販売サイトが一部未完成感漂っているところがあったりしたんですが(カートに商品入れたりするごとにわけわからないHTTPのBASIC認証求められたりした)、今回の「UP検定」公開直後もなんというかその…応募フォームに「日付どうする」とか「キーコード(ä»®)」とか微妙な残尿感が残ってたりします…。「合言葉は暗号化され、そのままでは読めない状態になっています」という注意書きがあるにもかかわらずそのまま読める表示だったり。
…がんばれ担当者!(^^;

あ、あと、FirefoxとChromeではうまく動きませんでした。(ウインドウのポップアップがブロックされる?)
検定開始押してもうんともすんとも言わないぞー、って人はIEで試してみるといいかも。
(※なおりました)



それと、

デジタルコンテンツEXPOへ行ってきました!
目的はもちろんオリンパスのモバイルEyeTrek

これを自分で装着体験できる機会なんてなかなかないのでもうドキドキですよ。時間ない合間にあわてて行ったのでちょっと汗臭かったりしたけど(><)ともかく初めてコレの視覚を経験してまいりました。
  • ともかく小さい!軽い!これなら街中でつけてても奇異の目ではたぶん見られない(個人的にはあんまり重要な要素ではないですが!(笑))
  • 表示サイズ(視野角)はUPよりもさらに小さく、現実世界にバルーンヘルプが出る感じというかイメージとしてはそういう方向性
  • 画面はシースルーで向こうが透けて見える。画質(解像度、色味など)その他も含めて、UPのような「映像を楽しむ」というものではなく、あくまでも情報・インフォメーションをさりげなく提示するデバイス。
  • それぞれのHMDの性格をたとえていいかえれば…
     EyeTrek・グラストロン:大型のテレビやプロジェクター
     メディアポートUP:携帯電話のメイン画面
     モバイルEyeTrek:携帯電話のサブ画面
    …という感じ?それぞれ性格が違うので優劣で語れるものではない印象
  • 係の方いわく「製品化を目指して開発中」とのこと。ぜひおねがいします!できれば一体型で!
デモンストレーションで実演していたのはディスプレイ部からケーブルがのびてましたが、できれば商品化の際には、無線化・一体化して欲しいですねー。



と、そういえばPT1発売されたんですね。しまった(><)そろそろフルセグ野郎まとめないと…!
無理だろうなぁ

2008/10/23 ■ 現代版オアシスポケット(2) Xでつぶやくこのエントリーをブックマークに追加このエントリーを含むはてなブックマーク


い…いかん…
これはぐっと我慢して買うつもりは無かったのに…!


「コンセプトはツボ入ったけど、2.7万はさすがにちょっと…」

ビックでもこんなもんだし…



と思っていたのですが(><)
これ見たら一瞬気絶して気がついたら上の画面が…!!(><)


持ち歩くガジェットが増えすぎてちょっと最近アレなので(あとでじっくりblogに書こうと思ってたんですが)、ガジェット整理大作戦を敢行しようと思ってた矢先にコレだよ…。また荷物増やしてどうすんだ俺(><)

2008/10/22 ■ ニコン UP300/UP300x ブロガーミーティング Xでつぶやくこのエントリーをブックマークに追加このエントリーを含むはてなブックマーク


メディアポート「UP 300x/300」ブロガーミーティングというものにお邪魔してまいりました。

ぶっちゃけて言いますと機械そのものは発表翌日に力いっぱいいじり倒し済な上、それこそ期待のあまり舐めるように全報道をチェックしていたりするので、プレゼンや装着体験タイムそのものにはあんまり新味は無かったというかいいから早く売ってくれというか(笑)

しかし10台もの試作機がずらりと並んで、みんなでいじくり倒している様子はさすがに圧巻。もともと私はHMD慣れしているほうではありますが、ひとつところにこれだけの人数がHMDを装着してうろうろしている様子というのはそれでも凄い光景です。なんというか、「HMDがあることがあたりまえ」のような錯覚に陥ります(いや、錯覚ではなく本当にそうなってくれると世の中すごく楽しくなるんですけどね)。


会場ではいろいろな方とお話をさせていただきましたが、やっぱり前のめりで欲しい欲しい買う買う言ってるのは私ぐらいだったかなぁ…。一方、担当の加藤氏、そして開発を実際に担当されている方(しまった!名刺交換忘れた!><)、マーケティングを担当されている方などとじっくりとお話もさせていただきましたが、私のこの製品に対する理解(根底に流れるコンセプトの把握)は間違ってなかったんだな、ということもあらためて確認させていただきました。

既存のHMD(グラストロンとかEyeTrekとか)は「動画を鑑賞するためのガジェット」。
UPはそうではなく、「動画を消費するためのガジェット」。
このあたりの概念はもう私も長年追ってきたテーマなので、実に熱く(「暑く」だな…)語ってしまいました。いやーすみませんオタクっぽくて。。。。

あ、そうそう。新味は無いとか言い放っておきながらなんですが、自分の過去運用マシン(HMD)と並べての記念写真とか、実際にUP装着してうろうろ歩いてみるとかは(UPLABではできない芸当なので)しっかり堪能させていただきました(笑)やっぱいいですよこれ。本当によく考えられている、というか、細かいところまできっちり使い勝手が追い込まれている感があります。(それも「HMD慣れ」してるからこそ見えてくる、ってあたりが実にもどかしくてたまらんのですが)

最後に、ちょっと突っ込んで聞いてみたりした話とか。
  • USB給電時に「バッテリーが減ってしまう」というのは、USB給電能力(500mA)を消費電力が超えてしまうことがあるための処置。動画再生とかの消費電力食いまくることをしなければ(UP全体の消費電流が500mA/5Vを超えなければ)基本的にバッテリーを消費することはない。
  • なので、USBつなぎっぱなし、電源入れっぱなしで寝ている間にsyncするような使い方なら翌日そのまま持って出られる(バッテリーを無駄に減らしてしまうことは無い)
実運用を想定するとここが一番ボトルネックだったのでちょっと安心。

2008/10/21 ■ 現代版オアシスポケット Xでつぶやくこのエントリーをブックマークに追加このエントリーを含むはてなブックマーク

キングジム、キーボードを搭載したテキスト入力専用ツール
~ATOK搭載、単四2本で20時間駆動
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2008/1021/kingjim.htm

2秒で起動し、いつでもどこでもメモがとれる 新概念のデジタル入力ツール
デジタルメモ「ポメラ」 DM10 発売
http://www.kingjim.co.jp/news/0810/n-pomera.html

一言で「現代版オアポケ」って感じ。びみょーうに私のツボ突いてるんですが…なんというか、この割り切り感というか道具感というか…。電池で動いて白黒液晶で…イイ!(笑)

でももうひと押し何かないとちょっと買えないかなー。DOSが動くとか100LX/200LXのPIMみたいなのが載ってるとか(笑)
まぁ、そういう「ひと押し」をあえて排除した割り切りこそが重要なのだとは思いますけどね。
(にしてもテキストのサイズが16KB制限とか、もうちょっとなんとかしたほうがって気はしますが)


ちょっとほっぽらかしていた(ごめんなさい!)コメントの返事をいくつか。

>実況スレッド勢いブラウザについて
実況スレッド勢いブラウザは、まだ
公開されていないのでしょうか。
当初の記事からリンクされているページがそのものです。(Webアプリケーションとしての公開をしています)このグラフを構築するために結構な頻度で2chへのアクセス(トラフィック)を発生させてしまうので、グラフを作る部分についてはいまのところ公開する予定はありません。
上記ページから各自、ご自分のワンセグ野郎再生ページへ飛ぶようにしていただければと思います。(右上のhttp~に自分の環境のURLを入れてあげればクッキーでそう設定されます)
グラフの並びやチャンネル番号などをカスタマイズしたい場合は、該当のHTML(livegraph.html)をローカルに保存して書き換えればいいようにできています。内部の動作はグラフの画像データを除いてほぼJavascriptで単体で独立して動作していますので、HTMLを適当に書き換えていただくだけでカスタマイズ可能です。

動画に実況スレのコメントをオバレイ出来たらニコニコみたいでたのしそうだなー。
ずっとやりたいとは思ってるんですけどねー、Flashは全く経験がないのでどーにもこーにも…。
この手のオーサリングツールはMacromedia(古!)のDirectorが4とか5とか言ってた時代にどっぷりやったっきりなので、今の時代にはまっったくついていけていません(笑)

HDUS で24時間ワンセグ野郎とかできると良いのですが。
HDUSもすでに時代は終了している気はしますが(最近の動向はまったく把握してないですけど)
フルセグの全時間録画は、「フルセグのストリームは何日分残すのか」と「ワンセグのストリームは何日分残すのか」を個別に設定できるように作ってみています。つまり、過去1~2日分ならきれいな状態で遡れる+それ以上前でもワンセグだけは残っている、みたいな。
フルセグの記録を0日にすればワンセグだけ記録するということももちろんできます。

先のことを考えるとドライバをBonDriverにあわせたほうがいいかなとか、全チャンネル同録するとさすがになかなか安定しないとか、HDDも含めて使うリソースでかすぎてやっぱワンセグでいいんじゃないかと弱気になったりとか、ワンセグが便利になりすぎてモチベーション続かないとか ^^; 現状はそんな感じで。

ほかにもコメントは返事してませんが無視しているわけではなく読んでます!
いやほんと、私と個人的につきあいがある人ならたぶんよく知ってると思いますが、すごい筆不精なんですごめんなさい。

2008/10/15 ■ もちろん予約完了!(UP300x) Xでつぶやくこのエントリーをブックマークに追加このエントリーを含むはてなブックマーク


WRISTOMOの時は初回出荷分の予約争奪戦は熾烈を極めましたが、いろんなサイトの反応を見ている限りでは今回は相当楽そう…というか、気合入れて予約するぞ予約するぞすぐ予約するぞとか言ってるの私だけっぽいですな(笑)
案の定あっさり予約完了。いやー、自分の気合のから回りっぷりが自分で楽しくなってきました!やっぱり人生何事も前のめりでいかないと!

モーションセンサは要らないし、外部AV入力もたぶんほとんど使わない(ちょっとためしにゲーム繋いでみるくらいのことはしたいけど、運用では使わない)。なのでUP300でおそらく問題ないといえばないんですが…結局レビューすることも考えてUP300xにしました。メモリは8GB欲しかったしご祝儀というかそんな感じで。(外部メモリスロットついてればなー…)

前にも書きましたが、「単眼HMD・ヘッドホン一体型のメディアプレイヤー」という商品は、私がずっと欲しいと思っていた商品形態でした。あればすごい便利なのに、でもどこも作らないだろうな、と。
そして「これが欲しいと願ってるのって俺くらいだろうなー」とはたしかに思ってはいたものの、それにしても周囲の反応が薄い、薄すぎるw。いやほんと反応薄いのは記事書いてて予測はしていたんですが!ï½—

で、いろんなblogとかを拝見していてようやく周囲の反応が薄い(自分との温度差)の原因みたいなものがちょっとわかってきました。
「移動中"ながら視聴"マシン」という利用形態は楽しいんだけどなかなかイメージしにくいだろうなあ、とか、毎日の運用を考えると一体型の便利さは地味に効いてくるけどそれも運用したことないとわかりにくいだろうなあ、とか、発表見た直後はそんなことを考えていたのですが

もっと根本的なところで

そういや、一般的には

UP300/UP300xつけて外出するのって「恥ずかしい」ものなんですね(><)


あたりまえのように普段使う気満々だった私には、そういう感覚がもう残ってませんでした(笑)
いやー、いかんいかん。注意してバランス感覚取り戻さないと…。 でも使うけどねw。

2008/10/08 ■ ニコン HMD メディアポート ユー・ピー UP300x / UP300 (2) Xでつぶやくこのエントリーをブックマークに追加このエントリーを含むはてなブックマーク


というわけで(?)会社午前半休取って、アサイチでメディアポートUP300x/UP300を体験するべく表参道ヒルズにやってきました。
何の根拠もなく朝10時ぴったりを狙ってきてみたら、開店午前11時…orz

…しかたないので横のマクドナルドで時間をひとしきりつぶしてから出直し、たっぷり見て触って質問しまくってきました!

  • モニタの印象は「カメラのファインダー(EVF)を見ているような感じ」。解像度は思ったよりしっかり出ていて、細部までクリアに見える。文字もくっきりはっきり。ただし視野角にはけっこうシビアで装着時角度の微調整はする必要がある。(既存のHMDと同程度かちょっと良い印象)
  • 片眼使用ということそのものについては、私は最初っから慣れてるので参考になりませんが(笑)おそらく普通の人が想像するより楽です。もちろんある程度の慣れは要りますが。
  • ただ、ファインダー風のごついモニタ部が、(モニタから視線をはずした時に)ちょっと邪魔だなという印象は持ちました。
  • 色のりはそんなに悪くないけど、黒レベルは厳しい。暗部コントラストはあまり出てない。(輝度高め設定だったからかも)
  • 眼鏡使用時も眼鏡不使用時もまったく問題なく利用可能。でもレンズ小さい眼鏡だと当然モニタ位置に制約はできる(真正面じゃないと眼鏡フレームの外になっちゃう)
  • 耳元コントローラでの操作は最初とまどうが、慣れるとスムース。十字キー+ジョグダイヤル。十字キー半押しで該当ボタンの画面内表示が変わるギミックが用意されているので、手探り操作も楽。
    ただ耳元で操作することそのものがちょっと手が疲れるといえば疲れるので、頻繁になんらかの操作をするなら(Web閲覧とか)リモコンはあるとうれしいかも。動画視聴中心なら要らないと思う。
  • UIはがんばっている。サクサクというほどではないがストレスは感じない。
  • モーションコントロール(頭を振って操作)は、できないことはない+ギミックとしては面白いけど、実用性は…?耳元操作がかなり楽なので、すでにいまから要らない子風
  • ヘッドホンの装着感はけっこう良い。ちょっと前の赤外線ワイヤレスヘッドホンの感覚に近い。
  • コンパニオンのおねーさんが装着している写真を見てかなりゴツい印象を受けたけど、私がつけた分にはそれほどでもない。(頭でかいから…)サイズ感も「赤外線ワイヤレスヘッドホン」を想像すると近い。
  • 音質は私の耳(通称糞耳)ではまったく問題ない、というか良い。ただワイパーボタン(片眼視聴に慣れると完全に不要)を押すとプツっとノイズ入ったりするので、ソフトウェア面では要改善かも。
  • PCへのUSB接続ではマスストレージとして扱える。専用ソフトでのファイルマネージメントもできるが、フォルダにファイル突っ込むだけでもOK
  • ç„¡ç·šLANはアドホックモードでは使えない(=WMWiFiRouter不可、要PHS300
  • 接続端子は独自形状一箇所。この端子でUSB、AV入力(UP300xのみ)を兼用。
  • 独自接続端子用のUSBケーブルは同梱しているが別売もする。
  • USB接続時はUSBから給電するが電池に充電はしない。UP本体への給電はほぼUSBからまかなえるが、つなぎっ放し、電源入れっぱなしだと逆に電池が若干減るみたい
  • 電池はアルカリ電池も使える(設定メニューから選択できる)が、動画再生で1時間もつかどうか
  • 音楽ファイル、動画ファイルの対応形式は発表されているもののみ。専用ソフトでも対応形式への変換はしないのでAVIなど突っ込みたい場合は事前に別のソフトで変換してほしいとのこと
  • Webブラウザのデモ(ç„¡ç·šLANアクセスポイントを使ったデモ)は今月中旬から。今回は試せず。
  • 本体だけでPodcastにも対応しているので、毎日の通勤中ニュースチェックとかはこのへん工夫すればうまくできそう
  • PC内ファイルのストリーミング再生(WiFiワイヤレスヘッドホンみたいな使い方)は、UP専用ソフトを使って可能とのこと。










現物を見た感想としては昨日とかわらず、「極上の通勤娯楽マシン」ではあるが「一般消費者に良さをわかってもらうのはかなり難しい」(笑)
「だらだらとテレビつけて視界の片隅に入れながら別のことをする」という「ながら環境」が自宅外でもできる、しかもケーブルとかの取り回しを気にせずに、という利用シーンをいかにうまく理解してもらうかが肝ですかねぇ…。

「動画の消費」(じっくり見るわけじゃなくなんとなく見る)という概念と、既存のHMD・プレイヤーとは明確に違う取り回しの楽さ(ケーブルつないで複数個の機器持ち歩くなんてありえない!)、「普段使うからこその『ちょっとした楽』の価値の大きさ」(ちょっとでも面倒だとすぐ飽きる)という要素が、コレの意義を理解するためのポイントだと思います。はい。

これらは私自身も以前からとても重要だと思っていたのですが(過去の記事でも時々言及しています)、どうもパンフレットもらって読んでみると、ニコンの中の人もまったく同じ思想のようですね。そりゃツボにハマるわけだ(笑)

2008/10/07 ■ ニコン HMD メディアポート ユー・ピー UP300x / UP300 Xでつぶやくこのエントリーをブックマークに追加このエントリーを含むはてなブックマーク



きーーーーーーたーーーーーーーーーー!

こんなニュースを見てしまったら仕事中だろうがなんだろうが更新せずにはいられない! 俺が更新しなかったら誰がする状態!

6年以上前(後述しますがさらに言えば7年前)から「動画を携帯する」ということをひたすらやりつづけ、ウェアラブルもいろいろやり倒し、片眼HMDだって買いまくった(書いてないけどこれも当時買ってます…)私が「ああ、こうだったらいいのに!」と何年も思っていた最終形にかなりちかいのですよコレは!(もうちょっとコンパクトでかっこよかったらなおよかったけど(笑))

これが一般受けしないことはもう重々承知の上で、この商品企画した人マジわかってるね!と言いたい!いやもう、エクスクラメーションマークつけまくりですよ。それほど大興奮。


せっかくなので記念(?)に、MobileHackerz以前の私の「携帯動画」実験時の写真を蔵出しです。
タイムスタンプ見ると2001å¹´7年前ですね。





この頃はまだシリコンメディアベースの動画プレイヤーはまともな製品が存在しなかったので、ポータブルDVDベースでのシステムでした。で、HMDは超高価なMicroOptical社のビデオグラス(借り物。後日違うモデルを自腹で買いました←2004/12/05)を使用。
はたから見たらちょっと変な人ですがw 当時は本当にこれ装着して地下鉄乗ってました(笑)

で、これがまた非常に、びっくりするくらい快適だったんですね。この「快適じゃん!」という経験が、その後の「携帯動画への執念」に繋がっていくわけですが。
  • 片眼HMDだと目が疲れない?
    →「利き目」で見るので意外と違和感ありません。むしろ移動中とか視界を遮らないのでこのほうがいいのです。
  • なんでこんな大仰なシステムを…
    →満員電車でもつり革につかまって手ぶらで使えるのがいいんですよマジで。目線まで携帯持ち上げたまま2時間とか手つかれちゃいますよね。
  • これでキーボード持ってインターネットでえーとえーと…
    →やってみるとわかりますが、この(片眼)ディスプレイ、動画を眺めるのには最高ですが文字読むのは結構きついです。動画再生に徹すると極楽環境なんですけどねー
一方、2001年当時のこのシステムでの欠点は
  • ケーブルが邪魔(ヘッドホン、モニタ、各制御ユニットとケーブルが体中を這い回って邪魔きわまりない)
  • 使わない時に収納したりするのも面倒極まりない
  • 充電が面倒(いくつものユニットにわかれてるので充電管理が面倒)
  • DVD用意するのが面倒(録画から簡単に持ち出したい)
こんな感じでした。

…そう、この「欠点」を解消するには「『ヘッドホン・片眼HMD・制御ユニット・バッテリーが一体になったシリコンメディア動画プレイヤー』を作ればいい」ということなんですよ。当時本気でそう思ってました(笑)

でもまぁそう思うと同時に「この便利さ・快適さは、やってみれば理解はしてもらえるとは思うけど絶対一般受けしない」こともよーくよーくわかっていたので、「待ってたところで市販なんか絶対されないだろうなー」とも確信していたんですよ(笑)



…というわけで、冒頭の大興奮状態に戻るわけですw

いやー、ニコンの人、わかってますね!

MobileHackerzは、全力でメディアポート「UP300x」「UP300」を応援します!

まずは予約開始日に有給休暇取らなきゃね!(気合い入れすぎ)




世界初、Wi-Fi通信機能、動画再生、大容量メモリー搭載のヘッドホン型
映像再生機器メディア ポート「UP300x」、「UP300」の発売について
http://www.nikon.co.jp/main/jpn/whatsnew/2008/1007_up_01.htm

MEDIA PORT UP by Nikon
http://www.upxup.jp/

UP STORE
http://www.upstore.jp/


MediaPort - ニコン HMD メディアポート ユー・ピー UP300x / UP300 まとめ
http://mobilehackerz.jp/contents/Review/MediaPort